【レビューあり】元釣具屋が「シーバスリール」の選び方を解説&おすすめ12機種を厳選

2020年05月18日 04:21

[TSURI HACK[釣りハック]]

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アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

シーバスに適したリールとは

シーバスリールの画像
シーバスフィッシングは都市部の河川や港湾から磯・サーフまで、幅広いエリアで手軽に楽しめ釣りです。

それゆえにフィールドとシーバスの食性に合わせて釣りをする必要があり、釣り方も変わるため、最適な道具を選ぶのは簡単ではありません。

本記事では、元釣具屋の筆者がシーバス用リールの選び方を解説し、厳選したおすすめリールをレビューとともに紹介します。

リール選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

シーバスリールの選び方1.番手(サイズ/糸巻き量)

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シーバス用リールは、釣行するフィールドによって最適なサイズが異なります。

エリアに合った適切なリールのサイズを確認しておきましょう。

2500〜3000番サイズは港湾部・湾奥エリア向け

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2500〜3000番サイズは軽量かつコンパクトで操作性が良く、港湾部や湾奥などの小〜中規模なフィールドに適しています。

4000番サイズにはパワーで劣りますが、これらのフィールドでは強い巻き取り力が要求されないため、軽量な2500・3000番サイズがおすすめです。

岸釣りの中では屈指の汎用性を誇り、エギングなどとも兼用できるので、迷ったら2500・3000番サイズを選ぶと良いでしょう。

4000番サイズは磯やサーフ・大型河川向け

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巻き取り力が高く、飛距離に長ける4000番サイズは規模の大きなフィールドにおすすめです。

強引なやりとりが想定される磯や流れの速い河川、広い範囲を探る必要がある大型河川やサーフなどに向いています。

2500・3000番よりもスプールの径が大きくてライン放出時の抵抗が少なくなるため、飛距離が伸びるのは大きなメリットです。

シーバスリールの選び方2. 重量と剛性

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スピニングリールは、軽さを重視したリールと剛性を重視したリールの2種類に分かれる傾向があります。

軽さと剛性のどちらを優先するかで悩む方も多いので、それぞれのメリットを確認しておきましょう。

軽いリールのメリット

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軽いリールのメリットは、持ち重りの少なさと感度の高さが挙げられます。

タックルを持った時に余計な力が入らないので、巻き取り時のルアーの動きや流れの変化などが判りやすくなります。また、ローターが軽い素材で作られているため、巻き出しが軽くて回転レスポンスが良いことが特徴です。

シンキングペンシルやワームなどの軽くて引き抵抗が小さいルアーや、ストップ&ゴーを繰り返す釣り方に向いています。

高剛性なリールのメリット

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剛性の高いリールは、強い負荷がかかった状態でも安定して巻くことができるので、大型ルアーの操作や大型魚とのやりとりにおいてアドバンテージがあります。

その多くが金属製のボディを採用しているので重たくはなりますが、たわみが少なくて巻き取り時の駆動ロスが少ないパワフルな使用感を感じられるはずです。

大規模なフィールドで釣りをする方や大型狙いの方は、剛性を重視してリールを選ぶと良いでしょう。

シーバスリールの選び方3. ギア比

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多くのリールには、ノーマルギア仕様とハイギア仕様(エクストラハイギアも含む)がラインナップされています。

釣り方によって適切なギア比は異なりますので、それぞれが得意とするシチュエーションを理解しておきましょう。

ノーマルギアはナイトゲーム向け

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光量の少ないナイトゲームではシーバスがルアーを見つけにくく、ゆっくり誘う釣りが中心となるのでノーマルギアが適しています。

ノーマルギアは巻き上げトルクが高く、少ない力で回転するので低速巻きに向いていて、繊細な釣りすることが可能です。

また、巻き上げトルクが高いので大型魚とのやりとりや重たいルアーの操作が楽なこともメリットです。

ハイギアはデイゲーム向け

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デイゲームでは、魚にルアーを見切られないように速めの速度でアプローチする釣りが中心となるため、ハイギアが有効です。

ミノーや鉄板バイブレーションなどを速巻きしてリアクションバイトを誘う釣りにマッチしており、巻き感度の高さもメリットです。

ルアーの回収が早いため、広いエリアや流れが強い河川、磯にも好相性。近年はハイギアが人気の傾向にあります。

シーバスリールの選び方4. レバーブレーキリール

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レバーブレーキリールを使う最大のメリットは、任意のタイミングでリールから糸を出せるため、魚の動きをコントロールできることです。

エラ洗い直前の助走のタイミングで糸を緩めることでジャンプを回避するといった、普通のスピニングリールではできないようなファイトができます。

扱いには多少の慣れが必要で、リールが重たくなるデメリットもありますが、使いこなせればシーバスのキャッチ率を大幅にあげられるでしょう。


おすすめのエントリーモデル(1万円前後)

1万円前後のリーズナブルなエントリーモデルを集めました。これからシーバスフィッシングを始められる方にぴったりのリールです。

レガリス LT3000D-C(ダイワ)

軽さと強度を兼ね備えたハイコストパフォーマンスなリールです。

滑らかに効き続けるATD(オートマチックドラグシステム)を採用している点がGOOD。急な突っ込みでのラインブレイクを防ぎつつ、じわじわと魚の体力を奪ってくれます。

ITEM
ダイワ レガリス LT3000D-C
自重:220g
ギア比:5.3
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻き量:1.5号-300m
巻き取り長さ:80cm
ベアリング数:5/1

このリールは初心者から手の届きやすく本当に使いやすいリールだと思います! まずは使ってみて欲しい! 軽さ、タフさ、巻き心地悪い点がほぼない!




ナスキー C3000HG(シマノ)

リーズナブルながら高い剛性と耐久性を誇るリールです。とくに防水性能が高く、海水の侵入を防止し、塩噛みによる回転不良を防ぎます。

精度と強度が高いギアのおかげで巻き心地も滑らかです。

ITEM
シマノ ナスキー C3000HG
自重 :250g
ギア比:6.2
最大ドラグ力:9kg
PE糸巻き量:1号-400m
巻取り長さ:91cm
ベアリング数:4/1

実売価格は1万円前後ながら、安いリールならではのガタつきなども無く、滑らかな巻き心地がGOOD!
コスパは最高だと思います!入門機としては、十分な性能をもっています。


フリームス LT3000(ダイワ)

ダイワ独自の防水機構「マグシールド」を採用した軽量・高強度なリールです。海水の侵入を防ぎ、長期間高い回転性能を維持します。

その他にも、ATDや滑らかで耐久性能が高いタフデジギアも採用されており、非常にバランスの取れたスペックです。

ITEM
ダイワ フリームス LT3000
自重:225g
ギア比:5.2
最大ドラグ力:12kg
巻き取り長さ:77cm
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:5/1

実際に使うと動きも滑らか。魚が掛かってもストレスなく巻ける。コンパクトでもタフでアジからイナダ、タイを釣っても安定感があって釣行の度に買ってよかったと実感してます。




レグザ LT3000-CXH(ダイワ)

フリームスが樹脂ボディなのに対し、レグザはアルミ製のボディが採用されています。少し重たくなりますが、剛性が高くてたわみの少ないボディは巻き取り時の安定感が抜群。

耐久性を重視する方や大型狙いの方、引き抵抗が大きなルアーを使う方におすすめです。

ITEM
ダイワ レグザ LT3000-XH
自重:260g
ギア比:6.2
巻取り長さ:93cm
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:5/1

HGモデルなので巻き始めは少し重く感じますが、慣れれば気になるものではないと思います。こちらのリールは素材にアルミを使用しているので剛性が効いており、実釣の際もガッチリとした感触で釣り上げる事が出来ました。




おすすめのミドルグレードモデル(2万円〜3万円以下)

2万円〜3万円のミドルグレードモデルを集めました。入門用リールの性能では物足りないという方におすすめです。

カルディア  LT3000-CXH(ダイワ)

ダイワ独自のザイオン(高密度カーボン素材)がボディに採用され、軽くて剛性の高いボディに仕上がっています。

ラインローラー部にもベアリングが追加されているのでドラグの滑り出しが良く、ラインへの負荷を軽減してくれます。加えて、ライントラブルが減るのも嬉しいポイントです。

ITEM
ダイワ カルディア LT3000-CXH
自重:195g
巻取り長さ:93cm
ギア比:6.2
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:6/1

普段からライトショアジギング等やシーバスゲーム等を行なっています。なんといっても軽い!ダイワのLTシリーズなだけに以前から使っていた6000円程のリールとは雲泥の差でした。




ストラディック C3000(シマノ)

ミドルグレードの中でも、スペックが際立って高いリールです。歯数が多いギアとアルミ製ボディのおかげで、上級機種並みの滑らかな回転性能を発揮します。

スプールはロングストローク形状にされており、ライン放出時の抵抗が少ないので飛距離も向上します。

ITEM
シマノ ストラディック C3000
自重:225g
ギア比:5.3
最大ドラグ力:9kg
巻き取り長さ:78cm
PE糸巻き量:2号-200m
ベアリング数:6/1

前作や同価格帯の他のリールと比べてもハンドルを回す気持ちよさは比べ物になりません。ハンドルが回り始めてからは勝手に回り続けてくれるような感覚がたまらず、ひと昔前のハイエンド機種はすでに超えていると感じます。




スイッチヒッターLBD(ダイワ)

マグシールドを搭載したレバーブレーキリールです。手頃な価格設定なのでレバーブレーキ入門におすすめ。

シーバス専用設計の短めのレバーを採用しているので、キャスティング時にトラブルが起こりにくくなっています。

ITEM
ダイワ スイッチヒッター LBD
自重:275g
ギア比:5.3
最大ドラグ力:6kg
巻き取り長さ:79cm
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:6/1

価格も手頃でなおかつ基本性能が高いところが特に気に入っています。
耐久性もマグシールドにより安心できるので、7、8万のフラッグシップLBDに手が届かない。LBDって使ってみたいけどよくわからない、などの人にはもってこいだと思います。


サステイン C3000HG(シマノ)

剛性の高いアルミボディに軽量なローターを搭載した、パワーとレスポンスを兼ね備えたリールです。

巻きが軽いので、ちょっとしたルアーの動きや潮の流れの変化を感じ取れます。ドラグ性能も抜群で、ランカーや青物がヒットしても安心です。

ITEM
シマノ サステイン C3000HG
自重:225g
ギア比:6.0
最大ドラグ力:9kg
PE糸巻き量:1号-400m
巻き取り長さ:88cm
ベアリング数:8/1

軽い巻心地、自重もしっくりくる重さ。
なんといってもデザインがかっこよすぎる。
リールて飽きがきたりしますがサステインはデザイン共に巻き心地がいいのですごく長く使えると思います。


おすすめのハイクラスモデル(3万円以上)

3万円以上のハイクラスモデルを集めました。シーバスを極めたいという方におすすめです。

ツインパワー 3000MHG(シマノ)

アルミボディに金属ローターを組み合わせた、高剛性・高耐久が魅力のリールです。

ローター部分のたわみが少いので、巻き上げ力に優れ、フッキング時のガタつきも無く、ドラグ性能も優れています。

さらに、金属ローターは慣性が強く働くため、滑らかに回り続けるような巻き心地を誇ります。

ITEM
シマノ ツインパワー 3000MHG
自重:230g
ギア比:5.8
最大ドラグ力:9kg
巻き取り長さ:86cm
PE糸巻き量:1.2号-150m
ベアリング数:9/1

巻き心地に優れ、使用感は非常に18ステラに近くなってます。本当にコスパ抜群です。
中途半端なリールを買うぐらいなら、これで間違いありません。
これ以上のリールは、今のところ、コアソリッドシリーズなら、18ステラしかないし、ステラを気にしないなら、まじでおすすめです。




セルテート LT3000-CXH(ダイワ)

アルミ製モノコックボディに軽量なザイオンローターを搭載した、剛性とレスポンスを両立したリールです。

ボディ内部が広く、大口径のギアがインストールされているので、巻き上げ力が抜群。

ボディ自体のたわみも少なく、多くのシーバスアングラーからパワーと耐久性を評価されています。

ITEM
ダイワ セルテート LT3000-CXH
自重:210g
ギア比:6.2
最大ドラグ力:10kg
巻き取り長さ:93cm
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:10/1

重量感:16セルテートよりも明らかに軽くてコンパクト
巻き心地:ヌルッとした巻き心地で軽快さがある
剛性感:負荷が掛かった時の強さは進化している!
飛距離:シマノのAR-Cスプールと比較しても劣る感じはなく、問題なし
ドラグ:ベアリングは入っていないが、初期状態では普通に使えて不便はない




ヴァンキッシュ 4000XG(シマノ)

全スピニングリールの中で最軽量を誇るモデルで、操作性は最高レベル。4000番でも1000番並みの重さなので、1日中釣りをした時の疲労感の違いには驚かされるはず。

また、ローターが超軽量なので回転が非常に軽く、巻き感度の高さもトップクラスです。軽さと感度を重視する方にはイチオシのリールです。

ITEM
シマノ ヴァンキッシュ 4000XG
自重:200g
ギア比:6.2
最大ドラグ力:11kg
巻き取り長さ:101cm
PE糸巻き量:2号-240m
ベアリンング数:11/1

今までのタックルだと、半日してればまず疲労困憊でしたが、フルキャストを繰り返しても一日中投げることができます。
そして、巻きです。巻きの軽さ、滑らかさ、まぁ史上最高クラスですね。リーリングから伝わる情報も様々です。
そして、何より自重が軽い。これが1番の特徴であり、ステータスだと思います。
軽いからといって、剛性を心配されがちですが、全く心配ないですね。




イグジスト LT3000-CH(ダイワ)

マグネシウム製モノコックボディを採用した、ダイワのフラッグシップリールです。初動が軽くてノイズを一切感じさせない巻き心地は、イグジストじゃないと体感できません。

軽いリールながら、マグシールド・マグシールドボールベアリングが各部に搭載されていて、耐久性の高さも光ります。

ITEM
ダイワ イグジスト LT3000−CH
自重:185
ギア比:5.7
最大ドラグ力:10kg
巻き取り長さ:85cm
PE糸巻き量:1号-200m
ベアリング数:12/1

5キロオーバーのタイや、6キロのヒラスを釣りましたがドラグ性能といいギアの強さで安心して使えました。




ステラ 3000MHG(シマノ)

精密なマイクロモジュールギアと金属製のローターによる、圧倒的に滑らかな巻き心地を実現したシマノのフラッグシップモデルです。

ボディは金属製パーツがふんだんに使用されており、わずかなガタも感じさせない緻密さには驚かされるでしょう。

究極の万能スペックとも言える仕上がりは、フィールドや釣り方を問わず、多くのアングラーを唸らせました。

ITEM
シマノ ステラ 3000MHG
自重:225g
ギア比:5.8
最大ドラグ力:9kg
巻き取り長さ:86cm
PE糸巻き量:1.2号-150m
ベアリング数:12/1

シマノの最高峰リールと呼ばれるだけあり巻き心地が良く!軽さもあります! 糸の出がスムーズで距離もかなり飛びます! とりあえず巻き心地はやばい!ずっと回し続けれます笑 お値段は高いけど、買う価値はあり!!!!!




シーバスのリール選びは奥が深い

シーバスリールの画像
シーバスはフィールドと釣り方が多岐にわたるので、釣行するエリアの特徴をしっかり把握した上で、リールを選ぶことが大切です。

ぜひ、本記事を参考にしてリールを比較しながら自分にあったリールを選んでくださいね。
撮影:TSURI HACK編集部

筆者の紹介


tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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