【2020】秋の行楽シーズンは釣りに行こう 初心者オススメの仕掛け3選
2020年09月11日 16:30
抜粋
夏~秋はファミリーフィッシングで気軽に狙える魚も多くなるシーズン。今回はそんな時期の波止(堤防)で持っておくと役立つ「3つの仕掛け」を紹介したい。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)


秋にかけて波止で狙えるターゲット
水温が高いシーズンを好む魚であっても、真夏の暑さはハンパではない。特に波止やビーチなど比較的浅い場所では水温が上がりすぎて、魚たちの活性も下がっているハズ。それが朝夕涼しくなってくると、徐々に水温が下がり、過ごしやすくなるとエサを活発に食べるようになる。まさに「食欲の秋」がやってくるのだ。
波止で手軽に狙える魚も種類がグンと増え、いろいろ釣り方で多彩な魚を釣ることができるため、ファミリーやカップル、グループなど、入門者やビギナー、または釣りをしたことがない人にも最適な入門シーズンとなる。
この時期の波止で手軽に釣れるターゲットといえば、回遊魚ならアジ、サバ、イワシなど、海底を見ればシロギスやハゼ、カサゴ、メバルなどの他、ウミタナゴやキュウセン(ベラ)など本当に多彩だ。実はそれらの魚たちは3つの仕掛けがあれば、たいてい狙えるのだ。
タックルは併用可能
3つの仕掛けを解説する前に、仕掛けを付ける竿やリールなどのタックルを紹介しよう。竿は特に難しく考える必要はない。ルアーロッドや万能竿、短めの磯竿など安価なものでも十分。
これにセットするリールは小型のスピニングタイプで道糸はナイロンラインなら3号前後、少し高価になるがPEラインだと、1号程度を巻いておく。この1セットがあれば先に付ける仕掛けをかえるだけでOKなので、全ての仕掛けで併用ができる。
では、今回紹介する3つの仕掛け・釣り方の解説をしていこう。上記タックルに取り付けるのは、「サビキ仕掛け」、「胴突き仕掛け」、「ちょい投げ仕掛け」の3つ。すべて、釣り具ショップに行けば完成したものが売られているので、入手も簡単だ。
サビキ仕掛け
波止のファミリーフィッシングでは代表的な釣りなので、体験したことがある人も多いはず。釣り入門はまずサビキ釣りからといっても過言ではない。
サビキ仕掛けとマキエカゴ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)仕掛けのスタイルは後述する胴突き仕掛けのタイプで、仕掛けの一番下にオモリをぶら下げて仕掛けを沈める。仕掛けの糸(幹糸と呼ぶ)から複数のエダが出ていてその先に、スキンや魚皮製のエサを模した擬似が付いたハリが付いている。ハリ数としては市販品は6、7本が多いが、ハリが多いと絡んだりハリが刺さったりとトラブルになるので、子供さんなどはハリ数の少ないサビキ仕掛けを選ぶと良いだろう。
サビキで釣れる魚
サビキ仕掛けで狙う魚は、主に波止の周りを頻繁に群れで動き回って(回遊という)、通りかかった際に撒かれたエサを見つけると、たかってくるように集まってエサを食いあさる。そんな魚の代表といえば、アジ、サバ、イワシだろう。群れが回ってくればかなり簡単に釣れるので初めての人でも楽しめる。
サビキの定番ターゲットはアジ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ほかに、スズメダイやウミタナゴ、チャリコなど波止回りに居付いている魚もエサに釣られて仕掛けの周りに寄ってきて掛かることがある。
どんな場所に向いている?
サビキ釣りができる場所は護岸である程度水深があった方が良い。護岸の中でも足場が良い場所を選ぼう。基本的に、サビキ釣りで釣れている場所には、人が集まっているのでその近くで竿を出していれば間違いないだろう。
足場の良い護岸で釣ろう(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)漁港などでは内向き、外向きどちらでも釣れるが、案外、港内の潮の流れが緩い場所の方がまきエサが効きやすいので、魚が集まってくると長居してくれるパターンが多い。
サビキの釣り方
サビキ釣りでは道具類の他に、別途エサが必要。エサはハリに刺すものではなく、仕掛けの周辺に撒いて魚を寄せるためのもの。エサ店に行くと売られている、冷凍のアミエビを溶かして使用する。店によってはすでに解凍しながら売られているので、すぐに使用する場合は溶けているものがないか聞いてみよう。
仕掛けの最下部にオモリ兼用のマキエカゴを取り付けて、カゴの中にはアミエビを入れる。その状態で竿下へ仕掛けを落とす。仕掛けを止める深さは魚が回遊してくる層によるので、最初は浅い場所から、徐々に深い場所へ仕掛けを沈めていき魚がかかる深さでの釣りを繰り返すと効率的。
カゴの口は上に開いていて、仕掛けを沈める時にカゴからまきエサが出るので、釣る深さまで仕掛けを沈めた後は、軽く竿で仕掛けを上下させてカゴからまきエサを出すと良い。
釣りの注意点としては、アジの場合、口が柔らかいので強く竿をシャクッたり、強引に上げるとハリが外れてしまうのであくまでもゆっくりと優しく釣ろう。
胴突き仕掛け
サビキ仕掛け同様、仕掛けの最下部にオモリをぶら下げるタイプの仕掛け。ハリの数は少なめで2~3本、時には1本ということもある。そして、ハリにはエサを付けて釣るのがほとんど。
胴突き仕掛けとオモリ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)胴突きで釣れる魚
胴突き仕掛けの場合、エサをかえることでいろいろな魚が釣れるが、手軽な定番魚としては、カサゴやメバルだろう。ほかにチャリコやカワハギといった底付近をウロウロしている魚が多い。
カサゴやメバルがメインターゲット(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)どんな場所で使える?
胴突き仕掛けを使う場所としては護岸など足元で比較的水深がある場所。そして、カサゴなど障害物の周りに潜む魚を狙う場合には、波止の基礎石や垂直の護岸分などが必須のポイントとなる。比較的、障害物の周りへエサを持っていく釣りが主流だ。
水深のある護岸が理想的(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)胴突きの釣り方
胴突き仕掛けでの釣りは「探り釣り」ともいえる釣り方で、基本的にはまきエサで魚を寄せるのではなく、魚のいる場所へ仕掛け、エサを持っていく釣りだ。そのため、1カ所にとどまらず反応がなければ移動して魚のいる場所を探すのが手っ取り早い。
まきエサは不要だが、ハリに刺すさしエサは必要だ。さしエサの種類によって釣れる魚もかわってくる。逆にいうと狙う魚を決めればそれに合わせてエサを用意する。
例を挙げるとオキアミ、アオイソメなどの虫エサ、生きたエビ(シラサエビ)、魚の切り身などがよく使われている。ガシラなどのどん欲な魚だとどんなエサでも釣れる。メバルなどは生きたシラサエビが有効だ。出かける場所によって釣れる魚がかわるので、現地に近いエサ店などで何が釣れているのかを確認して、その魚にあったエサを購入するのが良いだろう。
釣り方はエサを付けた仕掛けを底に落として、ゆっくりと竿で仕掛けを上下させ、魚にアピールする。反応があれば、そのままさらにゆっくりと仕掛けを上げ、反応が大きくなったところで竿を軽くシャクッてハリを魚に掛ける。
ちょい投げ仕掛け
ちょい投げ用の仕掛けはテンビンと呼ばれるオモリと絡み止めの脚が付いたアイテムの下に糸、ハリを結ぶ。ハリは1本か2本くらいでテンビン下の仕掛けの全長は50~70cmと短めが扱いやすい。
ちょい投げ仕掛けとテンビン(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ちょい投げで釣れる魚
「ちょい投げ」という名称の通り、チョイと仕掛けを投げ込む釣りなので、基本的には仕掛けは海底に付いたままでの釣りとなる。海底に潜んでエサを拾っているようなシロギスやハゼ、チャリコなどがターゲットである。
シロギスを狙おう(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)どんな場所で使える?
少し沖へ投げて、ズルズルと引っ張ってくる釣りなので、海底が岩礁など粗いとすぐに引っ掛かってしまい釣りにならない。足場は護岸などでも、仕掛けを放り込む少し沖の海底が砂泥底なら問題ない。夏から秋にかけては案外浅い場所でもシロギスやハゼはよく釣れるので、あまり水深は気にする必要はないだろう。
足場よりも海底が重要(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)ちょい投げの釣り方
ちょい投げの釣りも別途エサが必要だ。少しでも仕掛けを投げる釣りなので、柔らかいエサだと投げる際に外れてしまう。そこでよく使われるのがイシゴカイやアオイソメといった虫エサである。また虫エサが触れないという人には、虫エサを模したゴム製のワームもあるのでご参考に。
エサを刺したらチョイと投げて仕掛けを海底まで届ける。その後はごくゆっくりと竿でオモリを引きずると良い。アタリは竿に直接、ブルンとかコツコツと反応が出るので軽く竿をシャクッてハリ掛かりさせ、ゆっくりと巻き上げてくる。
まとめ
夏の後半から秋にかけては波止回りで手軽に狙える魚が増える、ファミリーフィッシングには最適のシーズン。いろいろな魚を狙ってみたいからといって、あれもこれも道具を抱え込んでいくと大荷物になる。
今回紹介した仕掛けを使えば、1本の竿を利用していろいろな魚が釣れるので、ぜひ、家族で出かけて楽しい波止釣りを体感していただきたい。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>
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