冬の伊勢湾奥名物『新子タチウオゲーム』が病みつき 指1本級が食べごろ
2020年02月04日 11:00
抜粋
冬の陸っぱりだからこそ楽しめる釣り物。それが、伊勢湾奥の『新子タチウオゲーム』だ。指1〜2本級を掛けるゲーム性の高さで、病みつきになること間違いなしだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)


霞埠頭で新子タチウオゲーム
釣りの面白さは、必ずしも魚の大きさに比例するわけではない。サイズは小さくても、釣り人を夢中にさせてくれるターゲットは無数にいる。中でも、アタリが多いくせに掛からない魚というのは、たとえ小魚でも熱くなってしまう。
新子タチウオゲームもまた、そんな釣りのひとつだ。特に初冬に接岸する指1~1.5本サイズの新子は、寒さも忘れるほどに楽しませてくれる。しかも食べておいしいとなれば、もう狙うしかないだろう。
そんなわけで12月28日、仕事を終えたその足で三重県四日市市の霞埠頭に直行した。現地到着は午後7時半ごろ。仲間が先行していたので状況を聞くと、一時は入れ食いだったとのことだ。サイズは指1~1.5本を中心に、時折2本クラスも交じるらしい。
当日のタックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)食べごろの指1本サイズ
早速集魚灯をセットしてキャスト開始。まずは表層から探っていくが、反応はない。そこで少しずつレンジを下げていくと、中層付近で小さなアタリが出た。
しかし、相手が小さいのかうまくフッキングしない。そこでジグヘッドのフックをサイズダウン。グローカラーのワームもしっかりと光らせ、再度同じレンジを通す。これでようやくの1匹目。上がってきたのは指1本の食べごろサイズだ。
えっ?と思うかも知れないが、指1本半までなら、ブツ切りにして揚げるだけでおいしく食べられる。それ以上になると骨がさわるので、丸ごと唐揚げにするならこのサイズなのだ。
メバリングタックルで引きを堪能
レンジさえつかんでしまえばこっちのもの。小刻みなシェイクでアピールしながらレンジを通せば、高確率で反応してくれる。アタリは小さいが、的確なタイミングでアワせれば即ヒットだ。上がってきたのは指1本半クラス。
このサイズになるとヒットした瞬間のドスンという重量感もあり、タチウオらしい引きを味わえる。メバリングタックルなら十分に楽しめるレベルだ。
ゲストにクロソイもヒット
ここから同様のパターンで連発したが、しばらくするとアタリが遠のいてしまった。同時に、ブシューという呼吸音。スナメリの接近で、魚が警戒してしまったのだ。
それでもボトム付近を探ると単発ながらヒットしてくる。そこでルアーを5gのメタルジグに変更。小さなケミホタルがセットできるメタルジャッカー・マイクロという製品だ。
いったん着底させ、小刻みなシェイクを入れながら誘い上げると一発でヒット。光りモノに好反応を示すタチウオだけあって、このジグは反則レベルだ。派手な動きはミスバイトの原因になるので、控えめなアクションを心がけたい。
光りモノは効果絶大(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)ここで、ボトム付近をワインドで探っていた岡田君が大きくサオを曲げた。ドラゴンだ、などと冗談を飛ばしながら浮かせると、姿を見せたのは25cm級のクロソイ。これはうれしい外道だ。
岡田君はクロソイもキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)そうこうしているうちに、再びタチウオが中層まで浮いてきた。そろそろ帰ろうと思っていたが、これでは帰れない。ルアーをジグヘッドに戻し、延長戦に突入だ。
寒さも忘れてタチウオと戯れ、さすがにキリがないので午後11時に終了。
最終釣果を発表
釣果は指1~2本を1人30匹くらいで、楽しい時間を過ごせた。これに気を良くして翌日も釣行してみると、これがまさかの留守。
何カ所かのポイントを探ってみたが、結局セイゴとカサゴに慰められて帰るハメになってしまった。さすが幽霊魚!
<週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志/TSURINEWS編>
霞埠頭















