『淡水小魚釣り』好ポイント探しの3つの鉄則 身近な水路で楽しもう
2020年05月23日 16:30
抜粋
美しい魚体や繊細さが魅力の「淡水小魚釣り」。今回は、使用する道具や仕掛けの解説から、ポイントの探し方までを解説します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)
淡水小魚釣りの魅力
小さな魚を繊細な道具を使って釣る事は、大きな魚を強い道具で釣る事に負けず劣らない魅力を持っています。繊細な釣りならではのテクニカルな釣りや釣れる魚の美しさなども、ファンが多い理由の一つです。また、足を使ってマイポイントを探すことも、大きなやりこみ要素でしょう。
淡水小魚釣りのターゲット
主にターゲットになるのはフナやタナゴ、クチボソなどといった魚です。フナは大きくなると40cm程まで成長しますが、タナゴやクチボソなどはそこまで大きくなる事はありません。
その他にもタモロコやカネヒラ、ウグイといった多くの魚種を狙えるのもこの釣りの魅力ですよ!
淡水小魚釣りの道具&仕掛け
仕掛けは釣具店で専用の物が市販されています。買ってすぐに使える仕掛けセットなどもあるのでオススメですよ!もし自分で仕掛けも用意出来る方は、0.4号のハリスに2号の秋田狐針を使用する事をオススメします。
竿は延べ竿を使用します。小物釣り用の延べ竿も各メーカーさんから専用の物が出ています。安い物から高い物まで多くの種類の竿がありますので、予算に合わせて購入しましょう。
好ポイント探しの方法やコツ
小魚釣りはポイントがとても重要な釣りになってきます。ポイントとしては、田んぼの横の水路や農業用水路、小川など多くの場所がありますが、具体的にどうやってポイントを見極めれば良いのでしょうか?好ポイントである条件をリスト化したので是非参考にしてみてください。
1.水通しが良い
水通しが良い事はとても大切な条件の一つです。水通しが悪いポイントは水質が悪化し魚が生息しにくい環境になっています。水通しが良いポイントを選びましょう。水の色がオレンジ色や濃い緑色になっているポイントは生き物が生息するのに適していない環境のサインですよ。
このように水が動いている場所の周辺は好ポイントが多い傾向があります。
2.周囲に田んぼや畑がある
ポイントの周辺に自然の環境が残っていると更に良いです。これは餌となる生き物が自然に水路に流される事がある為、魚の餌の量が豊富で魚の数も多くなるからです。なるべく周辺に豊かな自然が残ってるポイントが好ましいです。
3.水生植物が多いポイント
水草などが多いと魚の隠れる場所があり、さらに水生植物の多いポイントは水質が安定しています。水生植物の多いポイントは好ポイントである可能性が高いです。もし水生植物の多いポイントを見つけたら要チェックです!
身近なポイントをチェックしよう
いかがでしたか?身近にこのようなポイントがある方は要チェックです。残念ながら無い方は少し足を伸ばして郊外にポイントを探しに行ってみてください。良いポイントを見つける事が出来れば、きっと美しい小魚達が癒してくれると思いますよ!
<川上克利/TSURINEWS・WEBライター>