ライトブリームゲームで本命不発 「長潮」は釣れない?【大阪南港】
2020年10月06日 11:30
抜粋
一般的に釣り人には避けられる「長潮」の日にあえてライトブリームゲームに出かけた。…が「長潮は釣れない?」を痛感した釣行を考察とともにレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


大阪南港でチヌ狙い
9月11日、一般的にアングラーには避けられることが多い「長潮」の中、あえて釣りに出かけてみた。この日の釣りは、このところ大阪南港で順調な、ジグヘッドとワームでチヌ(クロダイ)やキビレを狙うライトブリームゲーム。夕マヅメが上げ潮にあたるタイミングと、悪くはない潮時の中、17~20時を釣りタイムとした。夕焼けもきれいで、雰囲気は抜群である。
雰囲気は抜群(提供:WEBライター・井上海生)しかし、水面の状態を見て難しそうだと感じた。長潮は潮が入れかわる前の、古い潮が滞留している状態で、海中の状態が良くないといわれる。それがはっきりと目に見えて分かるような、汚いアブクの漂う海面。そして無数の浮きゴミ。しかもそれが、波止際に付いてしまっている。そこがこの釣りの一級ポイントなのに。
長潮の洗礼?
私が悪条件と分かっていながら、長潮の日にわざわざ釣行したのには、理由があった。私がお気に入りでライトブリームに使っているワームの、限定カラーを手に入れたのだ。それをどうしても使いたい…と、勢い勇んで海にやって来たのだ。アングラーとして、ウズウズして我慢できなかったのだ。
別注カラーのワーム(提供:WEBライター・井上海生)見た目としては、海はまったく魚の気配がないワケではない。むしろ、潮は動いているように感じた。しかし、いつもの際打ちでチヌやキビレがまったくアタらない。釣法をいろいろ試す。リトリーブ速度をかえてみる。リグをボトムふわふわさせてみる。リフト&フォールを試す。どれも不発である。
まったく食い気がないのか。まさか群れが抜けてしまったのか…。それはないはずだ。事実、泳いでいる個体を偶然目にした。上ずって、フラフラしていたが、何をしていたのだろうか。ともあれ、ソフトルアーにアタックしてくる感じがしない。
カサゴ連続ヒットも
18時頃、日が沈みかけたところで、まだノーバイトである。こちらの気持ちも、1時間でまったくの無反応な状況に萎えてきたところで、一つゴンとアタった。しかも、わりと引く。チヌかキビレか…、やっと乗せたと思ったら、大きなカサゴだった。
カサゴは裏切らない(提供:WEBライター・井上海生)これはこれでボーズ逃れできたからいいのだが…。違う、本命じゃない。時合いはすでに外している。「今日は本命は無理そうだな」と思っていたところ、そこからカサゴはそこそこアタった。しかもフッキングしたのは、まあまあ良型。多少、気分も回復してくる。
やはり長潮は釣れない?
長潮は、昔から釣り人が避ける潮だ。といって、地域性もあるのだろうが、やはり私の実感からしても、少なくとも大阪湾近郊では長潮の日に満足のいく釣行ができたことはない気がする。そして、この日は水色もひときわ悪かった。
魚の立場になってみる。水は汚い。浮きゴミ、流木、その他笹みたいな草まで水面に浮いている、こんな状態で何か食う気になるか…。ならないだろう。それが答えだと思った。
長潮は、干満の差がほとんどなく、ダラダラと長く潮が動き続けることから、「長潮」と呼ばれるそうだ。しかし、良いところもあるようだ。大潮のように目に見えて潮が動く日と比べて、ダラダラとでも潮が動く長潮。逆に言えば、その理屈上、時合いが長続きするということになる。それが魚の動きに良い方向で影響するとは言えない気もするが…。
そもそも低活性の可能性も
長潮に輪をかけて、この日は海のコンディションが非常に悪く、魚も低活性の日だったと思う。しかし、なんとかカサゴは釣り上げることができた。しかも良型で、ひとまず釣行した甲斐は感じられた。一応、何かが釣れることは証明された。
一方で、少なくとも大阪南港でチヌと出会いたい時には、やはり避けた方が良い潮なのかもしれないと勉強することができた。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
大阪南港エリア
所在地:大阪府大阪市
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