秋は『イカダ五目釣り』が楽しい季節 家族釣行向けターゲット5選
2020年10月16日 16:30
抜粋
秋の行楽でオススメなイカダでの五目釣り。ファミリーフィッシングで手軽に狙えるターゲットを紹介しましょう。この秋は家族でGOフィッシング!
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)


秋は『イカダ五目釣り』がオススメ
釣り用のイカダは年間を通じてイカリなどで固定して設置されていることが多いです。そのため、風が吹いて波が立ちやすい場所では、破損したり、流されたりと被害が出ることもあります。
多くの場合、入り組んだリアス式海岸の地形を利用したり、大きな湾内で波静かな場所に設置されています。揺れも少ないため、ビギナーやファミリーフィッシングにオススメの釣り場です。
徐々に水温が下がってくる秋シーズンは、魚たちも暑さから解放され食欲旺盛になるのです。釣れる魚の種類も多く、多彩なターゲットが狙える好機と言えます。
イカダは絶好の釣りポイント
釣りイカダは四方に張られたロープの先にイカリやオモリが付いていて、定位置に固定されています。当然、イカダの下は「物陰」に当たり、それだけでも魚が身を潜める場所になります。
また、イカダを固定するロープやオモリ、アンカーなどは魚にとっては非常に身を隠しやすいストラクチャー(人工構築物)となっています。魚によってロープに付いていたり、アンカー周りに付いていたりと様々です。
また、五目釣り用のイカダは、魚の付き場となる「岩礁帯・人工魚礁」と比較的近い場所に設置されているのが特徴です。そのため、初心者でも様々な種類の魚を狙いやすいでしょう。
秋にイカダで狙える魚
釣りイカダは設置されている地形や海底の状況、潮通しなどの違いでターゲットとなる魚種が変わってきます。たとえば、潮通しのよいイカダなどでは、ハマチやシオ(カンパチの若魚)など青物が狙えます。
イカダで釣れたシオ(カンパチの若魚)(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)また、海底に魚礁などが入っているような場所ではカワハギやキュウセン、アジ、アオリイカ、グレ(メジナ)などが狙えます。
砂泥底ならシロギスやカレイ、マゴチ、ヒラメなど。場所によってはサヨリやイワシなどの小型回遊魚が狙えるような場所もあります。
家族にオススメの魚種
狙える魚種が豊富な秋の五目イカダですが、ここからはファミリーフィッシングで狙ってみたいオススメのターゲットを紹介しましょう。
1.アジ
イカダ周りには小アジが非常に多く付きます。波止よりもはるかに活性が高いアジが潜んでいるため、「サビキ釣り」で手軽に狙えます。
案外良型のアジも釣れる(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)イカダの場合はすぐ足元で釣れることや、水面からの足場が低いので、長い竿はあまり必要ありません。2m程度の短い竿でも十分に釣れますので、サビキ仕掛けとまきエサのアミエビを持参しておけば比較的高確率に狙えます。また、アジが釣れれば、後述する「お楽しみ」も増えてきます。
2.カワハギ
「エサ取り名人」と言われるカワハギ。エサを吸っては吐き出すのを繰り返し、エサ取りが非常に上手い魚です。しかし、イカダでは「これがエサ取り名人か」と思うくらい簡単に釣れてしまうことがあります。
ダブルでヒットもしばしば(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)仕掛けは専用のカワハギバリを使った専用品を使用。
エサはオキアミやイシゴカイ、シラサエビなどをエサにします。シラサエビは生きているのが最高ですが、冷凍物でもOKです。生きているシラサエビを現地で使うには、専用のエビクーラーなどが必要です。
イカダの真下で釣れるので、仕掛けを足元に落として、海底からゆっくりと仕掛けを上下させて誘います。活性が高い時には、オモリが着底するやいなやすでに掛かっている…なんて状態が続くことも。ただし、筆者の経験上、ピタリと食いが止まることが多いように思います。釣れている時にしっかりと釣っておきたいターゲットです。
時合いにまとめ釣り(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)3.シロギス
シロギスは夏場の定番ターゲットですが、秋が深まると、やや水深のあるイカダ周りなどに集まってきます。冬場に向けてエサをよく食べ、さらに深場へと落ちていく前の、いわゆる「落ちギス」が釣れることがよくあります。
イカダで釣れたキス(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)落ちギスは群れで移動を繰り返します。キス仕掛けにイシゴカイなどをエサにちょい投げで狙い、アタリがあれば集中して同じポイントを狙い、アタリがなくなれば探る場所を変えていきます。
オモリの着水音などで警戒してしまい、移動することがよくあります。コツは軽めのオモリを使用した「ちょい投げ」で、静かに釣ること。それでもアタリがなければ、群れが移動した先を探してみましょう。
4.ヒラメ&マゴチ
高級魚として知られるヒラメとマゴチ。実は、イカダでサビキ釣りをしていると、集まってくるアジの群れを追ってくることがあります。そのため、小アジがよく釣れている場所は、ヒラメやマゴチのポイントになっていることも多いのです。
釣り方としては、太めのハリスを利用した「飲ませ仕掛け」を使用して、ちょい投げや胴突きで底にエサを置いておきます。波止で使用する飲ませ釣り仕掛けが市販されているので、バッグに忍ばせておけばよいでしょう。そのエサは、前述したサビキ釣りで釣った小アジです。
小アジをエサにヒラメ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)つまり、小アジを釣りながら、釣れた小アジを仕掛けにつけて放り込んでおくだけでOK。コツとしては小アジの群れを居付かせるために、アジ釣りを始めたらあまり途中でやめないことです。
置き竿にしておけば…(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)5.アオリイカ
アオリイカも秋には内湾の浅い岩礁帯や魚礁周りに付いていることが多いターゲットです。釣り方は「エギング」と呼ばれる特殊な釣りですが、スピニングリールにPEライン0.8号前後を巻いておけば、竿はルアーロッドやサビキ釣りに使用する2m前後の竿でも代用できます。また、イカを釣るためのエギ(秋なら2.5~3号がオススメ)を持参しておきましょう。
アオリイカも狙える(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)竿を「シャクる」ことでエギを動かしますが、この動かし方が腕の見せどころ。ただ、イカダの周りでは朝イチ、非常に活性の高いイカがいることが多く、エギを放り込んでちょんちょんと動かすだけで、猛然とエギを抱きに来るようなイカも多々います。秋は数釣りも狙えるシーズンですので、オススメのターゲットの一つです。
釣り後のお楽しみ
五目釣りはいろいろな魚が釣れる釣りです。そのため、釣りを終えて帰宅後は「お楽しみ」が待っています。それはいろいろな魚を食べられること。五目釣果が出た時などは、もう夕食が楽しみでなりません。比較的、処理のしやすい小型の魚が多いので楽ちんです。
もし、自宅での処理で内臓などのゴミが多くなるとお悩みの人には、早めに釣りを終了して、あるいは釣りをしている最中に、イカダの上で魚の下処理を終わらせる…という手もあります。まな板や木の板にウロコ取りやナイフなどをを持参しておけば、効率よく処理をすることも可能です。
イカダの上で下処理(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)処理の終わった魚は、保存用のビニール袋などを持参してきっちりとクーラーボックスへ収納していきます。ただし、イカダの上を汚すことにもなりますので、しっかりと海水で流して汚れを落としてから帰路に就きましょう。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>
The post 秋は『イカダ五目釣り』が楽しい季節 家族釣行向けターゲット5選 first appeared on TSURINEWS.















