波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】

2020年11月11日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

10月11日の朝、冷凍庫からオキアミを発掘し、三重県・紀伊長島方面へ車を走らせた。エサ&ルアーで楽しんだ波止の小物釣りをレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】

長島の漁港で小物釣り

道中で河川をチェックするが、南下するに従って増していく水量と濁りに不安が募る。そして午後1時、到着して見た赤羽川に絶句。流れの入る長島港はパスし、まずは流入のない小さな漁港でサオを出すことにした。

海の色は完全に水潮。いつもは底まで丸見えの港内も、辛うじて中層が見える程度だ。今回は堤防際に群れる南方系のカラフルな小魚を狙う予定だったが、パッと見る限り魚の姿はない。取りあえずは状況確認だ。

仕掛けは袖バリ2号の胴つき3本バリ。市販のワカサギ仕掛けをカットしてもいいが、私はやや太めのハリスで自作している。これに米粒大にカットしたオキアミをセットし、堤防際に落とし込んで様子を見る。ところが底まで探っても反応はない。

と、ここで水面から50cmほどに小魚を発見。エサを落とすと一発で食った。上がってきたのは、フエフキダイの幼魚と思われる7cmほどの小魚。サイズこそ小さいが、スタイルのいい魚だ。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】フエフキダイの幼魚(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

南伊勢でヤマブキベラ登場

これに気を良くして周辺を探ってみたが、とにかく水潮がひどい。尾鷲方面に移動も考えたが、前日の雨量や流入河川の規模を考えると期待は薄い。そこで向かったのは、逆方向の南伊勢方面。

旧南島町の漁港をチェックすると、なんとか敷石の輪郭が確認できる。仕掛けを投入すると一瞬にしてエサが消滅した。これは期待できそうだ。オキアミをハサミで小さくカットして丁寧にセット。こうすることでエサの食い込みが良くなり、ヒット率も向上する。

小さなアタリをアワせると、上がってきたのは極彩色のヤマブキベラ。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】極彩色のヤマブキベラ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

続いて、極小サイズのアイゴも顔を見せた。ヒレに毒棘(きょく)を持つ魚なので、どれだけ小さくても油断は禁物だ。

オキゴンベ追釣で釣果鮮やか

この魚が群れていると面倒なので隣の港に移動すると、ここでも即ヒット。青く輝くソラスズメダイが上がってきた。普段は釣り上げた瞬間に黒くなってしまうが、水潮が影響しているのか、この日はしばらく鮮やかな色を保っていた。水中に姿は見えないが、底付近に群れているようだ。他にもスズメダイやオキゴンベが顔を見せ、青、緑、赤はそろった。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】オキゴンベ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

あとは黄色と白。狙うはチョウチョウウオやシラコダイ、ハタタテダイといったトロピカルフィッシュだが、これらは数が少ない上に他の魚が先に食ってくるので、サイトゲームでないと分が悪い。

ルアーでオオモン&カサゴ

どうしたものかと思案しているとルアーマンの姿が見えた。あれはもしや、と声をかけると、何年も会っていない古い釣り仲間だ。久々の再会に話も弾み、ここで私もルアーに変更。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】ジグヘッドでオオモンハタ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

ボトムを探ってオオモンハタとカサゴを追加し、夕マヅメを前に錦漁港に移動する。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】底を探ればカサゴも(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

トップでメッキ連発

ここは今回のポイントの中で最も潮色がいい。期待を込めて五目ジグ5gをキャストし、スロープ付近を探るとメッキがヒット。予想以上に小さいが、この状況では釣れるだけでも上出来だ。

波止小物釣りでカラフル釣果 釣り方問わずが面白い【三重・紀伊長島】メッキ連発(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

さらに1匹追加して居場所を特定し、ピグミーボックス・ペンシルに変更。高速ドッグウオークで探ると早々に水面が割れた。相変わらず10cm強の極小サイズだが、トップに出れば楽しさ倍増。暗くなるまでに数匹を追加し、最後は常夜灯周りでアジを狙う。

こちらも15cm級ながら数釣りを楽しみ、ネンブツダイのオマケも含めて全部で11魚種。午後からの半日釣行と考えれば悪くはないだろう。水潮もあってエサ釣りは振るわなかったが、前回釣り損なったメッキとアジの顔も見られたことで満足の釣行となった。

<週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年11月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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