【九州2020】梅雨グロ攻略法 タックル・ポイント・まきエサの打ち方
2020年06月07日 17:00
抜粋
今回は間近に迫った「梅雨グロ」の基本的な攻略法について解説。タックル・狙うべきポイント・エサの打ち方などを紹介していこう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 宮原浩)


梅雨グロ狙いのフカセ釣りタックル
梅雨グロ狙いのフカセ釣りタックルはこちら。
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 宮原浩)サオ
梅雨といえば尾長グロがアタることを考慮した上で、サオは1.25~1.5号クラスの胴調子がオススメ。また、不意の大物などがきた場合にのされにくく耐えてくれて、本命に主導権を与えることなくゆっくりと魚を浮かせてくれると思う。長さについては磯の高さや自然状況にもよるが5mのサオが取り回しもよく、一日中サオを振り続けても疲れないメリットがある。
リール
現在主流となっているレバーブレーキ付きドラグ機能があるものが一石二鳥で扱いやすい。ドラグ調整などをしておけば大物にも対応ができて操作性も良く、サオがのされそうになってもブレーキの対応で即座に立て直すことができるので最初は扱いづらくても慣れることをオススメする。
ウキ
浮く魚がメインとなってくるので0号~G3ぐらいの軽い浮力のウキが使いやすいと思う。
イト
ミチイト、ハリスについては基本双方ともに1.5号だが尾長グロなどがでる釣り場では双方ともに1.75号を選択したらよいと思う。
ハリ
ハリは口太グロ釣りであれば4、5号。尾長グロであれば6、7号で軽めのハリがよいと思う。
梅雨グロのポイントについて
以前は梅雨グロといえば本流や潮の流れが速い場所といった傾向があるが、近年は引かれ潮や潮が緩い場所の方が、良型が釣れてくる傾向が多いようだ。また尾長グロに関してはあまりあてはまらないはずだが、前者の傾向になってきている感はある。
エサ取りの多い季節でもあり全ての魚が高活性の季節なので、浅場よりも深場の方が本命の動きもいい感じで、分離させての釣りがしやすいと思う。
潮の上げ下げも考慮して釣り場を選択しよう(提供:週刊つりニュース西部版 宮原浩)釣座としては奥まった所よりも突端で潮が切れる所がよく、その切れている潮に引かれる潮がメインのポイントになり、その付近に沈瀬などが絡んでいるような釣り場が梅雨グロの最大のポイントとなってくるので、潮の上げ下げも念頭に置きながら、このようなシチュエーションでの釣り場が間違いないだろう。
まきエサ打ち方
近年、梅雨グロは遠近で本命とエサ取りを分離した遠投釣りがメインになってきているので、まきエサ、仕掛け投入の精度がかなり重要になってくると思う。また、いかにエサ取りを沖に向かせず、少量のまきエサで本命に口を使わせるかがとても大切なことで、本命2、エサ取り8といった具合でまきエサをまくことが基本の分離となり、このリズムが大切だと思う。
そして、ここで一番重要なのは遠近の中間距離等にまきエサをこぼさないということだが、100%それができるのは難しい。たとえば最初に足元のエサ取り用に8杯、最後に本命用に2杯入れて中間距離にまきエサがこぼれてしまうと、折角分離しているエサ取りがそれにつられて沖に出ていき、分離の意味がなくなってくる。
それを避けるために重要なのが、最後のまきエサは必ず手前に打つこと。まずはエサ取り用を足元に5杯、本命用に2杯、そして最後にエサ取り用3杯といった感じで最後に必ずエサ取りに手前を向かせる工夫をすることで、きれいな分離ができ、継続的な本命の食いを誘発できることと思う。
また、先打ち、後打ちまきエサとあるが、このまきエサのスタンスは変えず、投入のタイミングを変えていけば、その日にあったタイミングを見つけることができると思うので、臨機応変に対応する釣りを展開していけば釣果も付いてくるだろう。
エサの種類と配合パターン
エサ取り対策についての基本のまきエサの打ち方は前記の通りだが、そのほか重要となってくるのがつけエサとまきエサの配合パターン。いくら分離できたからといっても沖のまきエサには本命ばかりが寄ってくるのではなく、本命にたどり着く確率を上げるための戦略となる。
磯の上でフカセ釣りを楽しもう(提供:週刊つりニュース西部版 宮原浩)つけエサに関してはとても重要で沈下速度、エサ持ち、食い込みが良いつけエサなど数種類が存在する。最低でも4種類(オキアミ生、加工オキアミ、むきエビ、ボイル)を準備すると、さまざまな状況に対応でき、使うことは少ないと思うが練りエサも忍ばせておけば、小アジ、小サバなどの厄介なエサ取りに遭遇したとしても力強い味方となってくれると思う。
最後に配合エサとなるが、基本的にはパン粉などが入っている比較的軽いものを選択することをオススメする。梅雨時期において集魚力が強過ぎる配合は逆効果になることも多いので、半日分としてオキアミ2角に対して遠投性の配合半袋、軽い配合1袋を基本にエサ取り対策として通常より多めに用意する。
また、エサ取りが多過ぎてまきエサが本命に効いていない状況においては粒子が荒く、沈下速度が速い配合をブレンドすることにより本命の活性を上げてくれることもあるので、別に用意することにより幅が広がることと思う。
<週刊つりニュース西部版 宮原浩/TSURINEWS編>















