秋の「チヌフカセ釣り」の強い味方『練りエサ』使い方徹底マニュアル
2020年09月27日 17:00
抜粋
秋の高水温期におけるチヌフカセ釣りでは、練りエサが強い味方となる。今回は波止や磯のチヌフカセ釣りにおける、練りエサの使用術を詳しく紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)


秋のフカセに『練りエサ』を
初秋の磯、波止のチヌ(クロダイ)フカセ釣りと言えば、まだまだエサ取りの猛攻との戦いが厳しく、いかにして本命のターゲットにさしエサを届けることができるかがカギとなる。
秋は多種類のエサを使用(提供:WEBライター・兵頭良弘)そんな秋のチヌフカセ釣りの強い味方が、エサ持ちが良く、沈降速度の速い練りエサだ。大量に発生したエサ取りの層を突破し、狙ったタナへ少しでも早くさしエサを送り届けてくれるありがたいエサであり、それが釣果にもつながる。そこで、今回は練りエサの持つ最大限のメリットを生かした活用術について紹介したい。
練りエサの目的&種類
練りエサを使用する目的は、エサ取り対策、素早い沈下などのほか、海中で徐々にバラけることによる、まきエサとしての役割も果たす。他にも効果的な使用方法や副産物的なメリットは多いのだが、練りエサとひと口に言ってもいろいろなメーカーから発売されている種類があまりにも多い。最初にどれを購入してどう使えば良いのか分からないのが現実だろう。
まず、練りエサには大きく分けて、ノーマルタイプとハードタイプがある。名称の通り、軟らかすぎない程度のノーマルに対して、ハードな(硬い)タイプもある。
ダンゴ状の練りエサ
私が普段、よく使用している魚玉や魚玉ハードはその典型的な仕様で、生タイプの粒状エサとして使いやすく加工されており、袋詰めの段階でハリに刺しやすいよう、直径1cmほどの大きさのダンゴが袋詰めされている。
ハリを包み込むように付ける(提供:WEBライター・兵頭良弘)板状の練りエサ
他にも板状の練りエサも多種販売されている。粘りを重視したものや視認性を重視したもの、さらには集魚効果を高めたものなど、様々なシチュエーションに対応できるように細分化されている。
板状の練りエサは、必要な量を指で摘まんで丸めながら涙型、丸型に整形しハリに刺す。適度な水分を含ませながら硬さを調整するので、軟らかくなり過ぎないよう注意して練り込むことが大切だ。
練り込んだエサは、ハリを包み込むようにしてセットするが、チヌの食いが渋い時やエサ取りが少ない時などは数種類の練りエサを混ぜ合わせて使ってみたり、形を平たく押し潰してハリに刺すなど、変化をつけて使うことで、水中での動きに変化をつけることができる。
練りエサの刺し方(提供:WEBライター・兵頭良弘)ウキの浮力調整
練りエサを使う場合、生のオキアミなどと違って比重があることから、低浮力のウキでは海中に沈んでしまうことが良くある。私の場合は練りエサを使用する段階で、ガン玉B~2B程度の浮力を残したウキに変更してから、使うように心掛けている。慣れるまでは練りエサを付けた状態でタナを取り直すように心掛けよう。
具体的には仕掛けがなじむと、円錐ウキのトップが水面下ギリギリに浮くように調整し、練りエサがなくなった時に、ウキの頭が水面上にポッカリと浮くことでエサの有無が分かるように浮力調整を行う。少し面倒くさくても、釣果を得るための必要不可欠な工程として時間を掛けるようにしよう。
工夫が必要(提供:WEBライター・兵頭良弘)基本は「遅アワセ」
練りエサを使った場合のアタリの出方は、一気にウキを消し込むアタリもあるが、モゾモゾッとゆっくりとウキを持ち込むようなアタリが多いのも特徴である。
このようなアタリの時は、ウキが視界から消えてなくなるまで、じっくり待ってからアワセを送るか、竿先で魚のアタリを聞いてから、ハリ掛かりしたことを確認し、しっかりとアワセを送るようにする。要は遅アワセである。
練りエサは使い慣れると、エサ取りが全く気にならずに釣りを組み立てることができる。チヌ釣りにとって大きな武器となる万能エサである。まずは自らの手で触ってみて感触を掴み、ぜひ、実践で役立て欲しい。
<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>
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