フックは鋭利でとても危険であることを認識しよう!バスに付いている傷からどんなことが分かるのか考えてみよう!
2020年02月04日 14:24
抜粋
フックは鋭利でとても危険であることを認識しよう!バスに付いている傷からどんなことが分かるのか考えてみよう!
釣りあげたバスをよく見ると、うわ、頭のところに大きな傷が!
かなり深くて、骨まで達しているようです。
いったい何が原因なのか、一旦釣りを止めて考えてみましょう。
バスに付いた傷は誰のせい?
バスは自然界に棲む生き物ですから、鳥や大型魚などから襲われることがあります。
そういうシーンを何度も目の当たりにしてきましたが、この傷はあまりにも深く、何か鋭利なもので削り取られた感じですね。
そんなものが自然界にあるはずがありません。
やはり、我々釣り人が付けてしまった傷なのでしょう。
鋭利なフックがバスの身体をとらえる!
ルアーにはフックが付いています。
さまざまな形状がありますが、三つ又になったトレブルフックが一般的には使われていますよ。
ハリ先が3つ、そのどれもがバスの身体をとらえようとしています。
当然口だけにかかるはずがありません。
口だけに掛かるとは限らない・・・
画像の場合は、ハリ先がうまく口に掛かったケース。
こんな状態でフッキングできるのは稀で、ほとんどはこれ以外のところに刺さっています。
例えば、ノドの奥。
外そうにも指が届きません。
もしくは、エラ。
エラの機能を潰してしまえば、バスは呼吸困難に陥るでしょう。
フックによって失明する魚も!
フックが眼球をとらえることもあります。
当然失明してしまい、これまで通りに水中を泳げないバスになってしまいます。
これらに対処するにはどうすればいいのでしょう?
釣りをすることを放棄するしかないのでしょうか。
釣りは趣味の世界、つまり遊びです。
我々釣り人は、遊びの中で生き物の命を奪ってしまう立場にいます。
そのことをしっかり自覚しなければ、単に自然界を荒らすだけの存在に成り下がってしまうでしょう。
フックが危険であるということを認識し、その扱いを慎重にして、掛かった魚は素早くランディング。
魚の傷を最小限にとどめるよう努めましょう。