スロープノーズ復活!ヘドンの1stプラグをプラスチック化!実釣インプレチェック
2020年07月23日 07:03
抜粋

スロープノーズ復活!ヘドンの1stプラグをプラスチック化!実釣インプレチェック
トップウォーターフリークがそのリリースを待ち望んでいた、ヘドンの1stプラグ・スロープノーズ。
その復刻プラスチック製バージョンが2020年の7月、ついに釣具店に並びましたよ。
早速ラインに結んでフィールドでキャストしてきましたので、その実釣インプレをご報告しましょう。
「めっちゃ鼻先が尖ってるね!」
背中の延長線上にラインアイを持ってきたことで、僅かなロッドワークにもしっかり反応してくれますよ。
スロープノーズとは
スロープノーズとは、1900年代初めにリリースされた、ヘドンの1stプラグです。
聞き慣れない名前なのは、そんなに古い時代ルアーだからで、また本名ではないからです。
当時のものを手に入れようとして、何人かのアメリカ人に当たってみた経験があるのですが、こちらが本名の「ドワジャック・エキスパート」と指定しても、それは無い!との回答ばかり。
そのうちオールドルアーのレプリカ製作をしているという人物に巡り合ったので、同じ質問をしてみると「それはスロープノーズだ。」と言って、自分が作ったものを届けてくれました。
なるほど、通称のほうが罷り通っているのかと、その時初めて気づかされたのです。
レプリカも相当な価格でしたが、本物はもっと高額だとのこと。
それじゃあ使いようがないなと感じて、レプリカを水面で操りながら、本物を想像するしかなかったのです。

復刻スロープノーズはプラスチック製
2020年に登場したスロープノーズは、プラスチックで作られています。
全長は約120ミリで、自重は20グラムちょっと。
水に浮かべてみると、写真のようなやや頭を持ち上げた感じの浮き姿勢を見せてくれますよ。
過去に使ってみたレプリカと同じ、となれば、本物の浮き姿勢もこれに重なるとみていいでしょう。
何よりその価格、税込み2,310円で入手できるのですから、とてもありがたいですよね。
早速カヤックとタックルを用意して、夏のリザーバーで実釣してみました。

スロープノーズの実釣インプレ
スロープノーズの実釣インプレをご紹介します。
ボディの最後尾にウエイトが配置されているので、ラインに結んでロッドをバックスイングすると、しっかり曲がってくれます。
その復元スピードに合わせて、人と握手するイメージで前方に腕を差し出すと、美しい放物線を描いてキャストすることができます。
オーバーヘッドキャストにこだわる必要はありません。
水面に近い軌道で飛ばしたければ、サイドハンドキャストで射出するほうが、着水音を抑えることができますよ。
どこに向けて飛ばし、どこに着水させるか、サミングでじっくり選べる間を与えてくれるのも、スロープノーズのメリットのひとつといえるでしょう。

着水後、首振りで誘うというよりは、エリマキ状に付いている金属パーツに水を当ててスプラッシュを飛ばしたり、引き波を立てたりするほうが、魚を呼び寄せることができました。
最も大きな魚は、ただ巻きで釣れましたし、ひんぱんにバイトしてきたのは、ポーズしているときが圧倒的に多かったですね。
制動する能力をしっかり活用して、このルアーが持っているボリュームを魚に見せること。
それに興味を抱いて近寄ってきた魚には、音で誘いをかけること。
食わせはそのまま放置か、等速で移動しているタイミングからややスピードを上げてきっかけを作ること。
これらを上手く絡めていくと、驚くほど数多くの魚を手にすることができます。
スロープノーズを操るのにおすすめのタックルはこちら!
スロープノーズをキャストして誘いをかけるのに適した、おすすめのタックルを取り上げましょう。
実際に複数のロッドでキャストし魚を釣ったので、フィールの違いを比べてみました。
面白いのは、どのロッドでも操作性は高く感じたこと。
スロープノーズが持つ移動距離の短さが、扱いやすさを生み出しているのかもしれませんね。
複数のロッドの中から、1本おすすめするとすればこれでしょう。
ルアーを背負える上限が18グラムになっていますが、特に不具合なくキャストすることができました。
使う場合は、自己責任でお願いします。
装着したグリップは、同じくスーパーストライクシリーズのストレートタイプ。
そのほうがダブルハンドで握れるので、ポイントを攻める際のアキュラシー精度は高まりますよ。
鋭く振り抜いてスイングするのではなく、ルアーの重みを感じながら前へ押し出す感じ。
それがこのロッドなら実践しやすいでしょう。
アクションの付け方は、ロッドティップを連続してリフトアップするイメージで。
ラインとロッドを一直線上に重ねつつ、ラインスラックを確認しながらロッドティップを少し右へ、また左へ。
ラインとロッドの向きがズレる瞬間、または重なる瞬間に、スロープノーズがどんなアクションをしているのか、じっくり観察してください。
いくつかのアクションを見い出せたら、その日その場所に棲む魚には、どれが効きそうか試してみるといいでしょう。
その選択行為の最中でも、独特の曲がりと復元で絶妙に応えてくれるのが、このFO-60というロッドです。

スミス(SMITH LTD) スーパーストライク マグネシューム オフセットグリップ ストレートシングル ガンメタリック.
参考価格¥18,700
こちらが実釣で用いたスーパーストライクシリーズのストレートグリップです。
軽くて持ちやすいのが特徴で、ダブルハンドでロッド操作できるのがいいですね。
スロープノーズを駆使してビッグバスを釣りあげよう!
スロープノーズの特徴やインプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
エリマキが付いているので、カバー周りで使うルアーなのかな?と感じてしまう人が出てきそうですよね。
でもそういう縛りは無用で、自由にさまざまなシチュエーションで使ってみることをおすすめします。
そこで得た経験が、自分なりのスロープノーズの使い方を作り上げていくベースになるでしょう。
この時代に、多くのアングラーがヘドン初期の着想に触れる機会を得たことに。
これはもう、感謝しかないですね。









