浅場の猛者『ムラソイ』釣りで37cm頭に良型が快引【茨城・大貫丸】
2020年06月11日 17:00
抜粋
水温の上昇とともに常盤の海で、浅場の猛者・ムラソイが釣れだした。そこで、5月24日(日)に日立港久慈漁港大貫丸へ。9人のファンとともに、豪快な引き込みを存分に楽しんだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)


大貫丸でムラソイ狙い
大貫丸の両舷5人ずつに分かれ、十分な間隔をとった釣り座に入る。4時40分、大貫茂雄・大船長の操船で、すっかり明るくなった岸壁を離れ、ムラソイ釣り場を目指す。根魚をもっとも得意とするだけに、広範囲に点在した根を熟知していて心強い。
タックル図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)天候は晴れ、南西の微風で絶好の釣り日和。緑が連なる常陸の山並みに沿って北上し、航程30分でスローダウン、潮回りに入る。この間に配られたサバの短冊を上バリにチョン掛け。下バリは冷凍カタクチイワシを、下アゴから上アゴの硬い部分に刺し通しにして装餌。
荒根を果敢に攻める
やがてポイントが定まると軽く制動がかかり、「はい。いいですよ。水深は14m。はい12m、9mになりました」と、刻々と変わる水深がアナウンスされる。海底はかなり荒く、荒根や大小交じったゴロタで形成されているのだろう。
攻略の基本は「底をトレースするように探っていく」とのことだが、そんな生易しいものではない。アッという間に3組のオモリと仕掛けを失ってしまった。だが、根掛かりを恐れていてはこの釣りは成立しない。果敢に攻めていくべきだと心に決める。
本命ムラソイにクロメバル一荷も
船は小移動を繰り返し、次つぎと新たな根を探っていく。流しによっては、ムラソイのほかクロメバルやアイナメ、カサゴなど定番ゲストが着いている根もあり、船中あちらこちらで取り込まれていく。
右舷ミヨシの人は、この釣りにぞっこんの様子。慣れた手返しで仕掛けを替えると、30cm級の良型クロメバルの一荷。「日立沖は根魚の魚影が濃いのでシーズン中は何回も訪れる」と話す。
クロメバルのダブル(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)右隣りに座る高橋頼雄さん(いわき市)も根魚釣りが大好き。良型の本命に続けてクロメバルと次々に取り込む。
良型をゲット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)良型の引き込み堪能
一方、私はその後も根掛かりの連続だったが、諦めずひん繁に底ダチを取り直すうち、オモリが底に当たる感触と明らかに異なる振動が穂先を微妙にたたいた。一拍おくとグックインと持ち込む。
根に潜られないように注意しながら竿をタメて巻き上げ。怒とうの引き込みが襲いかかるように訪れ釣趣を満喫。フットワークのいい船長がころ合いをみて駆けつけて、30cmを超えるムラソイをサッとタモ取り。
クロメバルと連釣(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)この1尾に余裕ができて、面白いように掛かるようになる。クロメバルが着いている根では、良型の2点掛けが連続してオケが埋まる。
大型ムラソイ浮上
ふと、トモに目を向けると萩原幸信さんが湾曲した竿を抱え懸命に巻き上げている。絶えず穂先が海面に接するところまで、強烈に引き込まれている。やがて、目を見張るほどの良型ムラソイが浮上、船長のタモに滑り込んだ。
大型を取り込んだ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)クロメバルを連釣した同氏は「この前ひとつテンヤでマダイを狙っているときに、ソイやメバルが釣れて食したところ、プリプリで最高に美味しかったので、次は専門に狙ってみたいと思ってきました。釣っても面白く、最高です」と大絶賛。
「左舷でもいい型が上がったよ」の声に向かうと女性アングラーの松永直美さんが良型を手に「アジ、アマダイなど沖釣りは何でもやりますが、この釣りは初めて。ダイナミックな引き込みは、聞きしに勝る強さで夢中にさせられますね」とハマった感じ。
30cm超え多数&ゲストも好反応
全員が十分な土産を確保したところで11時30分に沖上がりを迎えた。船中釣果は20~37cm2~6尾、25~33cmクロメバル5~17尾。このほかアイナメにカサゴ、イナダやサバが顔を見せた。
釣果の一部(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)根掛かり恐れず攻略しよう
根掛かり必至の釣りなので、できるだけ多くの仕掛け、オモリを持参する。少なくても5、6組の仕掛けは用意する。根掛かりを恐れてタナを切るとアタリは望めない。ひん繁に底を取り直すことが誘いにもなる。
根掛かりしてしまったら、ミチイトを張ったりゆるめたりを繰り返してみよう。これで外れることがある。アタリがあったら一拍おいてアワせる。ハリ掛かりした魚は根に持ち込もうとするので、その前に巻き上げにかかる。
魚が根に入ってしまったら、根掛かりの場合と同様に張る・ゆるめるを繰り返す。この日、私は2回、根に持ち込まれたが、運よく取り込みに成功した。参考までに。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>















