今さら聞けないアジングのキホン:「スナップ」使用の長所&欠点
2020年10月25日 17:00
抜粋
アジ、メバルを狙うライトゲームでは、スナップを使用する人と、しない釣り人がいる。今回は、スナップがライトゲームに与える影響について考えてみよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


スナップとは
スナップとは、ジグヘッドやルアーなどの取りかえを容易にするための小物だ。
これをラインの先端に結びつける。すると、ルアーをかえるときに、いちいちラインを切って付けかえるという手間が省略できる。スナップからリグを取り外して交換するだけだ。
ライトゲーム用のスナップ(提供:WEBライター・井上海生)ライトゲームにおけるスナップの形状として上の写真のように2つある。ひとつがより破断強度の強いラウンドスナップと、破断強度はやや劣るが必要十分でよりリグの交換が素早くできる簡易スナップだ。
メリットは手返しのよさ
スナップを取り付けることのメリットは、一つ、または二つだ。二つ目は後述する。
第一に、スナップを取り付けると、リグ交換の際の手間が大いに省かれ、手返しが抜群によくなる。ラインを切ってまた新しいリグを結びつける、という工程と比べると1/2程度の時間で済む。
特に時合いなど時間に迫られて釣りをするときには、スナップの使用はマストと言える。
食いは落ちる?
スナップを取り付けない派の意見としてしばしば聞かれるのが、「食いが落ちる」というものだ。タチウオのワイヤーリーダーほどではないが、要はリグの前に「金具」が一つ増えるので、それを魚に見切られ、食いにくくなるという理論である。
確かにそうとも言えそうだ。また、より細かいことを言えば、1gアンダーの軽量リグを使用するアジング・メバリングにおいて、スナップを取り付けると、リグの総重量が0.1g程度は確実に増す。そのことを頭に入れて釣りをしなければならないだろう。
またスナップの面積の分、水中で受ける抵抗が多くなる。これは、操作感が向上するというメリットともいえるかもしれないが。
筆者自身の私見を述べると、一般的なアジング、メバリングにおいて、スナップの有無でそこまで釣果がかわる印象はない。しかし、「釣れないな」というときに、スナップのせいかもしれないと疑い、実際に取り外して釣れたことも何度かある。つまり、シビアコンディションでは、スナップの存在が、釣果に影響してくることもあるようだ。
筆者の愛用するスナップ(提供:WEBライター・井上海生)歯による攻撃に耐えることも
もう一つ、スナップのメリット(?)とも言える点を挙げる。
それは、魚の歯の攻撃に耐える、ということだ。アジでも、ベイトフィッシュを捕食していて歯が発達している魚は、歯がありリーダーを噛み切ることがある。そこに一つ、金具であるスナップを取り付けておくと、紙一重でフッキング時の歯の接触に耐えるかもしれない。
また私の印象では、チヌ、シーバスのビッグゲストの歯の攻撃を、やはり紙一重でかわせているのではないかという印象がある。丸呑みした場合は関係ないが、口元にフッキングしたとき、特にチヌはご覧のようにものすごい恐ろしい歯をしており、脅威である。
恐ろしいチヌの歯(提供:WEBライター・井上海生)この歯の攻撃によりラインが切られるのを、スナップが防いでくれているのではないか、と思うのだ。筆者のメインフィールドである大阪南港は通年チヌ、シーバスの魚影が濃い。彼らの襲来に備える意味でも、私は基本的に必ずスナップを付けて釣りをする。
スナップは持っておいたほうが無難
スナップは、あるに越したことはない。邪魔になるものではないのだから、とにかく持っていけばいいと思う。しかし、ひとつ悩みがある。スナップはほとんど物感がない。袋に入れておくと風で飛ばされてしまう危険もあり、保管方法に悩む…。
そこで私は、なまったジグヘッドのアイに大きめのラウンドスナップをつけ、そこに必要分をまとめて取り付けてワームケースの中に入れ、保管している。一応これで今まで不用意にロストしたことはない。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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