チョイ投げリレー釣行でキス&アナゴ2大本命キャッチ【兵庫・淡路島】
2020年07月19日 16:30
抜粋
7月4日、淡路島にチョイ投げでのキス&アナゴリレー釣行に出かけた。食卓を賑やかにする食材をゲットした模様をお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)


淡路島の釣り場
淡路島は全島全てに釣り場が散らばっていると言っても過言ではないほど、波止釣りの環境に恵まれている。大阪や神戸からだと明石海峡大橋を渡ることになるが、高速料金ではETC利用時の割引率がすこぶる高く、テレビCMでも放送している通り、橋を渡るだけなら片道1000円に満たない。
1度、島内に入ってしまえば、高速が縦断しているのと、島の海岸線を通してきれいな道路があるので、移動も迷うことなくできるし、目的地のない状態で「あっ、ここ良さそうなので竿を出してみよう」なんて、海岸線を走りながら釣り場を探すこともできる。
また、波止は水深が比較的ある中規模の港湾部や小さな漁港、海水浴場などのサーフもあり、キス釣りではポイントを選ばなくても十分釣れる。また、波止ではこれから豆アジの回遊も本格化するし、メバルやガシラ(カサゴ)などの根魚も非常に多い、波止釣りファンにとってもかなり魅力的なエリアである。
キス&アナゴ天丼が食べたい
6月末に、息子と2人で「キスの天丼食べたいなあ」と話していると、話がふくらみ「それならアナゴも入れて、キス&アナゴの豪華天丼を狙って釣りに行こう」と言うことで、当日はキス&アナゴの波止釣りリレー釣行となった。
釣り具はコンパクトにまとめる
いろいろな釣りをすると、持参する道具がかなり増えるので、今回はチョイ投げタックルのみを用意した。ティップランロッドやシーバスロッドを2人で4セット用意した。キスは手持ちでの引き釣りなので1人1本、アナゴは置き竿での釣りで1人2本(1本はキスと兼用)だ。
仕掛け部分は大きく2種類を持参。キス釣り用の仕掛けはチョイ投げ用の固定式テンビン(オモリ3~10号)に、モトス1.2号、ハリス1号、競技用キスバリ4~6号を使った2本バリ仕掛けで、全長は70cmの自作仕掛けをセットする。
キス釣り仕掛け例(作図:TSURINEWS関西編集部・松村)アナゴ釣り用は、遊動式のパイプテンビンにオモリは5~10号。ハリスは5号の段差仕掛けで、ハリは白狐9号や丸海津9号を使用した2本バリ仕様。この2種類だけなら小さなタックルケースに収まるので非常にコンパクトだ。
アナゴ釣り仕掛け例(作図:TSURINEWS関西編集部・松村)後、必要なのはアナゴ釣り時に使用する竿受け(三脚)。これも本格的な投げ釣り用の竿ではないので、軽量でコンパクトなもっとも小さい三脚を持参している。
ミニ三脚が便利(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)当日のエサ
エサはキス用にイシゴカイ、アナゴ用にサンマの切り身とアオイソメを持参した。イシゴカイ使用時は、滑り止めに石粉を別に持参しておくと便利だ。筆者のクーラーボックスは中蓋に2つの木製エサ箱と石粉のケースを収納できる大きさにしている。収納の工夫も荷物を減らすためには重要な作業だ。
キス用のイシゴカイ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ある程度の計画を立てる
キス&アナゴのリレー釣行では、最終的にアナゴ釣り場へたどり着く時間を日暮れ前に設定して、移動時間や釣り時間を決めていく。あくまでも適当で良いのだが、時間が押して、アナゴ釣り場に着くのが遅れ、時合いを逃すことだけは避けたい。
当日はアナゴ釣り場をまず考えた。淡路島では中規模の港湾部から小規模な漁港に至るまで、アナゴ釣り場は数多く、いわばどこでも釣れる。当日朝まで降り続いた雨の影響を考え、河口に近い釣り場を避けて考えた結果、実績場の一つである洲本市の鳥飼漁港に決定した。
アナゴ釣り場でもキスは釣れる
ちなみに鳥飼漁港では港内のアナゴ釣り場でもキスは小型ながら釣れるので、早めに現地に付いて、アナゴの時間までキス釣りも可能だ。そんな釣り場が案外多いので、キス釣り終了後も仕掛けやイシゴカイのエサは捨てずに持っておこう。
ランガンでキス20尾
明石海峡大橋を渡り東浦ICで降りて、まずは浦漁港、厚浜と竿を出したが、濁りを避けた場所で15~18cmのキスが良いペースで釣れた。濁りの影響か、同じ釣り場でも水が澄んでいる場所で集中的にアタリが多かったので、ポイントは絞りやすく、そのポイントで釣れなくなれば移動とした。
キス用のテンビン(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)18時頃に鳥飼漁港に着く頃には、キープしたキスは20尾ほどになっていた。家族で天ぷらにするには十分の量だが、まだ日暮れまで時間があったので、アナゴタックルの用意をしてから、その釣り座からチョイ投げでキスを狙う。
キスの食いはまずまず(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)こちらもアタリはまずまずあって、1時間ほどで10尾を追加した頃、ようやく辺りが暗くなってきた…と思ったら急にキスのアタリが遠のき、アタればクサフグ…と言う状態になったのでキス釣りは終了。
アナゴ釣りはガシラから?
明るいウチは釣れないアナゴだが、何時頃から釣れ出すのか…を確かめるために、比較的明るいウチから、アオイソメとサンマの切り身を付けた仕掛けを投入しておく。鳥飼漁港のアナゴポイントは、ほぼ足元なので竿下に仕掛けを落とすだけだ。
アナゴ用のテンビンとオモリ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)周囲が暗くなり、穂先ライトを付けた途端、穂先がクククッと揺れた。すぐに手に取り、糸を張り気味にしていると、コン、コンときてキューンと引っ張られたところでアワせると重量感が乗った。水面を割ったのは20cm級のガシラ(カサゴ)。
実は淡路島のアナゴ釣り場の多くが、日暮れからまずはガシラの時合いからスタートする。一時は1人で2本の竿が面倒見切れないほど忙しくガシラが入れ食いに…。煮付け用に数尾をキープして後はリリースした。
ガシラはダブルも(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)遅めの時合いでアナゴ登場
日が完全に暮れて、「今日はアナゴが釣れないのか」と思い出した頃、穂先にガシラとは違うアタリが出た。おそらくは待望のアナゴだ。アタリの違いというのは、ガシラの場合、コココンとエサを食べて引き込むのに対して、アナゴの場合は最初の小さくコンと穂先を押さえ込む。そこで竿を手に取って張っていると、スーッとスムーズに引っ張っていくことが多い。まさにそんなアタリで45cmほどのアナゴが登場した。
不思議なことに、そこからは同じポイントに仕掛けを置いているのに、アタればアナゴ…の状態が続く。ただ、この日はサンマの切り身よりも、アオイソメの方によく食ってきたようで、サンマの切り身は触ってくるものの食い込みには至らない場面が続いた。アナゴは日によって虫エサと切り身で好みのエサがかわるようなので、両方を持参しておきたい。
同じポイントで釣っている証といっては何だが、アナゴとガシラの一荷釣りも2回あった。
アナゴとガシラの一荷(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)この日の夜は涼しくて釣り場にいるのが快適だったので、つい長居をしてしまい気がつけば22時を回っていた。この日のアナゴの時合いは19時半~20時半と言ったところだった。結局、アナゴは小型をリリースして6尾をキープ、キスは30尾に達していた。食卓を賑やかにしてくれる食材は十分に揃ったので、納竿して帰路に就いた。
キスは結局30尾をお持ち帰り(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)今後の展望
日中のキスはまだまだこれからが本番で、広範囲に釣れ続くだろう。7月も後半に入ると、波打ち際でも釣れるようになるが、15cmまでのいわゆるピンギスがメインとなる。アナゴに関しては実は年中同じ場所で釣れるのでいろいろな場所で試してみてほしい。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>
鳥飼漁港
所在地:兵庫県洲本市五色町















