相模湾『LT深場』で2.4kg頭にアコウ2尾 狙うは「提灯行列」
2020年02月05日 11:30
抜粋
1月上旬「赤い魚を食べたい」と、アコウを求めて三浦半島三崎の船宿から釣行。相模湾でLT深場に挑戦した。当日最大サイズ2.4kgの良型アコウ頭に多彩な釣果を楽しんだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭)


相模湾でLT深場釣り
集合は7時で出船は7時半。茨城や外房の集合時間より遅く、日が昇って明るくなってからの出船。初心者は1時間前の6時半には到着して、船長からのレクチャーを聞いておくといいだろう。
水深500m前後の海底に300号のオモリを落とすので、タックルはワンランク上の物が必要になる。LT深場でキンメを狙う相模湾小坪の太郎丸のようにレンタルタックルの船宿があるので、ビギナーは活用するといいだろう。
アコウ狙いLT深場タックル
タックル図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭)船宿が用意するタックルだけにバランスがよく、本命ゲットの確率は高い。
右舷に5人、左舷に5人の合計10人が乗船。航程40分前後でポイント着。波高は1mくらいで風は微風。釣りにはちょうどいい。
投入
エンジンがスローになり投入準備。入念にポイントを見定めて、「1番の人、投入してください」と船長の合図でミヨシ側から1人ずつ投入していく。
その後、船の位置を調節して「2番の人」と順番に仕掛けを落としていく。手前マツリや投入ミスがあれば1回休みになるので用意は万全にしておきたい。投入も巻き上げも時間がかかるので、チャンスは少ないからだ。
オマツリした仕掛けをほどくくらいなら新しい物を用意したほうが無難だろう。交換用のハリ付きハリス(結びあり)を用意しておき、ハリスが切れた時やハリスがヨレた場合に交換すると次の投入がスムーズ。
無事に投入できたら、リールのスプールに指の腹部分を当てて落下スピードを調節。オモリの重さを感じながら海底まで到達させる。こうする事で潮の流れでミチイトが極端に流されないようにするのだ。
最初の投入後、海底にオモリが着いたら50mくらい巻き上げて、再度、落とす。これでラインのたるみを取ることができる。この日は水深480mでリールのメーターは570mになっていた。
エサ
サバの短冊などが支給されるが、イカの短冊や赤を主体にしたタコベイトを何種類か持っていくといいだろう。
釣り方
時折、オモリが海底をたたくタナをキープする。オモリトントンではないので注意。こまめにタナを取り直すことが重要だ。
10分ごとに仕掛けを30~50m巻き上げてから、再度、落とし直すと新たな位置に落ちるので、チャンスは増加する。
船長からは投入ごとに水深や地形(カケアガリなど)の情報がアナウンスされるので、しっかり聞いて最適なタナ取りを実行しよう。
提灯行列の秘訣
アコウは海底付近にいる。多点掛けの「提灯行列」をするには、最初のアタリを確信したら海底にはわすようにミチイトを送り込む。オマツリのリスクがあるのでどれくらい送れるかは、ほかの釣り人の数や関係、潮の流れの強弱によって変わる。
根掛かり覚悟で送り込み、掛かったアコウが仲間の所に戻る性質を利用する。
当日最大の2.4kgのアコウ登場
ミヨシの人が釣り上げて幸先がいい。この魚が当日最大の2.4kgだった。
私の竿先にアタリがくる。ミチイトを送り込んで「提灯行列」を狙うが、引き込みがイマイチで、魚の動きは鈍い。船長から「右側に座っている人は巻き上げて」のアナウンス。ゆっくり巻き上げてくると海上には色鮮やかな赤い魚。
筆者も本命をキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭)300号のオモリを軽々と持ち上げるほど、浮き袋が膨らんでポカリと浮いた。思わず「デカい」と声が出た。
最終釣果
14時半に沖上がり。
船中最終釣果は1.3~2.4kgが0~2尾。ゲストはトウジン、ユメカサゴ、オキギス、アナゴ。釣ったアコウは正油仕立ての鍋、煮魚、ミソ汁に。刺し身は三日ほど熟成させてから食した。
醤油仕立てのアコウ鍋(提供:週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭)<週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭/TSURINEWS編>















