ショアジギングで3kg級カンパチ 小刻みなアクションにヒット【錦江湾】
2020年05月03日 16:30
抜粋
インターネットの釣り情報で「湾奥でサバやアジが船釣りで釣れている」という情報を確認して、4月上旬に錦江湾奥に位置する地磯の若尊鼻(霧島市国分)に、ショアジギングで釣行したので報告しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)


錦江湾でショアジギング
春の到来を告げる魚は、全国的にはメバルであったりサワラであったりするが、メバルが生息していない私のホームグラウンドの錦江湾(鹿児島湾)では、船釣りのサバであったりアジであったりとすると思う。
この時期の錦江湾には、越冬から産卵に向かうサバやアジが大挙して接岸してくる。このサバやアジを狙って、カンパチやブリ、ヒラマサなどの青物魚がショアジギングでヒットする。それも、オフショアと変わらない3~10kgの青物魚が、近くの防波堤や地磯でヒットするのだ。
若尊鼻の状況
夜明け前に自宅を出て、国道10号線、220号線を北上し、一路、若尊鼻を目指した。国分ICを過ぎ、脇元バス停を過ぎてから右折すると若尊鼻が見えてくる。
平日ということで、釣り人も地元の人ばかりで、遠投でマダイ、サバ、アジを狙っていた。この地元の人に話を聞くと「ハリに掛かったサバやアジを食ってくるのはブリやカンパチだと思うけど、仕掛けを切っていくよ」と話してくれた。さらに、「ルアーなら釣れるかもよ?」と、うれしいアドバイスをいただき、若尊鼻の先端を目指し、地磯、ゴロタ場を歩いて行った。
若尊鼻釣り場略図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)幸いにも潮通しの良い先端に釣座を構えることができたので、早速タックルを準備していると、なんと目の前でナブラが立った。「ブリか、カンパチか」と焦る気持ちを抑えて、タックルを準備した。
先端部は比較的足場が高くないので、持ってきたロッドの中からショアジギング用の9ftをセレクトして、リールはロッドにマッチしたスピニングリール4000番をセットした。
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)地磯、ゴロタ場からのキャストとなるので、足元はスパイクの付いた磯ブーツを履き、ライフジャケットを着用し、もしもの転倒の際、頭部を守ってくれる帽子や手袋も着用した。
青物の気配濃厚
目の前のナブラのあった場所にキャストし、メタルジグの着水と同時にサーフェイスを全速力で走らせた。これを数回繰り返すと息が上がり、ここで休憩を取ることにした。
エサ釣りの人を見ると、サオが大きく曲がり、アジやサバが釣れている。「群れは接岸している。必ず回遊してくる」と思い、そのチャンスを逃がさないように広範囲を凝視した。少しでも海面に変化があれば、そこを直撃するように、キャストを繰り返した。ここで両腕に疲労感がたまり、再び休憩を取ることにした。
休憩後、今までセットしていた黒銀・60gのメタルジグを赤金・100gにチェンジした。今度はフルキャストして、ボトムまでメタルジグをフォールさせて、着底を確認後にラインスラックを取り、ノーアクションでメタルジグをボトムから一気に巻き上げた。途中で2回バイトがあり、青物の気配を感じた。
待望のカンパチ3㎏級をゲット
次に、同じように着底したらロッドティップを小刻みに動かし、メタルジグにアクションを加え、直線的なアクションに変化を加えてボトムから足元までアクションさせると、その数投目、待望のヒットがあった。
ロッドを一気にバットまで曲げて、ドラグは悲鳴を上げて逆回転し、ラインを出している。ゴロタ場に注意して波打ちギワまで移動し、臨戦態勢へと突入した。
私のファイトを見ていたエサ釣りの人が、タモを持って私のところに駆け寄ってきた。途中でなかなか浮いてこず、ボトムに引き込まれるパワフルなファイトで、カンパチだと判断できた。
十数分のファイトで海面に浮いてきた魚を見て、予想通りカンパチだと確認できた。海面に浮いてくると、すんなりと足元まで寄せることができたので、一発でタモ入れができた。
次の瞬間、足元の岩場に横たわるカンパチの姿があった。3kgほどの小型だったが、この1尾に満足して納竿とした。
今後の展望
地元の人に話を聞くと「これから型が良くなり、10kgクラスも釣れるよ。また、マダイが錦江湾に入ってくるので、大型のマダイもルアーで釣れるよ」と、地元の貴重な情報も得ることができた。
錦江湾は、近場の防波堤や沖波止などで10kgクラスの青物魚がヒットする、夢のようなフィールドだ。今回は錦江湾のショアジギングをエンジョイしてみたが、もちろんオフショアジギングでは幻の10kg以上や、マグロ類もヒットしてくる。
<週刊つりニュース西部版 APC・橋元力/TSURINEWS編>
霧島市・若尊鼻


















