【フィッシングウエアの基本的なお手入れ方法】ダイワ・アパレルチームに聞いてみた

2020年05月21日 17:00

[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」]

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抜粋

ダイワの西村豪太さんに「フィッシングウエアの基本的なお手入れ方法」について書いていただきました。

詳しくは週刊釣場速報の5月22日号に掲載されています。

登場人物は西村さんと、もう1人、ダイワアパレルチームの黒田優さん。

以下は、西村さんが黒田さんに基本的なメンテナンス方法をお聞きした内容をまとめたものとなっています。皆さんもご参考に!

ダイワ・西村豪太さん

ダイワ・アパレルチームの黒田優さん

レインウエアのお手入れ

今回ご紹介するフィッシングウエアのお手入れ方法とは防水透湿素材を使用したアウターのお手入れ方法です。

レインウエアにしても防寒ウエアにしても、お手入れでその性能が長持ちすることはなんとなく知っていても、実際どのようにお手入れすればよいか正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

私もその一人でした、黒田さんに話を聞くまでは(笑)。そこで今回はフィッシングウエアのプロであるダイワアパレルチームの黒田優さんに正しいお手入れについて話を聞いたのです。

押し洗いが大事

さて、まず釣りで使ったウエアのお手入れですが「サッと水で流して干すだけ」では不十分。

黒田さんによると、最も大切なことは「正しく洗ってキレイな状態をキープすること」だそうです。

では、どのように洗えばいいのでしょうか。

おすすめの方法は「バケツや洗面台にぬるま湯を張って、その中につけて押し洗いする方法」です。

釣りの最中にウェアに付着した塩分や汚れを押し出すことが大切で、この塩分や汚れが残ったままの状態が一番NGとのことでした。

また塩や汚れを取りたいがために、ごしごし擦ったり洗濯用洗剤で洗濯するのは、素材を傷めて撥水性・防水性・透湿性を損なう可能性があるためNG。

汚れがひどい時は中性洗剤

とはいえ例えば船釣りであればコマセやエサの脂などでひどく汚れてしまうこともありますよね。

そういったひどい汚れに対しては中性洗剤(食器用洗剤など)を染み込ませたスポンジで叩くように洗うと効果的とのことでした。

その後、よくすすいでから(脱水はせず)陰干しするとよいそうです。

改めて注意したい点としては…

・洗う時は擦るのではなく押す
・洗剤を使用する場合は中性洗剤、台所用(食器用)洗剤がおすすめ(もちろん柔軟剤や漂白剤はNG)
・よくすすいで脱水はせずに陰干し

となります。またウエアの撥水性能は徐々に低下するため、より撥水機能を長持ちさせるため「ダイワウエアーガードⅡ」をウエアがしっかり乾いた状態で塗付することをオススメします。

ダイワウエアーガードⅡ…優れた撥水・撥油効果でゴアテックスやレインマックスなどの透湿防水素材に適合 長期の使用で劣化してきた撥水素材の撥水性能を復活させる。内容量170ml、オープン価格

ぜひ注意して日ごろのメンテナンスを心がけてくださいね。

ウエアの保管

次に、衣替えのタイミングでウエアを長期保管するときの注意点です。黒田さんによると「折りたたんで袋に入れての保管は極力避けるべき」とのことでした。

その理由を黒田さんは「生地(防水透湿フィルム)が折り曲げられた状態で長期間保管するとその部分にダメージが残り、製品寿命が短くなる可能性があります。極力ハンガーにかけた状態で保管してくださいね」と話してくれました。

また、しっかりと陰干しして完全に乾燥させた状態で保管することが大切。特に防寒ウエアの場合は中綿がしっかりと乾燥するまで乾かす必要があります。私も過去にカビさせた経験あり(笑)。

クリーニングはどうなのか?

せっかくの機会ですので、クリーニングについても伺いました。

すると基本的にフィッシングウエアはクリーニングOKとのことです。

その際の注意点としてはしっかりと釣り用の防水透湿ウエアであると伝えること、洗濯表示に従ったクリーニングを依頼することだそうですので、併せててご注意くださいね。

着用ウェア…アウター「DR-19020 マジョルカブルー」、キャップ「DC-32020 ライム」

リールやロッドは普段からお手入れする方が多いと思いますが、ウエアも同様に日ごろのお手入れでその性能に差が出てきます。

せっかくお気に入りのウエアを着ても雨や潮でジトッとするなんて最悪! かっこよくバシッと決めて釣り場に立ちたいものです。

ぜひ皆さんもウエアも正しくお手入れをして快適なフィッシングライフをお過ごしくださいね。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!

※この記事は2020年5月15日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです

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