【和歌山2020】出雲崎の磯グレ「フカセ釣り」攻略 初冬は浅ダナ狙い?
2020年11月22日 06:00
抜粋
グレの魚影が抜群に濃い和歌山・串本の出雲崎エリアで磯のグレを攻略するためのノウハウを紹介。初冬は浅ダナ狙いが基本中の基本だ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)


出雲崎の磯フカセグレ
初冬の磯のグレ釣りにおいて、中、良型が数狙える釣り場として、TSURINEWS記事でも、筆者のホームグラウンドの一つ、和歌山・串本町の出雲崎エリアを紹介してきた。今回は、具体的に高確率でグレに出会える実践方法を私なりに解説してみたい。
まずは出雲崎エリアの概要だが、このエリアは黒潮の影響をまともに受けるグレの魚影が抜群に濃い。海底の地形も、多くのシモリや溝などが複雑に入り組んだ絶好の魚の住み家になっているのが特徴だ。
浅ダナ狙いを想定
初冬期は全体的に浅ダナでも中型のグレが数多くアタってくるので、狙うポイントも沖の本流筋を中心に、潮目や潮のヨレ、磯際から払い出すサラシの切れ目付近など、グレ釣りの中では基本的な狙い方でグレを食わせることができる。これから磯のグレ釣りをやろうと考えている人やビギナーには、オススメのエリアだ。
浅い水道部分なども好ポイント(提供:WEBライター・兵頭良弘)そんな出雲崎エリアで普段、筆者が初冬の磯で行っている釣り方の標準パターンを紹介したい。
エサの選び方
この時期、浅ダナ狙いが中心となるフカセ釣りにおいて、まず、沖の潮筋を狙うことを想定した時のまきエサを用意する。
私の場合、1日で使用するまきエサは生オキアミ6kgに対し配合エサとして、グレパワー沖撃ちスぺシャル、イワシパワーグレスペシャル、グレパワーVSPなど、遠投性と集魚力の高い物を適量に混ぜ合わせて使用する。
遠投&浅ダナを想定した配合エサ(提供:WEBライター・兵頭良弘)これは本流が40~50m沖を流れる出雲の沖磯を想定してのことで、少しでも浅いタナまでグレを浮かせて食わせることを念頭においたものだ。
さしエサは生オキアミを中心に、エサ取り対策としてボイルを少々持参することもあるが、生オキアミはエサ持ちを考慮して加工オキアミであるくわせオキアミスーパーハード(Mサイズ)を使用することが多い。
オススメのタックル
出雲崎で使用するタックルだが、初冬の時期は30~35cmクラスが中心となるので、磯竿1.25号5mクラスに道糸は1.75~2号程度、リールはレバーブレーキ付きのスピニングリールが扱いやすいだろう。
ウキは円錐型が潮乗りも良く、仕掛けに張りも持たせやすいのでオススメだが、浮力は攻めるポイントによってもかわってくる。おおむね0号~3B負荷のウキを用意しておくと、どのような状況下でも対応できる。
尾長グレが竿を引ったくっていくこともあるが、私の場合、ハリスは仕掛け全体のバランスを考える。道糸が1.75号の場合は1.5~1.75号、2号の場合は1.75号~2号を中心に使い分けている。
ハリはグレ4~6号で、尾長グレがくるようなら尾長専用バリの4~5号を使用する。基本的にハリスにはガン玉は打たない。
ウキの選び方
以前にも本流釣りの攻め方については紹介したので、ここでは省略させいただく。
【秋磯『本流釣り』で狙うべき4つのポイント 良型尾長グレ攻略に必見】を読む。
まず、沖の潮目や沖のヨレを攻める場合、私は普段、使用するウキに比べてひと回り大きめのウキをセットすることにしている。
これは潮筋が沖になればなるほど、竿先からウキまでの距離が遠くなることによって、さまざまな外的要因が仕掛けに加わり、狙いたいポイントからウキがズレてしまうことが考えられる。そんな状況を避けるための対応策でもあるからだ。
大きなウキは小さなウキに比べ、全体の体積が大きいのでグレに対して違和感を与えてしまうが、その分、少しの風や波の影響があっても潮をしっかりとつかんでくれ、潮筋を外さず確実に仕掛けを運んでくれるメリットの方が多いと考えるからだ。
大きめのウキで仕掛けの安定を図る(提供:WEBライター・兵頭良弘)もちろん、状況に合わせた浮力を考慮してウキをチョイスする必要がある。基本はあくまでもウキから下の仕掛けが、いかに狙うタナになじんでまきエサと同調しているかを推理し、設定することが重要である。
大胆なガン玉使いも
最後にサラシ付近を狙う場合の釣り方だが、これも以前紹介しているので詳しくは省略するが、潮筋を狙う時と同じように、要は、サラシの中でも切れ目でも、結局は仕掛けがグレの食うタナできっちりとなじんでいるがどうかである。
【磯フカセ釣りでの『サラシ』攻略法 「ウソのサラシ」の見分け方とは?】を読む。
サラシの強弱によってガン玉を大胆に打つことで、時には仕掛けをなじませることも必要となるので、グレ釣りでは良く釣る人のことを「あの人はポケットの引き出しが多いなあ」と呼ぶのも納得できるところである。
<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>
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