詳しく知りたい「ワインド」タチウオゲーム:トレーラーフックの意義とは
2020年10月06日 17:00
抜粋
どう猛な習性なのに、エサを食うのは下手なタチウオ。ワインド釣法では必須とも言えるトレーラーフックを付ける理由と自作方法を紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


トレーラーフックとは
タチウオは獰猛なバイトをする魚だが、ルアーへのアタックが下手だ。もともと、捕食が上手ではないのだろう。普段、イカみたいな比較的遊泳力の低いベイトを食っているせいだろうか…。ルアーにハリ掛かりしにくいタチウオ相手には、「トレーラーフック」が必須だ。
ワインドには、ジグヘッドの前方についているトレブルフックとは別に、そのトレブルフックに刺して、「トレーラーフック」を利用する。ハリ掛かりをアシストする、あるいは活性によっては後方のトレーラーフックへのフッキングがメインとなる、非常に重要なハリだ。
後方に付いているのがトレーラーフック(提供:WEBライター・井上海生)このトレーラーフック、専用品のジグヘッドを買っても、初期状態では付属しないものも多い。つまり、後から自分で買って、取り付けなければならない。あるいは、ちょっとした工夫で、自作することもできるので、その方法も紹介しよう。
1本バリか2本バリか
トレーラーフックを後付けする、つまり自分で買う場合は、ハリの本数に注意だ。釣具店を訪れて専用品のコーナーを見てみると、1本バリのものと、2本バリがある。
トレーラーフックは2種類(提供:WEBライター・井上海生)おすすめは1本バリ
筆者の経験上、おすすめなのは、1本バリ。ただでさえ、トレブルフックという目立つフックが付いている。魚の方でも、ハリが「なんとなく危険そう」と察知するのではないか。1本ハリの方が、どちらかというとその警戒心が薄れるのか、食いが良い気がする。
高活性時は2本バリ
しかし、タチウオの活性が高い時には、2本バリが良い。とにかくバイトが頻発するけれど、乗らない、というのは、タチウオの捕食のある種の「ドンくささ」が如実に出ている状態だ。食い気で、何にでも飛びつくのだけれど、捕食を急ぐ気持ちがあるのか、深いバイトにならない。そういう時には、ハリの本数が多い方が良い。高活性時には、ハリの危険を察知する警戒心は、低くなるだろう。バイト頻発時は、明らかにトレーラーフック2本バリの方がしっかりフッキングする。
トレーラーフックを自作しよう
トレーラーフックは、買うと何気に高い。5本入りで600円くらいする。ロストをする可能性も考えると、何も考えずにトレーラーフックを考えて装着すると、リグ単価が上がってしまい、失くしてしまった時に若干心に負うダメージが深い。
そこで、より安上がりに済ませるために、トレーラーフックを自作するという手もある。
準備するのは、手持ちの大きめの1本ハリ(バス用の0号程度、またはそれより大きめ推奨)と、ホームセンターなどで買える「熱収縮チューブ」だ。大体は、赤い色をしていて、ライターなどであぶることで収縮するというもの。
熱収縮チューブ(提供:WEBライター・井上海生)熱収縮チューブを利用
この熱収縮チューブを、2cm程度の長さに切って、その半分程度をフックの根元にかぶせて、ライターであぶる。すると、チューブが収縮して、ハリに固着し、残り1cm程度の「余りしろ」ができる。そこにトレブルフックを装着する…以上。
あぶって収縮・装着(提供:WEBライター・井上海生)非常にカンタンな上、この熱収縮チューブ、なかなか丈夫で、カンタンには外れない(筆者の経験上、一日投げていても外れたことがない)。
装着したところ(提供:WEBライター・井上海生)細かいことまでいえば、自作したトレーラーフックは、専用ヘッドと比べてハリ装着時の泳ぎのバランスまで考えられていない。とはいえ、もちろん釣れる。
食わない時の対処法
タチウオワインドをしていて、バイトするけれど食いきらない時には、トレーラーフックが合っていない可能性がある。低活性時には1本ハリを、高活性時には2本ハリを、と使い分けよう。また、ワームのサイズに合ったハリの大きさの選択をすることも大事である。たとえば60mmという比較的タチウオワインドでは小さめのワームを使用する際に、市販されている一般的なトレーラーフックをつけていると、これは大きすぎてさすがに察知される。
また、アタリがあっても乗り切らない時、トレブルフックが問題の可能性もある。シーズンをまたいで使っているようなジグヘッドは、きちんと水洗いして塩抜きできていないと、ハリ先がなまってしまうのだ。不安がある場合は、フックシャープナーで研磨しよう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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