東京湾で「秋のシーバス祭り」開催中 待望の『コノシロパターン』炸裂
2020年12月05日 16:30
抜粋
東京湾の秋のシーバスゲームにおいて、ファンが心待ちにしている「コノシロパターン」。今回は、この釣りの魅力や注意点、実釣の様子をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山根央之)


秋のコノシロパターン開幕
「初めてのイッピキ」を求める言わば魚種マニアの僕は、シーバスアングラーを名乗れるほどの者ではなく、シーバスを狙った釣行は年に数回程度だ。そんな僕が毎年決まって釣行するシーバス釣りのパターンがある。それが今から報告する東京湾の「コノシロパターン」だ。
僕には幼い頃から国内外で一緒に釣行を重ねてきた3つ年下の弟がいる。そんな弟が近年力を注いでいる釣りの一つが、シーバスフィッシングだ。10月下旬、弟からコノシロパターンが今年も開幕したとの一報を受けた。
ベイトに合わせルアーも大きめをチョイス(提供:WEBライター・山根央之)初冬に産卵を控えたシーバスは秋に荒食いをする訳だが、中でも25cmを超すコノシロの群れに付くシーバスはとてもアグレッシブだ。海面にコノシロの群れを追い込みパンッパンッという捕食音を上げながら豪快にボイルする。ルアーサイズをコノシロに合わせるため、最低でも15cm、大きい物では20cm以上の物を使用する夢のビッグゲームの面白さを知ってしまうと、なかなか他の釣りに足が向かなくなってしまうほどだ。
ナイトウェーディングでシーバスゲーム
さて、東京湾のコノシロパターンはボート、岸壁、ウェーディングと様々な場所から楽しめるが、僕が一番面白いと感じるのは、干潟のナイトウェーディングだ。自らコノシロの群れに取り囲まれながら目の前でボイルするシーバスと対峙する。目線や距離が一番自然に近いため迫力満点だ。
夜のウェーディングには様々な危険がつきものであることは言うまでもない。釣行時は必ず現場に行き慣れた人とバディを組み、複数人で釣行しなくてはならない。気象条件や海況は刻一刻と変化するため、時間、体力、精神力に余裕を持つことも忘れてはならない。
東京湾の干潟にもアカエイが多く生息している。実際にウェーディング中の遭遇率も高く、年に数回しか海に浸からない僕でさえも何度もヒヤッとさせられた経験がある。幸いにもエイガードと呼ばれるエイ被害を軽減させるグッズが販売されているので必ず活用したい。
干潟でのウェーディングにはエイガートを(提供:WEBライター・山根央之)なお、夜のウェーディングならではのマナーとして、フラッシャーと呼ばれる発光器を自分の背後に取り付けることが挙げられる。万が一、漂流した際にSOSサイン等、自分の位置を知らせることができる。釣り人口が多い東京湾では背後からルアーを投げ込まれないようにするためにも必ずフラッシャーを付けるように心がけよう。
フラッシャーで自分の位置を知らせよう(提供:WEBライター・山根央之)「至福」のコノシロパターン
11月の大潮後の中潮で千葉県のウェーディングポイントに釣行した。当日は背後から風速2m/s前後の心地いい追い風だ。海況も穏やかで安全に釣りができた。情報の通り、大量のコノシロが集結していてヘッドライトを灯すとパニックになったコノシロ達がゴンゴンとウェーダーに当たってくるほどだ。
今回使用したのは、16cm前後のウエイクルアーと呼ばれるフローティングミノーだ。この釣りでは水面をゆっくり引くことができるルアーを選択することが重要だ。15cmも潜らせれば毎投コノシロがスレ掛かりしてしまう。
コノシロパターンにはウエイク系のルアーが欠かせない(提供:WEBライター・山根央之)水面に引き波を立てるようなイメージでルアーを引っ張っているとパーンッ!と遠くで捕食音が聞こえてくる。シーバスがルアーにバイトした音だ。ほんの少しタイミングが遅れてサオが絞り込まれる。まさに至福のひと時だ。
77cm頭に良型シーバス連発
潮の下がり具合に合わせてポイントをかえる予定で下げ5割から入水し、一か所目のポイントで早速良型がヒットした。目の前で豪快にエラ洗いをされるが何とかいなして無事77cmのシーバスをキャッチした。
大型がいとも簡単に釣れてしまう(提供:WEBライター・山根央之)潮が下げてきたので本命のポイントまで進んでいく。先ほど77cmを釣った場所はすでに干上がっている。コノシロの群れもほどよく入っており、弟曰くあと30分くらいでボイルが始まるらしいが、今日はどうだろうか?
読み通り干潮間際のタイミングで豪快なボイルが発生した。もはや青物も交じっていると思えるほどのナブラとなり、ここからは爆釣タイムだ。1時間弱の間に73cmを筆頭に60cm台を6匹釣ることができた。コノシロより少し大きいボラが目の前で追われている光景は大変迫力があった。やはりウェーディングは生き物との距離が近くて面白い。
エキサイティングな釣り(提供:WEBライター・山根央之)まだまだ粘れば釣れる状況ではあったが、潮が満ち始めたタイミングで帰路についた。干満差のある場所でのウェーディングでは早めの行動が大切だ。今年も無事にコノシロパターンを堪能することができた。今後も安全第一で自然と触れ合っていきたいと思う。
<山根央之/TSURINEWS・WEBライター>
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