使い古したルアーの『メンテナンス』方法 ロスト要員としても活躍?
2020年10月16日 11:30
抜粋
アングラーなら必ず、持ち余りの古いルアーがあるはず。でも、捨てるのももったいない。あるいは思い出がある。それならば、修復して再活用しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


壊れていなければOK
リップの破損、部分的な断裂などがあれば、もうそのままにしておいた方がいい。修復できないことはないが、さすがにコストがかかりすぎる。そして、おそらく修復できたとしても「形」が戻るだけで、「泳ぎ」までは元通りとはいかない。もっとも、思い出のあるルアーならば、懐かしいフィギュアでも手元に置いておくような感覚で、修復する意義もありそうだが。
壊れていなければ、再活用することができる。多くの場合、ルアーがダメになっている部分とは、「ハリ周り」だからだ。
フックのサビ取り
筆者の持っているバイブレーションを見本に修復手順を説明したい。
サビてハリ先がなまっている(提供:WEBライター・井上海生)画像ではわかりにくいかもしれないが、なかなかひどい状態だ。かれこれ5年くらい前に買ったシーバスルアーで、最近はまったく使っていない。しかし昨年、タチウオがバイブレーションに食ってくるパターンを発見したので、再利用したいと思い、修復することにした。
サビ取り剤を使用
まず、サビ取り剤(例:KURE5-56などが有名)を使用してサビを落としていく。ハリ周りに吹き付けたのち、ウエスで拭い取る。
サビ取り剤を吹き付ける(提供:WEBライター・井上海生)基本的にこの作業を繰り返すだけで徐々に汚れが取れていくが、より細かい部分までサビ落としをしたい場合には、歯ブラシを使うときれいに落ちる。
スプリットリングも忘れずに
ちなみに、ハリだけでなく、「ハリ周り」というのは、スプリットリングも含むからだ。スプリットリングの破断は、滅多なことではあり得えないが、大型魚がヒットしたときの心配はある。きれいに磨くか、新しく購入して付け替えても良いだろう。
ハリ先の研磨
次に、ハリ先の研磨だ。大体、サビているようなハリは、経年劣化もあって、先端部分がなまってしまっている。あるいは、ハリ先がなまったことを理由に使わなくなったルアーも多いのではないか。
シャープナーを使用
今は「フックシャープナー」という研磨のための道具が出ている。コレを使って、ハリ先を研げば、きちんと刺さるレベルに復活する。
フックシャープナーで研磨(提供:WEBライター・井上海生)研ぐ方向
フックシャープナーを使ってハリ先を研ぐときには、必ず、ハリ先から根元に向かって研ぐ。この方向を逆にすると、つまり根元からハリ先に向かって研ぐと、ハリ先に「バリ」のようなものができてしまい、刺さりが悪くなることもある。
ひとまず復活したルアー(提供:WEBライター・井上海生)ご覧の通り、メンテナンス後はいい感じになった。画像では見えにくいが、サビは大方取れ、ハリ先も復活している。ちなみに、フックシャープナーを使うと表面のメッキは取れてしまうので、ハリ全体が黒っぽくなるのは仕方のないことだ。
傷の入ったルアーの活用法
お気に入りのルアーにキズが入ると、気になってしまうこともあるだろう。使い込めば使いこむほど、ルアーはだんだんと表面塗装が剥げて、ズタズタになってしまうものだ。
傷の入ったミノー(提供:WEBライター・井上海生)このミノーで大きいカマスを釣りまくった時期があり、傷が入ってしまった。特に使う気になれない、というわけではないが、これからタチウオの時期が始まる。思い立って、タチウオ用として蓄光テープを貼ってカスタムすることにした。
カスタムミノー(提供:WEBライター・井上海生)うん、釣れそうな気がする。これも修復、再利用法のひとつといえるだろう。
古いルアーは修復してロスト要員にしよう
筆者は古いルアーの修復と、その使いどころに関しては「ダメもと」の精神だ。そもそも使っていなかったのだから、「ロスト要員」として、ボトムとかキワすれすれとか、攻めた使い方もできる。一種の節約として、古いルアーを修復してみよう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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