元釣具屋が「タコエギ」を詳しく解説&実績抜群のおすすめ7選

2020年05月24日 05:00

[TSURI HACK[釣りハック]]

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タコエギとは

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タコエギとは、イカ釣りで使用するエギをタコ用に改良した擬似餌です。

イカ用のエギとは異なり、根掛かりしにくい上向きの大型フックを搭載しているのが特徴。

エサを使用せずとも手軽にタコが釣れるため、堤防でも船でも人気が急上昇しており、テンヤ仕掛けに変わってタコ釣りの主流になりつつあります。

本記事では、元釣具屋の筆者がタコエギの選び方、おすすめアイテム、使い方などを詳しく解説します。

タコエギでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!

タコエギのQ&A

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筆者が釣具屋店員だった頃によく受けたタコエギについての質問と、それに対する回答をまとめてみました。

タコエギを選ぶ&使う際の参考にしてください。

サイズ(重さ)の選び方は?

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アピールが強い大きめのタコエギ(3.5号)を使うのがセオリーですが、100g程度の新子が多い場合やイイダコを狙う場合は2.5号ほどの小さめサイズもおすすめです。

堤防では小さくて軽いエギだと底から浮きやすくなるため、重め(20〜30g)のエギの方が底をキープしやすくなります。

船釣りでは、オモリを追加するためタコエギ自体の重さは関係ありません。しかし、複数個のエギを付けて釣りをする場合は、サイズや重さをバラけさせておくとアクションに違いが出てアピールに繋がるので、様々なものを用意するのがおすすめです。

カラーはどれがいい?

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カラーは日によって当たりカラーが異なるため、数種類用意しておくのがベターですが、迷ったら黄・白・赤・緑がおすすめです。

黄色や白色はアピールが強く、活性が高いタコが良く反応するので必須カラーといえ、もっとも多く売れているカラーです。

赤色はシルエットがハッキリ出るので、深場や夜釣り、曇天、濁りが強い場合に威力を発揮します。そして、緑は活性が低くて喰いが渋い時に使っみてください。

種類の選び方は?

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タコエギには、オモリがエギと一体になっているノーマルタイプと、オモリが離れて付いているダウンショットタイプがあります。

ノーマルタイプは堤防でも船でも使えますが、ダウンショットタイプは基本的に堤防用です。

ダウンショットタイプは根掛かりしにくいのが特徴ですが、船で使用する場合はオモリを追加する必要があるので、オモリとオモリが干渉して動きが悪くなります。

堤防ではダウンショットタイプ、船ではノーマルタイプがおすすめです。

テンヤとの違いは?

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最大の違いは、シルエットの大きさとエサを使うか否かです。

タコエギの方がエサを巻く手間がなくて手返しが良く、シルエットが小さくて子ダコも乗りやすいので数釣りに向いています。

一方テンヤは、エサを使うために警戒心の強い大型タコを騙しやすい反面、小さなタコは乗りにくく、乗ったとしてもアタリが分かりにくいです。

従来はテンヤがタコ釣りの主流でしたが、ここ5年ほどはタコエギが圧倒的な人気を得ています。

イカ用のエギはダメなの?

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イカ用のエギはカンナが小さくて全方向に付いているため、根掛りが多いのにタコの掛かりが悪いため、タコ釣りには向いていません。

カンナ部分を引き抜いてタコ用のフックに変えると流用できますが、手間を考えるとタコエギを購入するのがおすすめです。


元釣具屋厳選!おすすめのタコエギ

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自身もよくタコを釣り、お店でもよく売れていた実績抜群のタコエギを厳選しました。

タコエギ選びに迷った際は、この中から選んでいただければ間違いありません!

サイコオクトパスDX(クロスファクター)

堤防でも船でも使える基本性能ばっちりのタコエギ。ラトルが入っているので音でもタコにアピールします。

リーズナブルな価格ながらカラーが豊富なのも魅力です。

ITEM
クロスファクター サイコオクトパスDX

タコやん(デュエル)

タコの吸盤が吸い付きやすいボディとアピールの強いラバーが付いたタコエギです。

ボディとオモリが離れている設計なので根掛かりしにくく、堤防向きの設計。アタリも分かりやすいので、堤防のタコエギに迷ったらまずはこれがおすすめです。

ITEM
デュエル タコやん 3.0号



蛸墨族 (ハリミツ )

関西の船タコ界では圧倒的な人気を誇るタコエギです。ブレードが付いていてタコへのアピールが抜群。

実績の高い豊富なカラーラインナップも魅力で、もちろん陸っぱりでも使用もできます。

ITEM
ハリミツ 蛸墨族35g



蛸墨族オンブ(ハリミツ )

蛸墨族にワームやエサが装着できるようになったタイプです。ワイヤーを使用せずエサを取り付けできるのでタコへの違和感も軽減。

喰いが渋い時に、豚の脂身やサンマの切り身をセットするのがおすすめです。

ITEM
ハリミツ 蛸墨族ONBU オンブ

快適船タコエギ SS(ダイワ)

船タコ専用設計のタコエギです。自重が軽いので陸っぱりには向きませんが、その分海中で良く動くのでアピール力は高め。

フックはフッ素コートのサクサスフックを搭載しているので刺さりが抜群です。

ITEM
ダイワ 快適船タコエギ SS



タコーレ シェイク(メガバス)

水切りが良く、倒れにくいスリムな形状で良く動くタコエギです。各部にアイが付いており、専用のカスタムパーツを取り付けられます。

腹部にオモリを取り付ければ陸っぱりでも使えます。

ITEM
メガバス タコーレ シェイク



タコ嵐β(ナカジマ)

アピール力抜群な大きなボディ(4号)のタコエギです。背面は扁平になっていてエサ巻きもしやすい設計。

流れが速い場所でも姿勢を保つための調整用アシストシンカーが付属しています。

ITEM
蛸嵐β 4.0号

タコエギのタックル

タコエギタックルの画像
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タコエギのタックルを堤防用と船用に分けて解説します。

堤防のタックル

ロッドは7〜8ftで30g前後のルアーが扱える硬めのロッドを使用しましょう。専用ロッドの他には、ショアジギングロッド・シーバスロッド・バスロッドなどが適しています。

スピニングリールは3000〜4000番、ベイトリールは200番以上のサイズを選んでください。負荷が大きい釣りなので、これより小さいリールはおすすめできません。

PEラインの1〜2号前後を100m程度巻きましょう。

船のタックル

ロッドは1.8m前後でオモリ負荷50号程度の先調子の船竿を使用しましょう。専用竿の他には、ジギングロッドや汎用の船竿が使えますが、操作性やアタリの取りやすさは劣ります。

リールに関しては剛性・巻き取り力の高いベイトリール一択で、300番程度のサイズを選んでください。2〜3号のPEラインを200mほど巻き、8号前後のリーダーを結束します。


タコエギの使い方

タコエギの画像
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ここからはタコエギの基本となる使い方(アクション)を解説します。釣り方は堤防でも船でも大きく変わりません。

着底

タコエギを底まで沈めます。リールからのラインの放出が止まったら底についた合図です。

着底したら糸フケをとり、竿先を動かして底を引きずっている抵抗を感じましょう。

アクション

アクションで大事なのは、底から離さずにタコエギを操作することです。

竿を大きく動かすとオモリが底から離れてしまうため、小刻みに竿先を動かし、糸を張って緩めるのを繰り返します。

この動作を繰り返しながら少しずつエギを移動させてましょう。

アワセ

タコはアクションの最中にアタることが多く、竿先の戻りが悪くなって、エギが何かに引っ掛かったような感じになります。

この違和感を感じたら、糸フケをとりながら竿先を下げ、十分に糸を張った状態から大きい幅で竿を振り上げてアワセをいれます。

重みが乗っていればそのまま一定の速度でリール巻いて取り込みましょう。

便利アイテムでアピールアップ

タコエギの画像
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タコは派手なものが大好きなので、タコを釣るためにはとにかくアピールを強くすることが大切です。

そこで、アピールがアップするおすすめのアイテムをピックアップしました。ちょっとした工夫を加えるだけで釣果も上がりますよ!

ノリノリタコライダー(マルキュー)

タコエギに臭いを付けるスプレーです。タコが好む魚介のエキスが入っているので、タコがエギに乗ってる時間を長くできます。

ただし、布を巻いていないタイプのタコエギ(タコやんなど)は成分が落ちやすく、あまり向いていません。

ITEM
マルキュー ノリノリタコライダー

カニラバ(ハヤブサ)

タコエギやオモリのアイの部分に装着できるラバースカートです。タコの好物のカニをイメージしたラバーが海中でパタパタ動いてアピールします。

カニラバのような「集寄アイテム」を付けすぎると、潮に流されやすくなるなどのデメリットもあるので、付けすぎは禁物です。

ITEM
ハヤブサ タコのつぼ 集寄 カニラバ

エギでノリノリ(谷山商事)

エギに乗せて巻きつけるワームです。グローカラーやケイムラカラーもラインナップされており、より遠くのタコにもアピールできます。

ITEM
船匠 エギでノリ乗り

豚の脂身

エギに脂身をセットすることでアピール力アップがアップし、アタリが長くなります。白い色が視覚、脂が嗅覚と味覚に働きかけ、渋いタコにも効果を発揮。

タコの吸盤には味を感じ取る受容器が備わっているので、脂身の効果は抜群です!

ITEM
ヒロキュー 脂身

ツイン・トリプルスナップ

船からのタコ釣りでは、2個のエギをスナップで接続してアピール力を上げるのが一般的です。

エギのカラーは対照的なものを選び、1つずつ交換しながらタコの反応を見ればその日のアタリカラーに辿り着くのも早くなります。

3つ接続できるスナップもありますが、遊漁船によっては禁止されていることもありますので注意しましょう。

ITEM
ハリミツ 船タコツインスイベル


ITEM
プロマリン タコサルカン トリプル

派手なオモリ

船のタコ釣りでは、目立つオモリを使うことでアピール力をさらに上げられます。

グローカラーやメタリックカラーのオモリが海中で動くことで、オモリでタコを寄せることができるのです。

ITEM
フジワラ 攻めダルマ 50号

タコエギを使いこなそう!

タコエギの画像
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タコ釣りの中でも、タコエギはルアー釣りのような感覚で楽しめ、手軽で奥深さもあるので近年人気が爆発している釣りです。

身近な釣り場で誰もが簡単に挑戦できるので、ぜひ本記事を参考にタコエギを手に取ってみてくださいね。

また、地域によっては漁業権でタコ釣りが制限されていることもあるので、十分確認した上で釣行しましょう。

筆者の紹介


tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

さまざまなジャンルの釣りを楽しんでいますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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