ルアー釣りの楽しみ方!種類別ルアー解説とおすすめアイテムをピックアップ
2020年05月15日 07:02
抜粋

ルアー釣りの楽しみ方!種類別ルアー解説とおすすめアイテムをピックアップ
釣具屋さんに出向くと、驚くほどたくさんのルアーが売られています。
どれを使えばいいの?と困惑してしまう人は、結構多いでしょう。
ここでは、釣りに使うルアーについて、ちょっぴり深く解説してみます。
今後のルアー選びの参考に、してもらえれば幸いです。
そもそもルアーとは
そもそも釣りに使うルアーとは、何モノなのでしょう?
ルアーがニッポンに紹介されたとき、当時の翻訳者はこの奇妙な物体を、どう表現していいか悩んだはずです。
「ハリが付いているから釣りで使うんだろうけど、餌に全然似てないぞ。」
なんてアメリカのルアーデザイナーはセンスがないんだ!
日本の職人ならこんなふうには作らないぞ!と考えたかどうかは定かではありませんが、ルアーの和訳に“疑似餌”という言葉をあてはめてしまいました。
この表現が現在のアングラーに至るまで、強烈な拘束力を持ってしまう影響を残すことになったのです。

ルアーってナニモノ?
ルアーは疑似餌である!、つまり餌に似せたモノであると定義づけしたことになります。
当然使う側は、餌っぽい動きをさせようとしますし、日本でルアーを作る職人は、本物に似たルアーを目指すことになりました。
これがいけません。
ルアーの本質に、フタをしてしまう行為だからです。
ルアーと餌は別のモノ
もしルアーを餌に寄せて作るのなら、そんな面倒なことをせず、最初から餌を選択して釣りをおこなえば全て解決です。
わざわざ似たものを用意したところで、ニセモノであることには変わりありません。
本物が持つ溢れ出る生命感や色調・躍動には遠く及ばないのは、誰もが認めるところでしょう。
ルアーが餌を超えることはありません。
同じ土俵で戦うことは、全くの無意味ですし、迷いしか生じないのです。
ルアーは餌ではなく魚をやる気にさせる道具
そこで発想の転換です。
ルアーを餌には寄せず、他の目的に特化して作ってみたらどうでしょう?
例えば、水をしっかり押す・攪拌する・水飛沫を上げる目的で製作したら、魚はその行為そのものに振り向き、引き寄せられるのではないでしょうか?
「おや、この波はなんだ?この水飛沫はなんだ?他の魚が餌にありついたんじゃないだろうな!」
こういう感覚を魚に持たせることができたら、一気に引き寄せてバイトに結びつかせることができるはずです。
これこそ、フタをしていない無垢の本質、ルアーだからこそ実現可能な要素といえるでしょう。
餌をハリにつけて投げても、波は起きませんし水飛沫の飛び散りませんから。
ルアーは、魚をやる気にさせる道具です。
となれば、それを判断基準にして、釣具店でルアー選びをおこなえばいいということになります。

釣りで用いるおすすめルアーをピックアップ!
それでは、釣りに用いるルアーの中から、おすすめのものを取り上げてみましょう。
使うケースや投げ方・操り方に至るまで、実際に釣ってみたインプレを元にご紹介します。
釣れた魚も一緒に掲載しておくので、チャレンジしてみてください。

ノリーズ(Nories) ルアー ショットストーミーマグナムTDM 207H ホログラムフラッシングギル.
全長100ミリを超える、大きなクランクベイトです。
アクションの振り幅は小刻みですから、誘いの要素はバッチリ。
ボリュームが大きい分、発生させる波も大きくなるので、カバーの奥深くに潜んでいる魚にも、ルアーの存在が確実に伝わりますよ。
自重48グラムでベイトタックルを用意する必要があります。
太目のラインを巻いて、カバーにガシガシ当てながら、大波を起こしてみましょう。
水面まで浮き上がらせると、周囲の藻を一斉に揺らすほどの水押し効果が期待できますよ。
着水音が大きく、水柱が上がってしまうことがあるので、しっかりサミングして制動することを忘れないでください。

ヘドン ビッグバド Heddon BIG BUD 【2】 SMPB 約18g
アメリカンルアーの中でも、餌に寄せていない代表格として人気の高いのが、このルアーです。
めちゃめちゃ釣れます。
餌に似せず、水押しという機能を特化させたからでしょう。
釣具店にぶら下がっているのを見て、これじゃあ釣れないだろ!と感じる人は、疑似餌という言葉に縛られています。
とりあえず使ってみよう!と一歩踏み出す人は、ルアーの可能性を信じているでしょう。
ぜひチャレンジしてみてください。
投げ方は全然難しくなく、普通のベイトタックルでオーバーヘッドキャストでも、サイドハンドキャストでもかまいません。
着水して潜らせない程度のスロースピードで、等速巻きするのが効果的。
ギア比は、鯛ラバゲームのローギアベイトリールぐらいがちょうどいいですから、シマノのバンタムPGやカルカッタコンクエスト100をおすすめします。

ノリーズ(NORIES) スピナーベイト クリスタルS 1/2oz ゴールドシャッド(G/G) #702 9575
ブレードタイプが、タンデムウィローリーフのスピナーベイトです。
ブレードの回転が引き起こす水の動き、それから光の反射に、魚は引き寄せられますよ。
見た目、こんなフラダンスな生き物はいません。
つまり、餌には寄せていないルアーということになります。
このデザインにひるまない人なら、ルアーの本質に触れることができるでしょう。

マルキュー ノリーズ ボルケーノ グリッパー 3/8oz 701(パールブルーシャッド)
シリコン製のスカートを履いているところは、前述のスピナーベイトとよく似ていますが、餌とは全く似ていません。
金属製のプロップが回転して、水流・波動・干渉音を発生。
それが遠くにいるバスまで届き、引き寄せて食わせるところまで目の当たりにできますよ。
バズベイトは、キャストした後にロッドを立てて、水面まで浮上させてから泳がせます。
そうすることで水面の攪拌が、より大きくなりますから、魚の捕食スイッチもオンになりやすいのです。

JACKALL(ジャッカル) ルアー チョップカット ピンクヘッドボーン.
巨大なプロペラが頭部の先端に付いている、トップウォータールアーです。
このシステムが凄いのは、プロペラに段差を設けていること。
先に起こした波を、後ろのペラでカットすることで、複数の種類の波が同時に存在することになります。
まるで小魚の群れがギュッと集まっているような、ボイルのような状態を作り出せるわけです。
優秀なルアーほど、釣れる状況を作り出す能力があるということでしょう。

JACKALL(ジャッカル) ルアー メガポンパドール ヴィビッドボーン.
左右の両サイドに羽根が付いている、アトラクターの塊のようなルアーです。
キャストのときは折りたたんで空気抵抗を減らし、着水後は水を受けて大きく開くようになっています。
まるで水泳選手のクロールのような泳ぎっぷり、そして水面を豪快に攪拌していく姿。
釣れるのか?と一瞬疑ってしまいますが、実力はぜひ釣り場で体験してみてください。
メガポンパドールが最も大きいサイズ、この下に2種類サイズの異なるポンパドールがラインナップされています。

スミス ラッキー13 X2500原点回帰 BOXG
こちらは、ヘドンのラッキー13です。
誕生してから100年近く、プラスチック製にはなったものの、現行品として販売されている人気ルアーです。
小魚にもカエルにも、エビにも昆虫にも似せていません。
ただ頭部に口のような凹みがあるだけ。
あとは意味深なボリュームを携えていますよ。
ポッパーに見えるので、水飛沫をボコボコと飛ばそうとする人がいますが、そうするのも自由。
ルアーの使い方に、正解はありませんから。
ただし、このルアーを作った製作者サイドには、明確な狙いがあったはず。
「アングラーなら考えろ!」
まさにそれをしなければ、釣果には結びつかない究極のルアーといえるでしょう。
だからこそ、愛おしいのです。

スミス オリジナルザラスプークX9255原点回帰 S
ラインを結ぶアイが、アゴ下ではなく鼻先にシフトされた、ヘドンのザラスプークです。
シンプルなデザインは、小魚には見えずとも、小魚になり切る演出には耐えられるでしょう。
できる・できないでいえば、あらゆる生き物に化けられるフトコロの深さを持っているのが、ザラスプークではないでしょうか。
でも餌に寄せなくていいのであれば、自分なりの演出で魚を振り向かせる余地があるルアーだと考えてください。
ノーチンと呼ばれるザラゴッサや、ファーストザラ・セカンドザラ・バナナザラ・ソリザラ・ブタザラなど、ほぼ全てのタイプのザラを使ってきました。
どれも個性的で扱いやすく、釣りにくいと感じたものは何ひとつありません。
当然この最新型のザラスプーク原点回帰も、魚を呼び寄せる能力はじゅうぶん備わっています。
ザラの良さを知るには、いかに他のルアーに交換せず、使い込めるかということに尽きるでしょうか。
ルアーを使って釣りを満喫しよう!
釣りに使うおすすめのルアーをご紹介しましたが、いかがでしたか?
キャストして留め置くだけでも、魚は釣れます。
いかに魚に興味を持ってもらうか?
その演出に力を注げる道具のことを、ルアーと呼べるようになりたいですね。









