チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】

2020年08月19日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

兵庫・姫路沖に浮かぶ家島諸島周辺は魚の宝庫。その中の男鹿島周辺ではこの時期、中型アジ狙いが楽しめます。アジが今年は早くから釣れ出しているようです。

兵庫県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】

兵庫・男鹿島周辺のアジ釣り概要

兵庫県家島諸島に属する男鹿島と東に位置する加島との間は、潮の流れがあるポイントで、アジ、マダイ、タチウオなどの好釣り場です。明石海峡周辺のように船数も多くなく、潮の流れも比較にならない程度なので、風光明媚でのんびりできる良き人気ポイントです。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】ゆっくりした時間が流れる海域(提供:WEBライター・丸山明)

潮が効くカケアガリを狙う

30~50mの起伏があり、潮が効くカケアガリを狙っていきます。春から初夏にマダイを狙っていましたが、このところ、中アジが釣れ始めました。大アジや尺アジではなく、20cm弱から25cmクラスの中アジです。居酒屋さんの姿作りの1人前サイズです。

水温の上昇とともに、イワシなどと一緒に南の海から播磨灘に来て、居心地の良い場所でエサを食べるのでしょう。姫路出港のキス釣りの乗合船も、この中アジを時合いで釣っていて、釣果情報に中アジが毎日記載されています。

遊漁船では7月に入って釣れ始めたようで、例年ならば、秋までがシーズンです。ボート釣りは家島漁協、坊勢漁協の入漁証が必要ですが、言い換えればトラブルレスです。

昨年&今年の状況

例年、中アジがコンスタンスに釣れる男鹿島東海域の釣り場ですが、2019年は中アジ、大アジともに播磨灘に姿を見せず、10月末に小アジも極端に減少していました。当然、このポイントのアジも釣れませんでした。西寄りにタチウオの釣り場がありますが、同様にこちらも姿を見せずにシーズンを終えました。

2020年は6月から中アジが釣れ、順調なスタートでした。潮の具合で左右される釣りものですが、期待できるでしょう。

チョクリ仕掛けで中アジ手中

梅雨の晴れ間の7月16日に釣行。朝6時半の満潮からの下げ潮でのマダイ狙いが本命でした。ところが、マダイではなく、アジが嬉し悲しやと小気味良いアタリと引きを味わせてくれました。

先日釣り上げた40cmオーバーのマダイよもう一度…と、下げ潮に狙いを定めて、チョクリ仕掛け(ハリス3号、全長8m)で、7時に釣り開始です。48mからの起伏に若干の反応があります。2流し目に底層でググンというアタリ。しかし、巻き上げ途中でバラシ。

再び同じようにアタリが出ましたが、アジのようです。浮いてきたのは22cmほどの中アジ。ここでの定番ですが、昨年は見ることのできなかった中アジなので、うれしい魚です。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】中アジがヒット(提供:WEBライター・丸山明)

コンスタントにアジがヒット

起伏のある場所を探っていくと、コンスタンスに21~24cmのアジたちが、独特のアタリと引きを見せてくれます。口切れのバラシは、避けられないですが楽しい釣りです。マダイのことはすっかり忘れました。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】イケスにはアジが溜まってきた(提供:WEBライター・丸山明)

日が高くなるにつれ、イワシの群れが回遊し始めました。おまけに小サバも付いてきたようで、底層近くのアジ狙いの邪魔をしますが、タナまで届けばアジがアタリを出してきます。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】大きな反応はイワシでアジは底層(提供:WEBライター・丸山明)

落とし込みでハマチも

そのうちに、イワシの群れの周囲に大型魚の反応。青物かな?と、ハリス3号だけど遊んでみようと、イワシのタナで止めてイワシを食わせて、落とし込みで狙います。ドラグを緩め少し下のタナまで下ろして待ってみると…ヒット!走ります。

ドラグがジージー滑りますが、3号ハリスなので疲れるのを待ちます。時間をかけて冷や冷やしながらもタモに収めたのは、良く太った55cmのハマチでした。おみやげが増えた10時前に沖上がりです。当日の釣果はアジ21~24cmが12尾とハマチ55cmでした。

8月3日にも釣行

梅雨の長雨で釣りに行けず、8月3日は久しぶりに男鹿島東に釣行しました。今回は最初からアジ狙いです。サビキ仕掛けもアジ用の短めでハリス2.5号のものを用意して底層狙いです。

7時に釣りを開始しましたが、潮止まりから下げに転じているはずが、不思議にまだ上げ潮の流れです。45m前後のカケアガリには、魚探反応があり狙いどころです。

いきなりアジが連発

探っていると底層でグングンというアジのアタリ。ポンポンとレギュラーサイズの20~24cmが続き、藻場だと着底で小型ガシラ(カサゴ)が一気に飛びついてきます。海の中は活性が高い模様です。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】いきなりアジが連発(提供:WEBライター・丸山明)

8時までの1時間は調子よく釣れ、潮止まり。風もなく見事な晴天日に潮が止まると、ボートは同じ場所でプカプカ。時折、イワシの群れが通るくらいのものです。満潮からの下げ潮を待つのですが、なかなか動きません。

突然アタリが止まる

1時間後の9時には、下げ潮が動き始めたものの、イワシと小サバの群れのみで、アジのアタリは出てきません。前回のような青物の反応もイワシの周囲に出ないまま、退屈な1時間が経って10時。このような日もあるのです。朝の潮だけ食って、その後、気が抜けた海になる活性の急変です。無念ですが、10時に諦めて沖上がりとしました。当日はアジ20~24cmが5尾とゲストの五目釣果で終了。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】8月6日の釣果(提供:WEBライター・丸山明)

アジ釣りのポイント

釣行を通して得た、アジ釣りのポイントについて解説してみようと思います。

朝の時合いが重要

アジ狙いは、早朝から10時までの潮を大事に狙ってください。潮が動いて、カケアガリに当たりプランクトンなどが舞い上がることで、アジは活性が高まります。

底層を狙う

浮いて中層にタナが変化することもありますが、男鹿島も鹿の瀬周辺もアジ狙いの基本は底層です。魚探反応に群れが見えなくても、潮さえ動いていれば、底を少し切ったタナで待つと、必ず食ってきます。

仕掛けについて

ハリス0.8号程度の細仕掛けの方が食いは良いのですが、リスクも高いです。そう神経質にならないで、2~3号で安心して狙いましょう。

チョクリ&サビキでの『ボートアジ釣り』 今期は盛期前倒し?【兵庫】ハリスは太めで(提供:WEBライター・丸山明)

巻き上げ注意

口切れは、アジ釣りに付き物です。魚の動きをイメージして横を向かせないように、焦らずスムーズに巻きましょう。竿は絶対に軟らかめで、オモリ30号でフニャッと曲がるくらいが扱いやすいです。

今後の展望

イワシに青物が付き、秋の青物シーズンが到来する頃でも、朝の時合いは潮が動いている間は、アジは釣れます。しかし、どこかで機嫌が悪くなる(活性が下がる)潮に合うこともあります。

今年は当分の間は狙っていけそうです。また、お盆のころから、昨年姿を見せなかった、明石沖の鹿の瀬などのマルアジも楽しみです。ハマチなどの青物も爽快な釣りですが、ちょっと小さいアジは、狙いを定めて釣る面白さと、どんな食べ方でも美味な肴です。

<丸山明/TSURINEWS・WEBライター>

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