【相模湾2020夏】キハダマグロ狙い『ライブベイト』の魅力を徹底解説
2020年08月19日 11:30
抜粋
相模湾で狙える最大級のターゲットの一つ、キハダマグロ。代表的な狙い方は、ルアーのキャスティングにエビング、ライブベイトにコマセ釣りだ。今回は、活きイワシによるライブベイトの魅力を紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古谷健太)


相模湾ライブベイト船
関東近郊で狙える最大級のターゲットの一つ、キハダマグロ。夏になると黒潮に乗って相模湾に入ってきて、これをコマセで狙う釣りが毎年8月1日から解禁される。しかし、コマセ解禁に先駆けて、かつコマセよりも高確率でキハダを狙うことができる釣りがある。
それが今回紹介するライブベイト(イワシのふかせ釣り)である。
ライブベイトのターゲット
ライブベイト船では、キハダマグロ、カツオの他、シイラや青物も狙うことができる。ライブベイトで出船している船宿はいくつかあるが、基本的にはキハダとカツオがメインターゲットになる。
タックル
ジギングロッドやキャスティングロッドで、キハダの重さに対応できる硬めの竿があれば問題ない。リールはスピニングで、PEライン4~6号を300m程度巻けるものを用意する。
仕掛け
仕掛けはシンプルだ。PEラインにフロロカーボンラインのハリス20号前後を1.5m程度取る。接続はPRノット、もしくはFGノットで直結する。私は船上でも結びやすいようにPRノットを採用している。
ハリはカットヒラマサ14号前後がオススメだが、キハダ専用のハリを使っても良い。チューブなどを使って補強を加えるのも手である。
リールとハリ(提供:WEBライター・古谷健太)エサの扱い方
エサは生きたマイワシである。なるべく大きくて元気なものを船のイケスからすくってキープしておこう。ただし、あまり数多くキープしておくと、イワシが弱ってしまうので、3、4尾くらいのキープに留めよう。
エサのつけ方は口掛け、エラ掛け、鼻掛けのお好みで問題ない。私はイワシの泳ぎを妨げないエラ掛けをよく使う。
エサの刺し方3タイプ(提供:WEBライター・古谷健太)ライブベイトの釣り方
釣り方はとてもシンプルで、生きたイワシをハリに刺し、スピニングリールをフリーにしてイワシを泳がせ、船から20~30m流していくだけである。
キハダやカツオがこのイワシに食いつくと、イワシの泳ぎに合わせて出ていた糸の速度が一気に加速するため、タイミングを見てリールのベールを戻し、ファイト開始である。
魚がエサに食いついたら、まずは糸が止まるまで泳がせる。最初の走りが止まったら思いっきりアワせて、しっかりと口元にハリを掛けるようにしよう。クッションゴムも何もないため、糸やハリにはダイレクトに負荷をかけることになる。ドラグは締めすぎず、ファイトの途中で様子を見ながら徐々に締めていこう。
30m以上流してもアタらなかった場合には、一度回収して、再度流し直そう。船下に入ってしまうイワシや、横に走ってしまうイワシはキハダと出会うことはないので、交換して元気に船から離れるように泳いでいくイワシに付けかえよう。
ライブベイトの魅力
ライブベイト船はコマセのキハダ釣りと異なり、シンプルなタックルと仕掛けで狙う釣りであり、狙う水深もほぼ水面に近く、複雑なテクニックも必要ない。
キハダマグロ釣りに挑戦したいが、コマセ釣りの経験が浅いと言う人にもオススメ。
ライブベイト船の最大の特徴を一言で言うと「爆発力」にある。キハダやカツオの群れを探している間は、気ままなクルージングのような状態だが、いざ群れを見つけたり、魚の跳ねやボイルが始まると、船のあちこちでヒットが連発する。同時に4、5人がキハダとファイト中と言った状況も決して珍しくはない。
爆釣も夢じゃない大物釣りだ(提供:WEBライター・古谷健太)コマセのキハダ釣りも状況の良い時は、複数人の同時ヒットもあるが、ライブベイトのヒットラッシュはそれとは比べ物にならない。そのため、初挑戦の方でもキハダに辿り着く可能性が高く、キハダマグロへの最短距離の釣りといっても過言ではない。
釣れた際の解体サービスも
キハダマグロは20kgを超えてくるターゲットである。「そんな魚を入れるクーラーボックスなんて持っていない」、「どうやって捌いていいか分からない」と言った人も居るだろう。船宿によっては解体をしてくれる船宿もある。持ち帰りのことを気にするのであれば、解体をしてもらえるかどうか事前に確認しておこう。
解体サービスのある船宿も(提供:WEBライター・古谷健太)自信の持てるノットを持つ
この釣りは、釣り人全員が生きたイワシを泳がせることになるが、イワシの大まかなコントロールはできても、あとはイワシ任せの部分が多く、オマツリが多発する。そのため仕掛けはシンプルだが、オマツリやハリス切れに対応するために、リーダーの結び(PRノット、FGノットなど)ができることが絶対条件である。ハリについてはハリス付きの市販のものを購入して、使用する長さに切って使うこともできるが、ハリスとPEラインの接続ができなければならない。
結びを助けてくれるアイテムもある(提供:WEBライター・古谷健太)この釣りはイワシに元気に泳いでもらう必要があり、イワシの負荷を軽くすべく、サルカンなどを使うことは好ましくないため、一つで良いので自分が船上で自信を持って組めるノットをマスターしておこう。
また、キハダとのファイトは10分以上かかる場合もある。夏の炎天下で電動リールを使わない、手巻きの激しい戦いになるので、しっかりとした水分補給をしておこう。
まとめ
キハダの魅力と言えば、やはり「大物釣り」であることに尽きる。ライブベイトはシンプルなタックルと仕掛けで狙うため手軽であり、シンプルな釣りであるが故の、壮絶なキハダとのファイトを制した際の達成感は相当である。まだキハダ未挑戦の方は、まずはこのライブベイトから挑戦してみてほしい。
<古谷健太/TSURINEWS・WEBライター>














