【和歌山2020秋】磯竿の『号数』選択法 まずは万能な「1.25号」から?

2020年09月23日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

秋はフカセ釣りを始めるのに絶好の季節だが、最初の竿選びは分からないことも多いはず。今回は筆者が詳しい和歌山・南紀方面の秋磯を前提に磯竿の選び方を紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

【和歌山2020秋】磯竿の『号数』選択法 まずは万能な「1.25号」から?

秋はフカセデビューにオススメ

朝夕めっきりと涼しくなり、本格的な秋磯シーズンが到来。ビギナーにとっても磯のフカセ釣りを始めるには最高の季節を迎えた。そこで今回はフカセ釣りを行う上で最も長時間、手にしなければならない磯竿の号数選びについて考えてみよう。

磯竿に求められる機能

まず磯竿に求められる第一の条件は「操作性」。磯のフカセ釣りではウキを潮に乗せて流し込み、アタリがなければ仕掛けを回収してさしエサを点検し、再び打ち返す。このような動作を一日中、続けなければならないのがフカセ釣りである。

したがって、持ち重りする竿だとすぐに疲れてしまい釣りにならないので、竿の長さは長すぎても良くないし、逆に短すぎても扱いにくいことから、自分の技量、体力にあったものを選ぶことが大切だ。

5.3m&200gが目安

フカセ釣りで使用する磯竿を選ぶポイントは、操作性を第一に考え、長さは5.3mを一つの目安とする。自重は200g前後を標準に選択すれば良いだろう。

ただ、これは絶対的なものではなく、個人の釣り方や狙う魚、釣り場の条件や海の状況などによってもかわってくるので、あくまで参考基準として覚えておこう。

【和歌山2020秋】磯竿の『号数』選択法 まずは万能な「1.25号」から?磯竿の号数は幅広い(提供:WEBライター・兵頭良弘)

2種類のグレ

では、磯のフカセ釣りにおいて一番の主役、グレをターゲットにした場合の竿選びについて紹介してみたい。

通年、私が良く訪れる和歌山の紀伊半島を中心としたグレ釣りでは、口太グレと尾長グレの2魚種を狙って釣行する。サイズは両種とも大きいもので40~50cm級が狙いとなるが、平均では35cm前後が良く釣れる。

【和歌山2020秋】磯竿の『号数』選択法 まずは万能な「1.25号」から?秋磯のメインターゲットはグレ(提供:WEBライター・兵頭良弘)

しかし、口太グレと尾長グレではその引き、スピードに違いがあり、尾長グレの馬力の方が口太グレに比して数段強い。

口太40cm前後なら1.25号

そこで、どちらの魚種を狙うかで竿はもとより、道糸やハリスと言った道具立てそのものから考え直さなければならない。

近場の口太グレを狙う場合、40cm前後を想定すると竿は細身の1.25号クラスで十分対応できる。

尾長なら1.5号

尾長グレであれば1ランク上の1.5号を使えば、紀伊半島のグレ釣りでは先手を奪われずに対応できるものと考えている。50~60cm前後の大型尾長グレが狙えるエリアなどは少し考え方を変える必要がある。

大型尾長グレの引きは強烈である。引きの強さを考え、離島遠征などで使う2~3号クラスの竿を用意しておきたいが、基本的には紀伊半島では数少なく参考程度に考えておけばよいだろう。

磯竿1.25号が万能

私の場合、これらの状況を想定し、紀伊半島への釣行の際、磯竿は同じ銘柄の1.25号と1.5号の2本を揃えるようにしているが、ほとんどの釣りは1.25号の磯竿で事足りる。

また、この他のターゲットとしては、磯のチヌやアイゴなども想定されるが、特にチヌ釣りにおいては0号や06号と言った超計量、超軟調の竿が使われるようになってきたのが特徴だが、これは釣趣を優先して引きを楽しむために細くなってきたこともあり、始めは重くなければやや太めの1号や1.25号を使用してもOKだ。

【和歌山2020秋】磯竿の『号数』選択法 まずは万能な「1.25号」から?やり取りはフカセ釣りの醍醐味だ(提供:WEBライター・兵頭良弘)

青物には別竿が必要

磯のフカセ釣りではグレの他に秋口から回遊する、ハマチやメジロ、ヒラマサと言った海のスプリンターと呼ばれる番外編のゲストがアタってくるこがある。こうした時は石鯛竿に近いパワーを持った、4~5号クラスの竿が必要となってくるので、釣行前の情報は不可欠だ。

最近の磯竿トレンド

今回は、あくまで5.3mの磯竿を標準に考えてきたが、最近では材質や強度面から5mの長さの磯竿が良く売れている。長さが30cm短くなっただけで扱いやすくなたのは事実だが、その分、細身になり、パワーと言う観点から少し落ちるものの、近場で使う磯竿としては十分、その効果を発揮してくれる。

各メーカーから数多くの竿が用途別に販売されているが、ぜひ、購入の際はこの内容を参考に自分に合った竿選びをしていただきたい。

<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>

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