ジグヘッド+イカゲソ=『ゲソング』でライトゲーム対象魚にチャレンジ
2020年07月17日 11:30
抜粋
ライトゲームの対象魚は、ワームでなくても「イカのゲソ」で釣れるのか?イカのゲソをジグヘッドに付けた「ゲソング」?を、初夏の海で検証してみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


イカゲソで「ゲソング」
私は今回、冷凍させていたイカの切り身を使用した。ゲソなんて安いものだ。スーパーに行けば、期限切れ前のものが値引きされて100円以下で売られていることもある。食用でなくても手に入れて、冷凍しておけば、いつでも釣りに行く前に解凍してエサにできる。「エサ」というか、ワームの替わりだ。
釣りの名称として強引に名付けるなら「ゲソング」。形的にも画像のような感じで、三種類ほど用意してみた。これを使ってみて、さあ、釣れるか?釣れないワケはない、と思っていた。というのも、穴釣りにだってサバの切り身など、釣りではやはり生エサが有効だからだ。
イカの足は短めから長めまで三種類を準備(提供:WEBライター・井上海生)日中のボトムでガシラ
イカの足は、流行の「匂いつきワーム」のようなものだと思う。実際、ワームにもイカフレーバーをしみこませたものがあるのだから。ジグヘッドに装着して、最初に狙ったのはテトラの隙間。軽いジグヘッドでゆっくりと沈めて、ちょん、ちょんと動かして魚の反応を待ってみると…。
やはり、簡単にガシラ(カサゴ)が釣れてくれた。むしろ、ワームを穴に落とし込むより好反応という感じ。初夏シーズンなので、さすがにサイズは小さい。
ゲソングでガシラゲット(提供:WEBライター・井上海生)けれど、一応、「ライトゲームにゲソ有効説」をちょっと立証できた。よしとする。
さて、日が暮れて、ここからが本番だ。ライトゲームの二大ターゲット「アジ」「メバル」をジグヘッド+ゲソで釣ってみる。
ゲソングでメバルに挑む
まずは、居場所が特定しやすいメバルからだ。波止のキワに、タイトに、シルエットが小さめのゲソを通す。しかし、高水温のせいか、潮のせいか、なかなか反応しない。そしてこの「ゲソング」、ワームと違ってどういう通し方をすればいいのか、今イチわからない…。
ずっとゲソングをやっていると、自分が愚かに思えてくる。とはいえ、メバルはヒイカなんかも捕食するわけだ。とりあえずド表層から表中層をフワフワさせていたらいいだろう、と前向きに考えながら攻め続けた。すると、何とか1匹釣ることができた。それからは連続キャッチ。
もしかすると、時間の問題だったのかもしれない。ジグヘッドを0.4gから0.2gに落として、より表層にリグを定位させようとしたのが、良かったのかもしれない。反応がないときは、ジグヘッドをより軽くすべし、という心得は、普通のライトゲームにも「ゲソング」にも共通するようである。
ゲソングでメバル捕獲(提供:WEBライター・井上海生)S級難度!アジ「ゲソング」
メバルに苦戦したことからも予想できたが、アジ狙いの「ゲソング」はかなり苦戦した。そもそも、アジは吸い込み系の魚。そして初夏はサイズが小さい。
「かたさ」「重さ」があって吸い込みにくそうなゲソは、ちょっと厳しいんじゃないかと思っていた。…まさにその通りとなった。ゲソングに関わらず、そもそもこの時期は大阪近郊にアジが少ない。そして、アタリも出ない。
しかしついに、事故的にだがバイトが!メバルかと思って抜き上げたら、20cm程度のアジだった。
なんとか「ゲソング」で仕留めたアジ(提供:WEBライター・井上海生)泣きが入りそうな状況で、お間抜けな釣りを真摯に続ける私を見て、「まったく、こいつは……」と釣りの神様が微笑んでくれたのかもしれない。妙な達成感があった。しかしその達成感以上の疲れも…。
アジングではさすがにワームを使った方がいい。けれど、シーズン真っ盛りの秋に、またトライしたい気もする。
エサ取りに強い「ゲソング」
そして、イカの足をジグヘッドにつけた「ゲソング」は、日中のボトム攻めには適している気がした。この「素材」の持ちのよさで、フグやベラ等のエサ取りの噛みつきに耐えることも、思わぬ発見だった。また冬~春に高活性のメバルで本格的に試してみたい。
しかし、魚釣りに使ったイカは、海に返してきてもいいのだろうか?一応ゴミになるのかと思って、持ち帰った。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>



