『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】

2020年07月07日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

今年のマイカはとにかくデカく、釣期も前倒しになっている。6月6日、特大マイカの饗宴をスクープするべく、福井県小浜市西津港から出船している直幸丸に乗船した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】

直幸丸でマイカ狙い

午後4時に、直幸丸が出船する西津港に到着。最近では定番となっている体調確認と手指消毒をしっかり行って乗船。一路小浜沖のマイカポイントを目指した。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】手指の消毒をしっかり行い乗船(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

当日の状況

しばらく走ってポイントに到着。水深は50m台。同船の浦谷船長は、マイカに照準を絞り、比較的浅いポイントを選んだ。潮が速いため、各自スッテは20~25号でスタート。潮が速いときに効果的なオモリグで挑むアングラーもいる。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】乗船した直幸丸(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

まず、定石通りボトム狙いで釣りが始まる。集魚灯の効果が出るまではボトム、時間の経過とともに、徐々に浅いタナを探るのがイカメタルの基本だが、大型狙いは終始ボトム攻めが基本。特に今年のマイカは底が大好きなようで、30m台に浮くこともあるが、冒険するより、底で持久戦をしたほうが、サイズも出るので堅実なようだ。

大剣サイズ続々浮上

しばらくアタリがなかったが、午後8時を過ぎると、スルメ交じりで中・小型のマイカがポツポツ上がるようになった。「今は型が魅力」と聞いていたので、上がったマイカに拍子抜けしたが、決して悪い兆候ではない。これは、数釣りの対象となる若いイカが、若狭湾に到着し始めたという証拠。明るい未来が待っているのだ。 そして午後9時を過ぎたころ、待望の大剣サイズ(パラソル級)の群れが、船下に入って来た。左舷胴の間の森澤さんらグループが、立て続けにヒット。胴長40cm級の見事なマイカが上がる。さらに、オモリグで攻めていた大島忍さん、イカメタル初挑戦の大島力さんのロッドも大きく曲がった。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】大型サイズ登場(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

浮いてきたのはどちらも見事な大物で、ダイオウイカならぬ大王マイカだ。いずれも底付近か、底から誘い上げたあとのフォールで乗ったとのことだった。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】ビッグマイカゲット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

大型狙いのレンジ

ここで、少し唐突だが、大型狙いのポイントについて解説したい。

まずはレンジについて。基本的に、初夏の大型マイカは、中・小型の数釣りとは異なるアプローチが必要になる。先述の通り底付近を狙うが、日によっては本当にベタ底。底に着いたスッテをマイカが拾ってくるようなケースもある。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】最新型LEDが直幸丸のトレードマーク(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

おおむね底から5m以内が攻略範囲だが、底から1m以内でヒットが集中する場合もある。数mの幅を探るか、ベタ底一本勝負で攻めるか、周囲の釣れ具合を見ながら、戦術を選択するのも方法だ。

大型狙いの誘い方

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】東京海洋大学とともに研究漁獲を行っている(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

続いては誘いの話。大型はワイドなアクションや、テンポの速い誘いを好まない傾向が強い。聞きアワセのような上げの誘いと、10秒を超えるロングステイが軸になり、時折イレギュラーで速いテンションフォールを組み合わせると、リアクションで乗ってきたりする。それでいて攻略レンジも狭いので、根気が必要だ。 ガツガツ誘い、返事を急いでステイが短くなれば、大型マイカはますます引いてしまう。なんだか恋愛と似ているが、だいたいそんな感じだ。なお、フォローアクションのシェイキングについては、大小のイカに効果があるので、織り交ぜるのを忘れずに。

大型マイカのラッシュ続く

さて、話を釣りのシーンに戻そう。遅ればせながら始まった大型マイカの来襲は、ラッシュと小休止をくり返しながら、深夜まで続いた。時折30m台に群れが差し込むこともあったが、やはり底狙いのほうが、マイカとの遭遇機会が多く、型も良かった。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】ダブルキャッチも(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

平均サイズは胴長30cm前後で、3匹に1匹ぐらいの割合で、胴長40cmクラスが交じるという具合だった。ちなみに、後半はウネリがきつくなり、アタリを拾ったり、スッテを底付近に安定させることが難しくなった。海況が良ければ、もっと楽しめたことだろう。

『マイカメタル』でラッシュ 大型狙い攻略法も公開【福井・直幸丸】しっかり本命キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

今後の展望

最盛期を目前に控えた日本海のマイカ。ご存知の通り、西から本隊がやってくるわけだが、すでに山陰方面では漁獲量も激増中とのこと。爆釣は唐突に始まるので、みなさん抜かりなくスタンバイを。

<週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
直幸丸
出船場所:西津港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年6月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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