釣りのさしエサ『締め方』3選 夏の厄介なエサ取り対策にはマスト?
2020年08月21日 11:30
抜粋
夏から秋にかけては波止回りや船釣り、磯釣りなど、さしエサを使う釣りの大敵がエサ取りである。対策方法はそれぞれ人によって工夫のしどころでもあるが、手軽なのは「エサを締める」、つまりはさしエサを固く加工して使用する方法である。今回はそんなさしエサの締め方3選を紹介してみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)


夏~秋は魚種多彩だが…
夏から秋は、いわゆるエサ取りが多くなる季節でもある。
そんなエサ取りは釣りジャンルによっていろいろで、対策としてはまきエサでエサ取りを本命を分ける磯釣りのようなスタイルや、エサの種類をかえることでエサ取りに取られにくく、本命が食ってくるエサを差がしたりと、それも釣りの楽しみである。
ただ、特定のさしエサだけを使う釣りでは、なかなか違うエサをローテーションさせて…と言う訳にはいかないことが多々ある。そこで、同じさしエサを少し固くしてやることでエサを残りやすくする方法もある。
エサ締めのメリットとデメリット
さしエサを締めるメリットは、さしエサの身自体を固くすることで、エサ取りに取られにくくなる点だ。何と言ってもエサ釣りは、ハリにエサが残っていなければ、釣りにはならないのだから、まずはエサが残ることを考えるのは当然だろう。
逆にデメリットもある。それはエサが硬くなることで本命の魚にもやや食いにくくなる点だろう。食いが渋い時には、あまり硬いエサを使うとちょんと突くだけで食い込まないことも多々ある。なんでも、さしエサを締めてしまうのが最良の方法ではなく、そこはバランスの問題でもある。
1.食用塩で締める
もっとも簡単にさしエサを締めることができる方法は塩を使うことである。切り身やあさりなどでよく使われていて、塩を振りかけることで、身の持つ水分が失われて硬くなると言う寸法だ。
食用塩は容器に入れて現場へ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)塩は手軽に安価に入手できる上、小さな容器に移して現場に持って行くことで、いざという時にもすぐエサを硬くすることができる。逆に塩で締めたアサリや身エサなどは海水に浸けることで、「塩抜き」がされて少し軟らかくなるので、ある程度の硬さを調整できるのも利点だ。
塩で締めた身エサ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ちなみにより水分を出す(=硬くする)には、小さな粒の塩を使用すると良い。塩の粒が粗いほど締め方がやや緩くなる。
2.アミノ酸入りの塩を使う
最近、さしエサにかけて食いを誘発させるアミノ酸がよく使われるようになったが、塩とアミノ酸をミックスした締め用の塩が各メーカーから発売されている。
アミノ酸入りの塩(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)食わせる効果とエサを締めてエサ取りに取られにくくする効果が期待できるが、あまりに食い気を誘発させすぎるとエサ取りの活性まで上がってしまうことがある。本末転倒になってしまうとダメなので、特にエサ取りの多い夏~秋の釣りでは、状況を見ながら使うことをオススメする。
3.液体の締め材を使う
これも最近、各メーカーから発売されているのだが、液体タイプの締め材もある。さしエサを容器に入れて、その上からさしエサを浸すように液体をかける。
固形の塩で締めるほどは硬くならないのが特徴で、漬け込んでしまうので、そのエサによってあまり調整が効かないものの、常に同じような、ほどよい硬さに仕上がるのが良い。
液体の締め材(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ただし、容器にどんどんさしエサを追加していくと、いつの間にか液が薄まって、締まり方が緩くなるので注意したい。
オキアミを浸けてみたところ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)以上、夏~秋のエサ取り対策として「さしエサを締める」方法を紹介した。ちなみに、虫エサや生きたエビ、小魚などの生きエサは死んでしまうので、ご注意。あくまでも死んだエサや冷凍のエサに当てはめてほしい。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>















