今さら聞けないアジングのキホン:ポイントを『見切る』タイミング
2020年10月11日 11:30
抜粋
アジは「足で釣る魚」。いれば何かしらの反応が出やすい魚なので反応がない時にはランガンがオススメ。今回はランガン時の「ポイントの見切り方」について解説したい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


「見切り」の重要性
アジングは、釣れる時にはすぐに反応が返ってくる。しかし、回遊魚なので、基本は潮の上げ下げに絡むとはいえ、食いが立つタイミングを正確に掴むことは難しい。
「ここはいつも釣れるし、釣れそうな気配もある。でも、まだ釣れないな…」そういう時には、1カ所に固執してしまいがちだ。この「不動の姿勢」では最悪、ノーフィッシュで終わることもあるので、タイミングが合っているはずなのに釣れない気配がする時には、早めに見切った方が良い。
今回は、アジングにおいてどれくらいで場を見切るべきか、私見を述べたい。
3方向に3投ずつ
私の場合、「鉄板」と思っている場所ならともかく、初場所は相当早く見切る。そのタイミングとしては、3方向に3投ずつして、何の反応もなかった時だ。
まず方向は、向かって「正面・左手・右手」。それぞれに3投ずつ、レンジを、「表層・中層・ボトム」と分ける。使用するジグヘッドは、静穏な漁港なら基本的に0.8g、少し潮が効いている場所ならば、1g程度だ。
3方向に3投ずつしてみよう(提供:WEBライター・井上海生)アジがいれば反応がある
アジは気難しい一面もある魚だが、タイミング(潮の効く時間)をとらえていれば、合計9投もすれば、そこにいさえすれば必ず1回はアタる。そのアタり方が問題で、レンジキープ中のショートバイトなら、アジの吸い込む力が弱いと見てジグヘッドを軽くする。あるいは、「ちょんちょん」とリグをアクションさせた後のショートバイトなら、フォールの動きに反応している可能性が高いので、ジグヘッドを重くする。
これで釣れる時は釣れるし、変化をつけることで、アタりがより明確になる。そうなればバイトは近い。もし9投して何も反応がない時には、それで移動してしまう。ポイントを見切るのだ。
ランガンでアジを狙う
1カ所を見切ったところで、次に行くポイントを決めていなければ、そんなに大したかわりもない場所をフラフラ~と迷子みたいに歩きながら、釣りをすることになる。これでは見切った意味がない。同じポイント内でも、必ず今まで打っていた場所と、変化のある場所を打つことが大事だ。
変化のある場所を探そう(提供:WEBライター・井上海生)私の場合、同じポイントで3カ所程度見切ったら、もう別の場所に大きく移動してしまう。「ランガン」だ。そのために、回るポイントは3つ程度考えておこう。潮の条件が良い時に回りたいので、なるべく近場にその3つが固まっていると良い。
また、アジングは風との戦いだ。特に冬にかけては北風がいつでも吹いているので、南向きのポイントか、風裏になるポイントを見つけておくと、風に悩まされず、焦らずに落ち着いてアジングができる。
釣り場選びのヒント
1カ所を「釣れない」と見切った後、次に入る場はどこにしよう?…迷う場合は、以下のようなポイントを参考にしてみてほしい。それぞれ、アジが溜まりやすいポイントだ。
・風の吹いていく方向(アジのベイトのプランクトンが風に乗って動くため)
・コーナー(堤防の角など)
・常夜灯下
・漁港のミオ筋(上げ下げのタイミングで必ず魚の通り道になる)
・気泡が浮いているところ(アジのベイトのプランクトンが気泡とともに滞留している)
・エギンガーが多い場所(イカのベイトとなっているアジがそこにいる可能性が高い)
定番の常夜灯周り(提供:WEBライター・井上海生)ランガンでアジを狙おう
1カ所で回遊待ちするのも良いが、アジはその日によって結構、回遊のルートとタイミングがかわったりする。特に今年は「黒潮大蛇行」の影響で40年に一度のアジ不漁と言われており、いつものポイントにまったくアジが入らない可能性もある。
居つきの魚を狙って河口域にいくなど、マイポイントでの反応が鈍ければ、移動するのも一つの手だ。「アジは足で釣る魚」という一面も確かにあると思う。軽装でできる釣りなのだから、動くことをいとわない心掛けも大事ではないだろうか。そしてランガンは、その日釣れる場所を探すことと同時に、「ここでも釣れるんだ」というポイント発掘にもつながる。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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