今江克隆のルアーニュースクラブR「スプーンに全集中〜難解な中層のワカサギ喰いバスをカンタン釣るために〜」の巻 第1022回

2020年10月28日 07:30

[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」]

抜粋

自分の36年以上にわたるトーナメント歴の中で、常に意識していた目標があった。それは、全ての「ルアージャンル」を使い、JB最高カテゴリーでの表彰台を獲得することだ。

そしてその目標を、これまでほぼ何らかの形で結果に絡め、達成してきたこともまた自分が誇れる実績の一つである。

しかし、そのルアージャンルの中で未だ自分が決定的なキモを発見できず、未達成のジャンルがある。一つは意外かも知れないが「バズベイト」、そしてもう一つが「スプーン」である。

中でも「スプーン」、「ビッグスプーン」に関しては、最も難解不可解なジャンルで、何がバスの捕食本能訴を引くトリガーになるのか? 自信を持って説明しきれない謎の多いルアーだった。

「メタルジグ」や「メタルバイブ」は、実績も自信も十分にあるジャンルだが、「スプーン」は同じメタルルアーでも全く違ったジャンルのルアーだと感じていた。

ルアーフィッシング最古の歴史を持つ原点のルアー、それが「スプーン」。今江的に最も難解なルアーであり、その回答を得るために足掛け17年もの歳月が掛かった

ルアーフィッシングの原点…難解な「スプーン」

「スプーン」は、ルアーフィッシングの原点とも言える単純極まる形状のルアーだが、果たしてどう使うのが正解なのか? 形状の違いによる動きの善し悪しは? 巻くのか? シャクるのか? ハイリフトなのかショートリフトなのか???

アメリカのトーナメントで「セクシースプーン」が流行った折には動画で勉強もしているし、何となく釣った経験もある。

だが、「セクシースプーン」に似たモノは作れても、それでは「セクシースプーン」を超えることは出来ない。ゲーリーの「ヤマセンコー」同様、あまりにもシンプルすぎるが故に、キモを押さえない小手先の形状変化では、本家を越えられないからだ。

同時に「セクシースプーン」自体も、本当に日本のフィールド、バスにベストマッチしているのか? その確信を持てなかった。

ダウンサイズや小手先の形状変化ではなく、明らかに日本のフィールドで格段の効果が期待できる「スプーン」、それが自分に理解できるまで、「スプーン」と言うルアーはまさにアンタッチャブルなジャンルだった。

もうかなり古い話になるが、一時は日本でも大流行したビッグスプーン。ベンパーカーの「マグナムスプーン」、ストライクキングの「セクシースプーン」、共に大きさ差以外に大きな差は見当たらなかった…

「ビッグベラー175」の衝撃!

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