『タテ釣り』で良型マダイ&ヒラメ乱舞 釣れ過ぎ早上がり?【魚勘丸】
2020年07月16日 16:30
抜粋
6月17日、三重県鳥羽市の相差港から出ている魚勘丸からライトタックルでの『タテ釣り(落とし込み)』へ。マダイ、ヒラメ、ブリなどの大型魚が続出し、大満足の釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)


魚勘丸でタテ釣り
その昔、老子は「知足者富」と説いた。程度をわきまえ、ありのままを受け入れることが幸せであると。とかく私たち釣り人には、この「足るを知る」謙虚な心が決定的に欠如している!?釣れれば釣れるだけ釣ってしまえ。クーラーに入らなければ、デッキに転がしてでもキープしておけ。私も含め深く恥じ入る経験は、皆さんもお持ちではないだろうか!?
たまたま当日に乗り合わせ、たまたま「タテ釣り」をすることになった赤の他人同士だが、皆さんのおかげで大満足な一日を過ごすことができた。港に到着すると、最近乗り換えて大きく、そして速くなった第8魚勘丸が悠々と鎮座している。好調とあってか、当日も2隻出しだそうだ。
本格的な出船となった第8魚勘丸(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)着替えを済ませ、大急ぎでタックルを組み上げる。だって、ポイントは航程10分(笑)。2.25mのロッドにPEライン1.5号を巻いた小型のベイトリール、ハリス8号6本バリ仕様の市販タテ釣りサビキに、オモリは40号か50号とのこと。
『ベイト』がキモ
準備を終えると、朝食を食べる間もなくポイントへと到着だ。水深は20m前後。誠司船長からの合図で一斉に仕掛けを落とすと、容易にベイトが付く。何投か振り落とさずに確認したところ、表層には小サバ、中層には一番のごちそうのウルメとカタクチ、ポイントのボトムが岩盤なのもあって、下では小アジやウリ坊、ムツっ子と期待薄だ。
ブレーキフリーで小サバをかわせたら、サミングで落とすスピードを調整してイワシを付ける。まあ、当日は小サバでも食いにそれほど遜色はなかったので、あまり神経質になる必要はなかったのだが……。
しばしベイトの濃いエリア、薄いエリアを見極める様子見タイムの後、いよいよ誠司船長のベイト追いかけ回し作戦が始まった。「落として」、「アカン抜けた上げて」、「これイワシやな。付いたら下で待っときよ」と、なんせスピーディー。忙しいがキライじゃないヤツだ。
マダイ60cmオーバー浮上
いつもはジギングばかりだという左舷ミヨシの釣り人が口火を切った。大きなストロークでゴクン、ゴクンとロッドをたたいて浮上してきたのは、60cmオーバーのマダイ。「初めてだったんですよタテ釣り」と、うれしそうにマダイを見つめる姿に船中が和む。
初トライでワラサ&大ダイ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)多彩なターゲットが魅力
潮が小さいので、最初の1時間は1流しで誰かがマダイやヒラメを1匹とのペースだったが、ここから相差の海と誠司船長が炸裂する。
ナイスサイズのヒラメ&マダイ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)ちょうど下げ止まり直前のタイミングとも重なったのか、誠司船長は付きやすいイワシを次々と当ててくれ、下に落とせば先を争って大型のマダイ、ヒラメ、ブリ、ワラサ、ハマチにイサキまでガンガン食ってくる。
ベテランはさすがのゲット(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)マダイ&ヒラメ乱舞!
本来のタテ釣りのルーティーンワークは、苦労してエサを付け、エサが弱れば振り落としてまたやり直す作業を、いかに小マメにできるかで釣果が左右されるのだが、この日は苦労せずにエサが付き、勝手に大型魚が食ってくる。
船長もグッドなヒラメ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)こんな海もタマにはありますよね~と、しばしの入れ食いを楽しんだのだが、ここからがステキだった。
マダイ&ヒラメキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)大満足の早上がり
皆さんが家族分を確保した後は、誰からともなく早上がりを考え始めて、食べ切れない魚を逃がして、血で汚れた釣り座をきれいに清掃し始めたではないか。いい船宿には、いいお客さん。心が洗われるようだ。
マダイ&イサキ手中(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)当初の沖上がりまでは何時間もあるが、全員一致で早上がりを申し入れる。「なあ誠司、もう十分満足だわ。帰ろうぜ」、「そやな、帰ろか。やっぱ俺天才や!!ライトタックルのタテ釣りサイコ~」。心を洗えよ、天才船長!!
筆者の釣果(提供:週刊つりニュース中部版 APC・峯卓)<週刊つりニュース中部版 APC・峯卓/TSURINEWS編>














