秋の『デイナマ』は『トップゲーム』で数釣り好機 4時間で4バイト
2020年10月31日 11:00
抜粋
今や周年楽しめるとも言われるナマズ釣りだが、秋こそベストシーズンと唱えるナマズアングラーが増えている。本当かどうか実釣してみて感じたことをレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山根央之)


季節的なナマズの生態
一般論として、ナマズを生態学的に見ていくと、春の増水に合わせて川から水路や支流を遡上し産卵する。ナマズの活動水温は10~30℃と幅広く、真夏は特に浅い場所で活発に捕食行動をすることが知られる。
秋になると、用水路や支流から川に下り、冬は水温変化の少ない場所で活動量を落とすと考えられている。
デイナマズの盛期は秋?(提供:WEBライター・山根央之)ナマズのベストシーズンは?
ナマズのベストシーズンには諸説ある。まずはその根拠を確認しよう。
春説
春説を唱える場合の根拠になるのが、産卵遡上というイベントだろう。冬の間、釣り人からのプレッシャーを受けていないナマズが遡上してくるため、ルアーに反応させやすいというメリットもある。
夏説
夏はナマズにとって最も標準代謝が増える時期になり、多くのエサを摂餌しようと試みることは言うまでもない。加えて、カエル類が多く出る時期でもあり、ナマズが表層への意識を高めるシーズンとも捉えることができる。高水温になることで、溶存酸素の豊富な流れ込みや雨上がりの水温低下など、ポイントやタイミングを絞りやすいのも釣り人にとってプラスだ。
秋説
さて、今回の議題である秋説だ。ナマズにとっての適水温になるため高活性ではないか?真夏の暑さで厳しかったデイゲームでも好釣果が出るようになるのでは?
そんな仮説を唱えながら、愛知県西部を流れる水路群へ出かけてみたので振り返ってみよう。
秋説の実釣検証へ
今回釣行日に選んだのは、最低気温が20℃を下回る日が連続して続いた、10月上旬の晴天日。水路の周りには真っ赤なヒガンバナが咲き誇り秋になったな、と実感させられる。夏を引きずり半袖で家を出てしまい、後悔しながら実釣を開始した。
検証に訪れた水路(提供:WEBライター・山根央之)ポイント選択に注意
早速、春先に爆釣する産卵場近くの水路にやってきたが、なんと水が抜かれ完全に干上がっている。夏の夜に必ずナマズがついている小さな流れ込みも同様だ。辺りを見渡せば田んぼは稲刈りを終えている。10月ならまだ水を落としてないだろうと高をくくっていたが、安易なポイント選択だった。
秋のナマズの着き場を探す
こうなると嫌でも秋のナマズの動きを想像してポイントを選ばないとバイトすら貰えないで終わってしまう。そこで、本流に繋がり、水位が冬でもかわらない中規模な水路に向かうことにした。
この水路は、流れ込みや堰など目立ったストラクチャーが少なく、狙いどころに困るいわば大場所だ。岸際を中心に大きな音を出す、ハネ系トップウォーターで手早くチェックしていく。こういった大場所では、とにかくルアーの存在を知らせることが大切だ。
バイトが出るポイントを発見
200mほど釣り下がったところで、チュボッ!とナマズらしいバイトが!活性は高いようで2度も絡んでくるのが見えたが残念ながらフッキングには至らず…。続けざまにオープンウォーターで控えめなバイトがあるもこれも乗らず。捕食音から想像するに若干スレているようだ。
ルアーをカップ系のトップウォーターに変更し、30mほど下ったところでようやくナマズがヒットした!それにして、もものの50m程度の区間で立て続けに3尾のナマズからアタックが貰えた。この狭い範囲にナマズが溜まっている。そう思えた。
結果は「4バイト2キャッチ」
その後200mほど下るもチェイスなどなく、車までの帰り道に再び釣れた区間を丁寧に探ってみるとチュパッ!と出た。日中のナマズ釣りはチェイスからバイトまで丸見えで最高に楽しい。約4時間程度の実釣時間で4バイト2キャッチという結果に満足したので納竿とした。
ルアー変更でヒット(提供:WEBライター・山根央之)秋のナマズ釣りを振りかえる
当日の釣りを振り返ってみて見えてきたことを紹介する。
好釣果を得られたポイントの特徴
今回4バイトを得たポイントは「支流との合流点の下流側」だった。
なぜ、この場所がよかったのか気になったので、テキサスリグを使って川底をズル引いてみると、水深の変化があることが分かった。上流側の2川は数十cmと浅い水深だが、合流点下流側は1m程度あり、その水深が下流にかけて続いていた。それぞれの川から下ってきたナマズが一旦このポイントに溜まるのだろうか。
合流点の下は水深が1mほどあった(提供:WEBライター・山根央之)秋はデイのトップゲームで数釣りを
僕の個人的見解で恐縮するところであるが、確かに敵水温による高活性でデイゲームも楽しめるがポイント選択の重要性と春から蓄積されたスレを考慮すると、「秋だけがナマズ釣りのベストシーズン」と表現するのは少し違うと感じる。
とは言え、ナマズ釣りにもシーズナルパターンが必ずある。それを追究していくことで、秋はトップだけのデイゲームで数釣りができるだろう。
秋のナマズはまだまだ高活性だが、大場所のピンポイントに蝟集し始める季節でもあるため、自身が把握している秋ならではのポイント(釣り場)の引き出しの多さが大切だ。
<山根央之/TSURINEWS・WEBライター>
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