渓流ルアーフィッシングで『シラメ』手中 今期は好調【愛知・矢作川】

2020年05月17日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

4月2日、愛知県豊田市を流れる矢作川へ、銀毛化したアマゴである『シラメ』を狙って、渓流ルアーフィッシングに出かけた。1時間で5匹の本命と出会えた釣行をレポート。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤孝一)

渓流ルアーフィッシングで『シラメ』手中 今期は好調【愛知・矢作川】

矢作川でシラメ狙い

4月2日の夕方、胸までウェーダーを履いてポイントに向かう。無事に大岩に到着すると、川幅が広くてポイントを絞り込むのに苦労する。

今年の愛知県豊田市を流れる矢作川は少し変だ。ダムの水位の上昇が早すぎて、桜が満開になるシラメのベストシーズンには、人気の入渓ポイントは水没していた。今回はかなり遠投が必要だ。

狙うは、銀毛化したアマゴの『シラメ』。

タックルを準備して川の様子をうかがうと、所々でライズが出ている。これはシラメがいることを裏付けするものだ。素早くライズが出ている流れへ7gの激厚チヌークを入れてみると、数投目にロッドが絞り込まれた。

渓流ルアーフィッシングで『シラメ』手中 今期は好調【愛知・矢作川】狙って釣った嬉しい1匹(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤孝一)

遠くでハリに乗ったシラメを、数本の流れの筋をクリアして慎重に取り込む。

するとシラメなのかアマゴなのか、判断しづらい魚だ。それでも狙い通りに釣れた魚だからうれしい。

1時間で5匹のシラメをゲット

魚を川に戻し、次の魚を探す。やはり狙いはライズ。でも決してライズがないと釣れないこともなく、岩陰や流れの変化するポイントを丁寧に探っていけば、シラメは姿を見せてくれた。例年になく、今年はたくさんのシラメがいるようだ。

渓流ルアーフィッシングで『シラメ』手中 今期は好調【愛知・矢作川】遠投が必要な時はスピニングタックル(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤孝一)

対岸付近の流れでもライズが出るので、遠投して狙うとヒット。すぐに魚がハリに乗った。だが、今度はファイトの途中でバラシ。やはり流れを横切らせるファイトはバラシが多く、5匹ぐらいファイトの途中で逃げられた。結局この日は1時間ほどで、5匹のシラメを釣ることができた。

ミノーで中層を引いてキャッチ

後日、夕方に奥矢作湖の矢作川バックウオーターに出かけた時は、ダムが満水状態で前回の大岩へ行くこともできなかった。仕方なくさらに上流に入渓。ここは川幅が狭くなっているので、遠投の必要はない。普段使用しているベイトタックルを使うことにした。

最初はシラメがいるのか分からないまま開始したので、スプーンを使って表層、中層、底を狙ってみたが反応はなし。ここまでシラメがソ上していないと判断し移動しようと思ったが、ミノーで中層を狙ってみようとひらめいた。ルアーをスプーンから7cmのドクターミノーに変更し探ってみると、足元で魚が乗った。慌ててネットを取り出して収めると、きれいなシラメだった。このポイントではいいサイズだ。

その後もミノーに反応があったが、これは釣れず。夕暮れとともにシラメの姿もなくなってきたので、この日はここで終了とした。

<週刊つりニュース中部版 APC・伊藤孝一/TSURINEWS編>

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矢作川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年5月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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