【玄界灘2020】大人気『落とし込み釣り』入門 いよいよシーズン開幕
2020年09月12日 06:00
抜粋
玄界灘では盆が明けると落とし込みシーズンになってくる。ターゲット・タックル・釣り方を理解して、ぜひ落とし込み釣りに挑戦してほしい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 編集部)


落とし込みで釣れる魚
落とし込み釣りのターゲットといえば、何といっても、ヒラマサやブリ、カンパチといった青物だろう。それに加えてマダイ、ヒラメ、根魚など。ヒラメも青物同様、エサとなるイワシを追いかけて移動をしている。
サオ先が突っ込む大物とのやりとりが楽しめる(提供:週刊つりニュース西部版 編集部)ここでいう「ベイト」とは青物やヒラメ、マダイ、根魚などが捕食する小魚。つまりイワシや小アジのことだ。これらの小魚は春に生まれ、夏到来と共に成長し、8月後半になるとイワシは小指の大きさほどに、アジは地寄りの岩礁帯や港に入ってきて成長していく。このイワシや小アジを追って青物たちが地寄りの海域に入ってきて、捕食して大きくなって冬を越していく。
秋が深まるとイワシも小指から中指の大きさに成長し、シーズン後半になってくるとイワシも大きくなって、ヤズ、ヒラゴ、ネリゴなどは一気に食い込めないほどのサイズになる。
落とし込み釣りのタックル
落とし込み釣りの基本的なタックルについて紹介しよう。
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 編集部)サオ
最近のサオは年々改良されて専用の新製品が発売されている。ただし、これから落とし込み釣りを始める初心者は同行するベテランのアドバイスや釣具店スタッフに聞いてみるのもいいだろう。使う人の好みもあると思うので一概にいえないが、反発力の強いサオを好む人か、粘り腰の強いサオを好む人かで選ぶサオも多少変わってくると思う。
サオの調子には大きく6対4調子、7対3調子とある。私が使っているサオを例に挙げておくと、M表示のサオは適合ハリスは8~20号でシーズン初期に、細ハリスを使用する場合にマッチしたサオになる。MH表示はハリスが8~24号まで使えるように設計されており、オールシーズンで使用可能。H表示は大物仕様で8kg以上の大物にも対応でき、またベイトの付きもよく分かる。
リール
電動リールの巻き上げの力が強いものを選ぶ。ただし、一日使うので持ち重りしないものを選ぼう。また、リールに魚探が付いたものも登場して話題になっている。
ライン
PEラインが主流。3~4号を使っている人も見かけるが、できれば5~6号を使って不意の大物が掛かっても安心して取り込める号数を選びたい。ちなみにPEライン6号が300m巻けるリールはD社で500番クラス、S社で3000番クラスだろう。
仕掛け
市販のもので十分対応できる。ただし、仕掛けは釣れている魚の大きさによって号数を替えて対応すること。仕掛けのハリはW胴打ちバリ、フラッシャーのものがある。
W胴打ちバリはハリの胴を2か所平らにしたもので、これが海中でキラキラと光を反射してイワシや小アジが食ってくる。
フラッシャーはハリを包むように巻いてある素材がエサのように見えるのか、やはりイワシや小アジが食ってくる。
なお、仕掛けは最低でも10セット準備することをお勧めする。それも2種類(ハリ8号・ハリス12号・ミキイト12号のものとハリ8号・ハリス14号・ミキイト14号)を各10セットずつ用意すれば安心だ。
オモリ
水深によって号数が違ってくる。浅い釣り場の50~60では80号、80以上では100号だ。ただし、オモリ号数を統一する船が多いので事前に聞いて用意すること。オモリを統一するのは釣り人同士の仕掛けが絡むことを防ぐためなので、船長の指示に従ってほしい。
落とし込みの釣り方
魚礁や沈船周りにプランクトンが集まり、それを小魚(イワシ、小アジ)がエサとして食べ、その小魚を狙って食物連鎖の頂点に立つ青物やヒラメ、マダイ、根魚等が集まってきて食べる。落とし込み釣りはこれを応用した釣り方だ。イワシや小アジが仕掛けに食いつかないと話にならない。
ポイントに着くと、船長はベイトの群れの潮上から仕掛けを落とさせる。ベイトのいる層で仕掛けにエサが掛からない時は何度もベイトのいる層の5mほど上まで仕掛けを巻き上げて再びベイトの群れの中を通すこと。これを繰り返してベイトが仕掛けに付けば、そのまま海底まで落として本命が食いつくのを待つ。
ただし、海底には魚礁や沈船があり根掛かりするので仕掛けは海底から1m上でアタリを待つこと。青物がそばに来ると、ベイトが食べられまいと暴れだしてサオ先が大きく揺れるはずだ。なお、仕掛けを細くするとベイトも掛かりやすくなるが、本命が掛かった時は仕掛けが切れる確率も高くなる。切れた仕掛けをくわえたままの青物は弱って死んでしまう可能性が高いので太仕掛けで必ず取りこんでほしい。
装備万全で楽しもう
パーソナル魚探が装備されている船もある。釣り人自身が手元でベイトがいるタナや海底の様子を見ながら釣りをできるので(装備を揃える必要はあるが)興味のある人はぜひ一度体験してみてほしい。
青物の引きを堪能(提供:週刊つりニュース西部版 編集部)ライフジャケットは必ず着用して安全面に配慮すること。仕掛けやオモリの予備を持って行くこと。初めて挑戦する人は分からないことは船長やベテランに聞いて釣りを楽しんでほしい。
<週刊つりニュース西部版 編集部/TSURINEWS編>
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