ヘラブナは自然種ではなく釣りのために品種改良された魚だった!?釣り人に人気なゲームフィッシュ・ヘラブナの秘密とは?

2020年05月07日 10:43

[FISHING JAPAN]

抜粋

ヘラブナは自然種ではなく釣りのために品種改良された魚だった!?釣り人に人気なゲームフィッシュ・ヘラブナの秘密とは?

ヘラブナは、今では日本全国の河川湖沼に分布していますが、もともとは琵琶湖だけに生息するゲンゴロウブナの変異種だった事は、皆さんご存知ですか?

体高がある魚は釣って面白いことから選択して飼育され、まさに釣りのためのゲームフィッシュとして誕生したのがヘラブナだったんです!

今回はそんなヘラブナの歴史をご紹介します!

本来は琵琶湖のみにいた固有種

ヘラブナは、ゲンゴロウブナの中にたまたま体高の高い変異種が出現したところから、変異種同士をかけ合わせて今のヘラブナができました。

こうして大阪で盛んに養殖され、釣り堀などでヘラブナ釣りが盛んになっていったのです。

さらに、ヘラブナ釣りが全国に普及し、各地に「ヘラブナ会」が結成されることで、河川や湖沼に放流されて全国に広まりました。

現在では、野池やダム湖などでは自然繁殖もしています。

今、最大で記録されているヘラブナは64cm

ヘラブナの特徴はギンブナなどフナの原種に比べ、体高があり横から見ると菱形の体型になっている事です。

成長が早く、生後3年で30cmほどに育ちます。

これまで、釣りの記録で最大は青森県姉沼で釣れた64cmで、地元では標本として保存されています。

昔から放流された場所では、40cmや50cmオーバーもおり、巨ベラ釣りとしても楽しまれています。

戦後に確立されたヘラブナ釣り

琵琶湖で体高のあるゲンゴロウブナが見つかったのは明治時代で、大正時代に養殖が始まりました。

昭和初期はヘラブナ釣りの技術が試行錯誤された時代がありました。

その頃は、リールを使ってエサを遠投したり、中通しオモリを使ってウキを使わない脈釣りもされました。

このようにして、現在の釣り方が固まってきたのは、戦後ぐらいと見られています。

まさにヘラブナは釣りのために生まれた魚で、その釣り方も人為的に確立されたゲームフィッシングです。

歴史も意外と新しく日本へら鮒釣研究会が発足したのは1950年のこと。

今では全国にヘラブナがいて、釣り方も確立されているので、初心者でも入門しやすい釣りですので是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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