バンタムロッドに新しい機種169M-FM/2が限定生産で登場!ファーストムービングスペシャル
2020年02月03日 09:09
抜粋
バンタムロッドに新しい機種169M-FM/2が限定生産で登場!ファーストムービングスペシャル
シマノから発売中のバスロッド・バンタムシリーズに、新しい機種169M-FM/2が限定生産で追加されます。
受注期間は、2020年の4月17日まで。
スペシャル感が満ち溢れているこのロッドの詳細について、ピックアップしてみましょう。
イヨケン推しなのが、ファーストムービングスペシャルという性能とぴったりリンクしていますよね。
バンタム169M-FM/2ってどんなロッドなの?基本スペックはこちら
バンタム169M-FM/2は、バス釣り専用に限定生産されるロッドです。
全長は6.9フィートですから、2.06メートル。
振り抜けやスイング軌道・スイングスペースを考慮すると、あまり長過ぎない取り回しの良いレングスを選んでいますよね。
キャスト数が増えていくファーストムービングルアーの釣りでは、こういった基本的な要素がユーザー評価を確定するベースとなります。
よく考えられた結果なのか、イヨケンさんが好んだレングスなのか、実際に使ってみたらすぐに分かるでしょう。
169M-FM/2のウエイトは130グラム
このロッドの自重は、130グラムです。
「えっ、ちょっと重くない?グラスコンポジットじゃないんでしょ?」
そういう印象を持たれるユーザーもいるでしょうが、この自重にベイトリールとラインのウエイトを載せて、3/8オンス前後のファーストムービングルアーをキャストするのですから、全く問題はないでしょう。
ロッド全体でスイングの前部分を、力強く押し込めるようなセッティングをイメージしてください。
バックスイングよりも、体の前でロッドを動かしやすい感覚でしょうか。
ロッドティップ径は2.1ミリ
169M-FM/2のロッドティップは、直径が2.1ミリもあります。
シマノのバスロッドは、1.6ミリ前後のものが多いことからすると、結構太めですよね。
スイング時に草などに当たっても、気にせず振り抜ける大胆さにつながりますし、それが低弾性カーボンで作られていてしっかり曲がるのですから、キャスタビリティがユーザーの想像を超えてくれるのは間違いないでしょう。
しかもワン&ハーフの2ピース構造で、ティップセクションをショートにしている点も、とても興味深い味付けだと感じます。
明らかに、ベリーセクションのフッキングパワーを重視した設計ですよね。
低弾性カーボンで作る意図
このバンタムロッドは、3/8オンス前後のちょっと軽めのファーストムービングルアーを操作するのに向いています。
実はこの辺りのルアーを使う頻度が、バス釣りでは圧倒的に多く、にも関わらず低弾性カーボンをベースにしたロッドは、ほとんどラインナップされていませんでした。
低弾性カーボンでロッドを作ると、カーボンシートの厚巻き構造をブランクのベースにすることができます。
トルクと安心感、つまりロッドの使用感が、自分の指先を取り替えたかのように変わりますよ。
薄くて高反発なロッドが、林のように釣具店店頭を賑やかしていますから、こういう選択肢はアングラーを確実に揺り動かしてくれるでしょう。
限定生産なので、期日までに発注することを忘れないようにしたいですね。
169M-FM/2は、シマノがリリースしているルアー群を、しっかりと操作できるロッドに仕上がっているはずです。
特にファーストムービングルアーのキャスト・リトリーブ・フッキングに対して、1つの明確な回答が具現化したアイテムだととらえるべきでしょう。
そういう試みをメーカーが前のめりになって我々ユーザーに提示してくれたことに、高揚感を覚える人が結構いるのではないでしょうか。