沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】

2020年08月27日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

7月23日と8月1日に兵庫・神戸港西エリアの和田防波堤&新波止でサビキと落とし込みを楽しんだ。チヌの他、嬉しいゲストのサンバソウ(イシダイ)も登場した釣行の様子をレポートしたい。

兵庫県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】

和田防波堤&新波止

和田防波堤(和田防)、沖の新波止、ポートアイランド赤灯波止の3つの沖堤防があり好釣り場となっている神戸港西エリア。今回は梅雨終盤の7月23日と梅雨明け直後の8月1日に出かけてみた。両日とも午前中は和田防でウキサビキ釣り、午後は沖の新波止で落とし込み釣りを行った。

釣り場の基本情報などは、TSURINEWS記事「【関西2020初夏】阪神~神明間の沖堤防紹介 おすすめターゲットも」をご覧いただきたい。

河内渡船で和田防波堤へ

長雨続きだった日々もようやく終盤に差し掛かり、晴れる日も多くなってきた7月23日、ウキサビキ釣りで中アジが釣れていると言う和田防波堤へ釣行した。

利用したのはこのエリアの老舗ともいえる河内渡船。多くの常連から寄せられる日々の生きた情報のほか、ホームページも充実しており、フィッシングマックス神戸ハーバー店とも協力関係にあるので、情報収集や下調べには事欠かない。

救命胴衣は必ず着用

なお、大阪湾の沖波止は全域で救命胴衣の着用が義務付けられているので注意のこと。また、河内渡船は新型コロナへの対応を掲げており、乗船客にもマスクの着用を呼び掛けている。

この日は事前の天気予報が曇時々雨ということで、朝5時発の釣り客はわずか6人と少ないながらも、全員がマスクを着用していた。船長の勧めもあり、西寄りの「出っぱり」で船を降り、さらに少し西に移動して内向きに釣り座を構えた。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】和田防内内向きのサビキ釣り風景(提供:WEBライター・伴野慶幸)

ウキサビキ釣りのタックル

ウキサビキ釣りのタックルは、4.2mの投げ竿に道糸5号を巻いたスピニングリール、サビキは色目の薄いスキンサビキを選択した。アミエビを詰めるマキエカゴはサビキの上下それぞれに付けるダブル方式とし、上カゴとサビキの間にクッションゴムを介した。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】サビキ用持参釣り具(提供:WEBライター・伴野慶幸)

下カゴはテンビンにセットし、テンビンの先にもフラッシュ仕様のサビキをセットした。また、マイクロベイトに似せた2cmほどのソフトワームをサビキの3か所に付けて、アクセントとした。

ウキサビキ釣りは貧果に

この時期、中アジのタナは底だが、和田防の内向きは波止際から約20mまでは海底に基礎石が敷き詰められているので、それより遠くをウキサビキの投点にして、手返しを続けて挑んだ。しかし、群れの回遊は散発で、昼まで粘ったが、中アジは2尾に終わってしまった。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】中アジは2尾で終了(提供:WEBライター・伴野慶幸)

周りも釣果は伸び悩んでいたが、ウキサビキの投点をさらに遠く、40m辺りまで投げていた人が、頭一つ抜けた2ケタ釣果を上げていた。

別日にリベンジ釣行

これを教訓に、8月1日に朝5時からリベンジ釣行に挑んだ。遠投が効くようにと、竿の反発性を重視して遠投カゴ釣り仕様の磯竿5号にかえて臨んだが、群れの回遊状況は前回よりも悪い。周りから「群れが小さいんやな…」とボヤキも聞かれる始末。

午後1時までに小サバに遊ばれて、キープした釣果は中アジ1尾と、リベンジどころか返り討ちにあってしまった。ただ、全体的には渋い状況ながらも、周りで大サバを釣った人がいたり、前回と同じ釣り人が今回も2ケタ釣果に乗せたりと、明るい材料も見い出せた。近いうちにウキサビキ釣りでの再リベンジを期したい。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】中アジ1尾でリベンジならず(提供:WEBライター・伴野慶幸)

午後は新波止で落とし込みに転戦

午後は沖の新波止に場所がわりして、落とし込み釣りに挑んだ。河内渡船では、和田防→沖の新波止→ポートアイランド赤灯波止の順番に回って乗降扱いをするので、和田防から新波止への場所がわりは船長に頼めばOKだ(逆の方向への場所がわりは不可)。

新波止は波止が北北東から南南西に向けて作られていることから、垂直ケーソン状の西向きが格好の釣り場となり、朝マヅメにはルアーマンやノマセ釣りの釣り人が数多く並ぶが、午後は人が減って落とし込み釣りの格好のフィールドになる。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】沖の新波止風景(提供:WEBライター・伴野慶幸)

エサとタックル

落とし込み釣りのタックルは、落とし込み専用ロッド3.9mに、ストライプカラーの落とし込み・ヘチ専用の2号ラインを巻いた落とし込み専用リールをセットする。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】持参した落とし込み用アイテム(提供:WEBライター・伴野慶幸)

ラインの先には市販の目印仕掛けを接続し、ハリス1.7号を直結する。ハリスは硬めのものがよい。チヌバリ3号で、チモトにはガン玉2Bを打った。

エサはイ貝を別の場所で採取して持ち込んだ。長雨続きの梅雨のせいか、梅雨が明けてからは多くの場所でイ貝が壁面から剥がれ落ちたり、貝殻だけになっていたりと、エサのイ貝の採取が一気に難しくなったが、何とか半日使える分量だけは確保できた。

落とし込み釣りの方は7月23日に釣果がなかったので、8月1日はリベンジ戦となった。和田防から場所がわりして新波止に降りたのは午後1時半前。灯台の日陰で休憩中のベテラン釣り師から「午前中は目印の範囲内でよくアタってきた。夕方になったらチヌは心配しなくても食ってくるよ」と希望の持てる言葉をかけてもらった。

午後は上げ潮の好条件

中潮で、午前11時半過ぎの干潮からは上げ潮に転じ19時前に満潮になる、落とし込み釣りには絶好の潮回り。「夕方4時頃から本気出す」と一休みしようかと思っていた矢先に、遠く北のほうでヘチ釣りの人が竿を曲げていた。

若いながらも洗練された竿さばきで、腕前の高さがうかがえるヘチ釣り師が仕留めたのは銀ピカのチヌだった。実際に釣れた様子を見て、俄然やる気が湧いてきた。すぐさま身支度を整えて、私もいざ参戦。

何回かチヌを仕留めている釣り場なので、壁面ギリギリにエサと目印仕掛けを落とし込んでいく動作は私も慣れたもの。「タナは中層まで」と決めて、次々と探り歩く。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】壁面ギリギリにエサと目印を落とす(提供:WEBライター・伴野慶幸)

お宝『サンバソウ(イシダイ)』手中

すると、午後2時半前に「クッ、グッ」と明確な引き込みの感触。確信を持ってアワせるとヒット。引きは意外にも強い。チヌとは少し違うシャープな感触が手元に伝わってくる。

「カンダイ?」と思いきや、海面に見えた魚体を見て驚いた。縞模様はあるがチヌではない。ザラついた身体の表面に尖った口先。磯の王者、イシダイだ。食味はチヌを上回るお宝。これは絶対に逃したくない。海面に浮かせても底に突っ込もうとする。

手こずりながらも慎重にタモ入れし無事捕獲。サイズは33cmと波止で釣れた魚体としては上々。ニンマリして灯台に戻ると周りの釣り人から「おー、チヌより値打ちあるな」と祝福された。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】お宝「サンバソウ」ゲット(提供:WEBライター・伴野慶幸)

「お宝ですわ」と私もマスク越しに言葉を返すと、別の釣り人から「サンバソウはよく引くから面白いわな」と言われ、少しションボリ気分に…。「イシダイ!」と胸を張って自慢したかったが、サンバソウでも嬉しいお宝には違いない。ストリンガーに吊るして釣り場に戻ることにした。

エイに四苦八苦

その後は一向にアタリがない時間が続く。潮の状況は「良いはずなのになぜ?」と疑問に思っていたが、原因は波止際をウロウロと遊泳するエイだった。3尾ぐらい貼り付いているようで、これでは浅ダナのチヌは散ってしまう。

そのうち好転するだろうと思っているうちに夕マヅメを迎え、すでに時間は4時半頃になってしまった。昼過ぎに見かけた若きヘチ釣り師が連発ヒットさせている。私も負けじと手返しを続けて探り歩くが、竿を曲げるのは彼ばかりで、私だけアタリがなく取り残されてしまった。

5時過ぎに波止の途中で彼と行き違う際に「どうですか?」と声をかけられた。「アタリがない。エイにも邪魔されてさっぱりです」とマスク越しに弱々しく答えると、「エイの去った後でも良いアタリが出ますよ。落とし込む時に刻みとか、ステイとか、変化を付けてみるといいかもしれません。今ちょうど時合いですよ。」と、励ましを込めてアドバイスしてくれた。

良型チヌ44cm浮上

諦めきれないと苛立つ中、6時前に目印が止まり糸フケが出た。直後に目印がわずかに動いた瞬間に竿を大きく振り上げるとヒット。ついに時は来た。剛引とも言える力強い抵抗が竿いっぱいに伝わってくる。ゴリ巻きに近い強引な浮かせ方をすると、良型のチヌの魚影が見えた。

空気を吸わせようとすると、海面でバシャつき抵抗する。リールのスプールを指のサミングでテンションを調整しながら抵抗感を弱めて無理せず浮かせにかかると、海面でのやり取りに持ち込めた。最後は慎重に寄せてタモ入れに成功。

ワンチャンスを逃さず仕留めたチヌは44cm。これで気分よく納竿できる。そそくさと魚を締めて片付けを済ませ、6時過ぎの迎えの便で波止を後にした。

サンバソウの食味が絶品

船着き場では船長に「暑い中、一日頑張りはったね」と笑顔で労われ、氷を買いに立ち寄った河内渡船の店内では「大きいですね」の言葉を添えられて、釣果の写真を撮ってもらった。帰宅後、釣果は夕食の食卓を飾ったが、中でもお宝のサンバソウが期待をはるかに上回る食味で、喜びを一層高めてくれた。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】絶品!サンバソウの煮付け(提供:WEBライター・伴野慶幸)

<伴野慶幸/TSURINEWS・WEBライター>

▼この渡船について
河内渡船
出船場所:兵庫県神戸市中央区

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