真冬の紀ノ川チヌは強引が魅力 フカセ釣りのつけエサはコーンがアタリ
2020年02月05日 16:00
抜粋
1月24日(金)に、関西圏では冬の風物詩とも言える和歌山県和歌山市を流れる紀ノ川のチヌフカセ釣りに出掛けた。47cmを頭に5匹と、まずまず納得の釣果を得ることができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・秦厚治朗)


真冬の紀ノ川でフカセ釣り
真冬の水温が一ケタ台の時でもスパッと勢いよくウキを消し込み、パワフルな引きをみせる紀ノ川のチヌは、寒の時期の関西圏では定番の釣りだ。川に居付く川チヌと、和歌山港から暖かい上潮に乗って遡上する回遊タイプの2種類のチヌが狙えるので、熱心に通うファンも多い。
当日の潮回りは大潮。干潮にあたる正午過ぎに和歌山市の紀ノ川最下流の垂直ケーソンの釣り場に到着した。シーズン中ということもあり、釣り場にはフカセ、ダンゴ釣りとほぼ満席状態である。空いているスペースに釣り座を構え、仕掛けの準備に取りかかる。
紀ノ川河口右岸の釣り場風景(提供:WEBライター・秦厚治朗)タックル&エサ
サオはチヌスペシャルマスターモデル5.0m、リールはBB-Xデスピナ2500DXGで1.7号のセミサスペンドタイプのミチイトを巻いた、ウキは5B負荷の自立棒ウキで、ハリスは1.5号を2ヒロ、ハリはチヌバリ2号から3号を使用した。
まきエサは、前回と同様ヒロキューの生さなぎ黒鯛2袋に、解凍したアミエビ16切1角とコーン缶詰300g2缶をよく混ぜ合わせたもの。さしエサは生加工オキアミLとコーンを使用した。
当日の配合材(提供:WEBライター・秦厚治朗)さしエサをコーンに変え本命攻略
午後12時30分ごろに釣り開始!さしエサを生加工オキアミLサイズから始めたが、しばらくしてこの時期この場所特有のエサ取りである20cmほどのコノシロが大量にわいてきた。
エサ取りは他にフグ、ボラといった具合だが、この時期コノシロが異常に多くさしエサのオキアミにすこぶる反応するので、さしエサをコーンに変更。コーンはコノシロには比較的強い。まきエサにオキアミを入れず、コーンを2缶投入してあるのもその理由のひとつだ。
オキアミにはコノシロが(提供:WEBライター・秦厚治朗)さしエサをコーンに変更して4投目、いい感じで仕掛けがなじんだと思った瞬間、アッサリとウキが水中に消し込み、ヒット!めちゃくちゃ魚がよく引くのが紀ノ川の特徴である。
魚が強烈にパワフルで、大阪湾の倍とは言えないが1.5倍近くよく引く。これがチヌの引きか?と疑いたくなるほど、元気である。これも水深が浅いのと流れがきつい影響だろうか?
紀ノ川のチヌはとにかくよく引く(提供:WEBライター・秦厚治朗)走るチヌの強い引きを堪能
エサ取りのフグが居なければさしエサのコーンの返却が続き不安になるが、辛抱強く水中をイメージして仕掛けを打ち返す。潮は釣り座に対して右手側、河口方面に流れたり、左手側の上流方面に流れたり、止まったりを繰り返しながら徐々に満ちてきた。上流方向にトロッと潮が緩んだ瞬間、「あっ、くるな!」という予感。そう思ったら案の上、教科書通りの前アタリの後にゆっくりとウキが消し込まれた。
軽くアワせたら物凄い引きだ。瞬間的に上流方向に無茶苦茶走るので、魚を止められない。水深が2ヒロほどなので、ハリスが海底の何かに触れたらひとたまりもない。
底ズレをしないようにイメージして身体ごと私も魚についていき、やっと走るチヌを止められた。一瞬、サオから伝わる魚信は年無しを連想したが、タモ入れして計測をすると47cmほど。紀ノ川アルアルだ。
最終釣果
コノシロやアジがハリ掛かりするのが面倒でコーンを軸に釣りを組み立てたが、時折目先をかえる意味合いでオキアミにさしエサを変更して1匹ゲット。
今回は持参しなかったが練りエサも大いにありだ。2号のチヌバリにコーン2から3粒、3号のチヌバリにコーン3から4粒と変化を与えてポツポツと魚を拾えたが、残念なことにこの時期の日没は早い。4時間半の釣りでキビレ含め5匹で終了。簡単に釣り場の清掃をして納竿した。シーズン中に2ケタは超えたい!
当日の釣果(提供:WEBライター・秦厚治朗)大阪側の右岸、和歌山市内側の左岸どちらも釣り可能だが、大阪側の右岸は光の加減でウキが大変目視しづらく、視認性のいい棒ウキは必須だ。また、軽めの仕掛けより、誘った後の仕掛けのなじみ返しが早い5B負荷の仕掛けの方が有利と思われる。
<秦厚治朗/TSURINEWS・WEBライター>
紀ノ川河口右岸
所在地:和歌山県和歌山市















