バス釣りフロッグゲーム特集！カバーを直接叩くおすすめタックルをピックアップ

春から夏へ季節が移り替わろうとしていますから、新しい葉が伸び、藻などの水面カバーも広がりを見せています。

そんなところへフック剥き出しのルアーをキャストしたら、バスを釣る前に藻ダルマになってしまうでしょう。

そこで使いたいのが、フックの先をボディでしっかりガードしているフロッグルアー。

最近のフロッグルアーは、コンパクトなのにキャスタビリティが良く、しかもフッキングの効率もアップしているものが数多くリリースされていますよ。

ここでは、バス釣り用のフロッグルアーと関連タックルをご紹介しましょう。

バス釣りに用いるフロッグルアーとは、カエルに似たフォルムのフローティングルアーのことです。

素材が、軟質な樹脂で出来ていて、中身が空っぽ＝中空構造になっているものがほとんどです。

浸水すると沈んでしまうことがありますから、アングラー個々でシーリングを施して、水が中に入って来ないようにチューニングしているものをよく見かけます。

当然ルアーに対する思い入れは強くなり、それを使って釣れたバスは、かけがえのない1匹になっていくのです。

バス釣り用フロッグルアーのファンが多い理由は、そういうところにあるのかもしれませんね。

フロッグルアーというだけあって、確かにカエルには似ているのですが、手や足はありません。

リアルにカエルそのものに造形するのではなく、アングラーが扱いやすいように道具化されているといっていいでしょう。

それでも遊びゴコロは忘れずに、まるで夏の風物詩・スイカそっくりのカラーが施されていたりしますよ。

このカラーで釣れたら、それだけで楽しいじゃないですか。

もっと幅広く、さまざまなカラーを試してみたいですよね。

バス釣り用フロッグルアーを使うときのタックルは、どんなものを用意すればいいのでしょうか。

藻などの水面カバーに向けてキャストするのですから、ベイトタックルで太いラインのほうが、引っ掛かっても外しやすいでしょう。

硬くて張りのあるロッド、太いラインを巻けるラインキャパを持ったベイトリール。

そしてラインは、PEラインにすると伸びのない分、フックの貫通率は上がるでしょう。

ナイロンやフロロカーボンラインにすると、カバーに擦れても安心して釣りを続けられます。

もし、PEラインを選択するなら、擦れ対策として4号から5号クラスの太さのものを、ベイトリールに巻くようにしたいですね。

それでは、バス釣り用フロッグルアーの中から、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。

それに付随して、フロッグルアーを扱いやすい関連タックルもご紹介します。

雷魚用ロッドのように、カチカチに硬い仕様にしてしまう必要はないでしょう。

ノリーズからリリースされている、バス釣り用中空フロッグルアーです。

側面でしっかり水を押せるのがいいですよね。

17グラムあるので、キャスタビリティはじゅうぶんですし、着水音も静かなのでバスに余計なプレッシャーを与えません。

水面に枯草や枝・葉などが散らばっているようなシチュエーションで活躍してくれるでしょう。

移動距離の短い間に、キレのアクションを何度も繰り出せますよ。

口部分がポッパータイプで凹んでいるのが特徴の、バス釣り用フロッグルアーです。

首振りなどのアクションにバスが反応してこないときに、この口で激しいスプラッシュを何度も起こすと、バスが激しく飛び出してくる場合があります。

特に岸際で水深のあるようなポイントにおすすめ。

スプラッシュさせてから、しばらくその場で待つようにしてみてください。

全長46ミリとコンパクトで、自重6.2グラムと軽めのフロッグルアーです。

これだけ小さいと、スピニングタックルでも扱えますよね。

PEラインと組み合わせて、濃いカバーで摩擦を気にせずに積極的に攻めることができるでしょう。

フッキングの際は、ルアーをくわえてバスが横走りするまで待つことが大切です。

すっぽ抜けを防ぐためにも、じっくり我慢することが求められますよ。

シマノからリリースされているフロッグルアーです。

ウエイトの位置がセンターにバランス取りされているので、オーバーハングの奥へスキッピングしやすくなっていますよ。

またボディの内側に複数のスリットが刻まれていて、バスが食い付いた際に変形しやすく作られているのがいいですね。

フッキングがしっかり決まりやすいですし、最後尾のシリコンスカートが沈みにくいのも、アピール度が高いでしょう。

シマノのバンタムロッドです。

7.2フィートでヘビーアクションですが、キンキンに硬いイメージはありません。

実際に使ってみると、魚が掛かったらしっかり曲がり、その粘りで魚を水面まで浮かせる使い方ができます。

飛距離も申し分なく、カバーの中からでもバスを引きずり出せるパワーも持ち合わせていますよ。

コアソリッドボディを採用した、シマノの最新型ベイトリールです。

ガッチリした剛性感ずあるので、フッキングからランディングまでを安心しておこなうことが可能です。

また低慣性のマグナムライトスプールⅢを搭載しているので、伸びのあるキャストでオーバーハングの奥やカバーの中へ、フロッグルアーを届けることができますよ。

XGはエクストラハイギアのこと、フッキングしたバスを瞬時に手元まで引き寄せてみてください。

バス釣り用フロッグルアーの特徴や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、参考になりましたか？

昔の中空フロッグルアーと比較すると、ソフトボディによってかなりフッキング効率が良くなっていますよ。

さほど硬くないロッドでも、しっかりフッキングに持ち込めるので、まずは手持ちのロッドを使って操ってみましょう。