【明石沖2020初夏】ボートでのエギタコ釣り初心者入門 開幕から絶好調
2020年06月10日 11:30
抜粋
2020年の兵庫・明石海域のマダコ釣りはシーズン開幕から好調の模様。5月とは思えない釣果も出ています。今回は、タックルや使用するエギ、誘い方などキホンを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)


2020年のマダコシーズン
例年、明石海域のマダコ釣りは4月後半から始まり、12月初旬までですが、2020年は2~3月の寒い時期から乗合船が動き、どうしたものか、満足できる数がそろうようなマダコ釣りが始まっていました。
ところが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下で、私は指をくわえ巣籠でした。ただ、私の今季の初釣りも5月とは思えない好釣果で、3時間の釣りでも冷蔵庫はマダコに占領されてしまい、次回は数制限で釣らなければならないほど。
どうやら順調なスタートなようで、冷蔵庫の在庫を見てなくなれば釣って追加ができる嬉しいシーズンになりそうです。食いしん坊は楽しみです。
この冬は水温が高く、ハマチもジギングで釣れ続いていたほどでした。マダコは低水温に弱いものの、ある程度水温があればエサを食べ続け成長するようです。まだ序盤戦の初夏とは言え、こんなに好調で良いのかと思うほどで、本年のオススメの一つが間違いなく「マダコ釣り」です。
旨味凝縮の明石ダコが、ボート釣りでも乗合船でも、かなり期待できる今シーズン。そこで、これからマダコ釣りに挑戦する人のために、抑えるべきキホンを紹介していきましょう。
専用タックルがオススメの理由3選
明石海域での沖釣りでマダコを狙うタックルですが、汎用品でも釣りにはなるものの、専用ロッドやリールがやはりオススメです。
その理由は以下の3つ。
1.前アタリからとらえやすく、圧倒的に優位。
2.タコ釣りはシーズンも長いので、複数回釣行の可能性が高い。
3.専用ロッドやリールをそろえても、リーズナブルな価格
帯が中心。
以上が専用タックルをそろえた方が良い主な理由です。ここからはマダコ釣りに使うタックルの特徴やオススメの機能などを紹介していきましょう。
マダコ用ロッド
専用ロッドはいろいろありますが、基本的に短く150~180cmが扱いやすいです。それも軽くて、穂先が軟らかく、胴がパワフルなタイプが一番です。廉価版には、ただ太いだけの専用竿がありますが、これでは前アタリが取れませんので、穂先の軟らかさは重要です。
ロッド&リールのセット(提供:WEBライター・丸山明)短いロッドは、テコの原理で重みのつらさがなくなります。重みを楽しむ釣りなので、適度な重量感を残しつつ扱いやすい長さを選びましょう。後述のリール同様に投資効果はあります。
マダコ用リール
両軸リールは必須です。高級品は必要ありませんが、Pの表記がある低いギア比のパワータイプがオススメです。
とにかく重い手応えを楽しむ釣りですから、ウインチのように巻き上げる力が必要です。PEライン2~3号が、100m程度巻ければ十分で、その分小型軽量です。
40m以上の水深を狙う時もあり、電動リールを使う方もいらっしゃいますが、本体重量が500~600gあります。私の小型軽量Pタイプは、はるかに低価格で自重は200gです。手持ちの釣りですから、この重量差は、前アタリをつかむ差で釣果につながります。40m水深から重くて上げられないわけではなく、巻き上げの重さが楽しい釣りです。
リーダー
リーダーのノット接続は不要ですが、スイベルで12号のリーダーを1mほど取り付けてください。これだけで、PEラインの絡みなどのトラブル回避もでき、取り込みも格段にやりやすくなります。
タコエギのカラー
マダコ釣りでは必ず、ストライクカラーがあります。タコエギは、疑似餌ですからジギングなどと同様に「今日の色」があります。私は、リーズナブルなエギでカラーを多種そろえています。
まずはカラーを揃えよう(提供:WEBライター・丸山明)明石界隈の釣具店では、400円前後から1000円以上の単価で様々なタコエギが売られていますが、価格よりカラーです。
タコエギのサイズ
最近、やや小さい28gのタコエギを見るようになりました。タコのサイズが小さい時は掛かりが良いような気がしますが、いかがでしょうか。カラー以外にも、3、3.5、4号や28g、35g、40gなどの表記で、大、中、小の大きさが増えました。
28gと40gのエギ(提供:WEBライター・丸山明)300gくらいのマダコになると手足が細いので、空振りが増えることもありますが、そんな時には小さめのエギに変更するのも手です。
タコエギは毎年進化しています。釣れる色は何か。乗合船ならば、釣れている人の色を真似するのが作戦としては手っ取り早いです。
ボート釣りでのエギ選び
ボート釣りの場合は、柑橘系、白色系、派手目系などを試していくと、ズンと重みを得ます。それがストライクです。暇な時はエギ交換です。テープをヒラヒラさせた集寄は、潮の抵抗が大きいので避けます。
柑橘系のエギに乗ってきた(提供:WEBライター・丸山明)ただ、好奇心が強いマダコには効果があり、私はタコベイトやケミホタル、潮の抵抗が小さいアイテムを半信半疑ながらも使います。
集寄用アイテム(提供:WEBライター・丸山明)エギタコ釣りの誘い方4選
ジギングなどと同様に、当日のアタリアクションがあります。
エギの動かし方の代表的なパターンとしては……
1.小刻みに速くトトトトトと言ったアクション
2.小刻みだがゆっくり、トントントンと言うアクション
3.大きめの動きを出してトーン、トーーン
4.あまり動かさずに様子見程度にする、ジワッ、ジワッなどです。
水温や水色の変化で気分がかわるのでしょう。興味津々になる動きがありますので、混ぜ合わせて誘ってみてください。どれかにヌンと腕を置いた前アタリが取れます。カウント5程度数えて、両手で必殺の大アワセです。ズンと重みが乗るのがマダコ釣りの醍醐味です。
釣ったマダコの保管
釣れたマダコは必ずネットに入れて、イケスで保管します。頭の良いマダコは、とんでもないスピードで逃げます。逃げ道も知っていて、船の上から排水溝などを通って逃げてしまうと、バラシより10倍以上悔しいです。
タコ用のネット(提供:WEBライター・丸山明)間違っても、すぐにクーラーには入れないことです。生きていれば逃げるし、天に召されれば大量の墨を吐き、あとでとんでもないことになります。ネットに入れて生かし、帰路に絞めてクーラーに入れるのが最良の方法です。
最後に締めれば扱いやすい(提供:WEBライター・丸山明)マダコを入れておくネットもいろいろあり、最近はボックスタイプの使いやすいネットも出てきました。
規則を順守して楽しもう
ボート釣りの人は、「明石地先におけるタコ釣り等に係る漁場利用規程(第1種共同漁業権)」がありますので、順守をしてください。また、規制エリアに近づくことなく、規制のない沖合いのポイントで十分な釣果に恵まれます。
最後に、「芋蛸南京」という言葉があります。女性の好きなものです。旨味のある明石ダコのお土産は、必ず家庭で喜ばれ、釣りの投資に対して、家族の理解度はかなり高くなる釣りです。冷凍保存でも味の低下は少なく、定期的な釣りが家庭で評価されて狙いものです。
<丸山明/TSURINEWS・WEBライター>














