麦イカと大根の煮物 by ここ左衛門
最後にイカをさっと煮 柔らかい
2020年04月23日 19:46

麦イカってどんなイカか知ってる?初夏から狙えるそのイカは水揚げ量1位!料理も抜群においしいその正体は?
初夏になると決まって新聞や雑誌の釣り速報の欄に「麦イカ」の文字がおどるようになりますね。
この時期に釣りをよく知らない人から「麦イカって、どんなイカですか」とよく聞かれることがあります。
これは無理もないです。
関東ならいざ知らず、関西の市場で麦イカと書いて売られていることはまずないんです。
そんな麦イカとはどんなイカなのでしょうか?

麦イカとはスルメイカの子供の呼び名なんです。
最近は麦畑もずいぶん少なくなりましたが初夏になって麦を刈り取るシーズン、つまり麦秋の季節になると決まって釣れ出すので、麦イカの呼び名が生まれたといわれています。
麦イカの親に当たるスルメイカは、日本近海に生息するイカの中では、最も水揚げの多い種類で、かつては年間70万トンも取れた時代があったそうです。
しかし、最近はかなり漁獲量が少なくなり3万トン程度の水揚げで推移しているそうですよ。
世界の中で日本人ほどイカ好きはいないそうです。
そして、これだけ大量に消費し続けると、いつかは資源が枯渇してイカが食べられなくなるかもしれません。
スルメイカは、日本の全域に回遊してくるため、各地におもしろい呼び名があります。
山口県の下関ではオニイカ、徳島県の阿南市ではカンセキ、島根県ではサルイカ、九州ではトンキュウ、三重県ではチンチロ、北海道ではマイカと呼ばれ、日本全国に分布しているように思われがちですが、生まれは九州の南部や西部に限られます。
九州南部で生まれたものは黒潮に乗って北上し、西部で生まれた群れは対馬暖流に乗って北上し、どちらの群れも北海道まで達するのです。
こうして北海道まで北上したスルメイカは、秋から冬にかけて、産卵のために再び九州に戻ってきます。
南北に細長い日本列島を南から北の端まで、ほぼ一年かけて往復し、産卵を終えると死を迎える一年生のイカなのです。
親になると身が硬くなるのでスルメなどに加工されるのですが、麦イカの身はやわらかくて美味しいので、イカめしや煮付けにすると最高ですね。
また若狭地方の郷土料理、鉄砲焼きは麦イカの胴に肝や脚などを詰めて焼き上げたものですが、酒との相性がよすぎて、ついつい飲み過ぎてしまうほどです。
ぜひ、麦イカ釣りとその料理を楽しんでみてくださいね!
最後にイカをさっと煮 柔らかい
食べ頃サイズのムギイカ(スルメイカの子供)を使った森駅名物のいかめし!身が柔らかく旨い!