『ふるさと納税』で船釣りが楽しめる町「南知多」 多彩な釣り物を紹介
2020年12月15日 11:00
抜粋
伊勢湾の沖釣りの一大基地となっている愛知県の南知多町。年間を通して様々な魚が狙えるが、ふるさと納税を駆使すればかしこく釣りを楽しむことが可能だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)


「南知多」は船釣りが盛ん
愛知県の南部に位置する知多半島。伊良湖沖をはじめとする、伊勢湾の沖釣りの一大基地となっているのが、愛知県の南知多町だ。南知多町には主に4つ漁協があり、その漁協に所属する遊漁船を利用すれば、この豊穣の伊勢湾口で沖釣りが楽しめるというわけだ。
南知多エリアのフィールド(撮影:TSURINEWS編集部)4つの漁協とは、豊浜漁協、師崎漁協、片名漁協。それぞれに漁港から出船する遊漁船の特徴として、まず安心して乗船できる大型船が多いこと。よって多少海が荒れても出船できるうえ、広いキャビンとゆったりとした釣り座で、快適に釣りが楽しめることを意味する。
また、船長以外にも仲乗りという釣り人をサポートしてくれるスタッフがいる船もあり、エサを配ったり仕掛けが絡んだらほどいて回ったり、釣れていない人がいたらアドバイスをしてくれたりと、実に気配りが行き届いた環境で釣りを楽しめる。
中乗りと呼ばれるサポートスタッフ(撮影:TSURINEWS編集部)さらに、リールやサオなどのレンタル(有料)が可能な船も多く、大型乗合船の多くは、こういった貸し道具をそろえている。道具をそろえる前に体験してみたいという人や、グループ釣行する際に、道具を持っていない人がいても、新たに購入する必要もない。
このようなサービスの面において、南知多の遊漁船は非常に充実した体制が整っている。ゆえに、船釣りの経験がない人も、安心して乗船できてお勧めだ。
「ふるさと納税」で乗船券が貰える
南知多町では、新しい試みとして、「ふるさと納税」に対する返礼品として、紹介した4つの漁協の遊漁船の乗船チケットの進呈を始めた。寄付金額によって利用できるコースが変わってくるのだが、例えばフグやカサゴなどの中物乗合では3万円、ルアー乗合では4万円、ヒラメやウタセマダイなどの大物乗合は5万円の寄附金額で乗船チケットを手にすることができる。
返礼品の乗船チケットで船釣り体験(撮影:TSURINEWS編集部)ふるさと納税とは、自治体への寄附後に手続きを行うと、所得税や住民税の控除を受けることができる制度。控除の上限は収入や家族構成によって変わってくるが、自身の控除上限額内であれば、例えば5万円寄附しても、最大4万8千円戻ってくることもある。
ベテラン沖釣り師も、これから沖釣りを始めたいビギナーも、はたまた、遠征釣行にもぜひこの制度を活用して南知多に釣りに出かけてほしい。
釣り人専用ふるさと納税サイト
TSURINEWSにて新たに公開された『釣り人専用ふるさと納税サイト』。釣りに関する返礼品のみを扱った、釣り人のためのふるさと納税情報サイトだ。
乗船券以外にも、ロッドやリールなど釣り具の返礼品も多数掲載されている。うまく活用すれば、実質2千円で釣り道具から釣り船乗船券まで手に入ってしまうかもしれない。ぜひ一度チェックしてみてほしい。
釣り人専用ふるさと納税サイトがオープン!(提供:JTBのふるさと納税サイト「ふるぽ」より)四季ごとに様々な魚が狙える
さてそんな伊勢湾口の沖釣りだが、季節に応じた旬の魚を狙うことができる。ここで一年を通したこのエリアの釣りを紹介しよう。
なお、各魚種の紹介とともに、文中で説明されている仕掛けについては、本稿の最後にイラストでまとめているので、これを参考に釣具店で市販の仕掛けを購入するか、慣れた人は自作してほしい。
簡単に釣れる冬の人気者カサゴ
まず1月~3月の厳寒期だが、ビギナーに最もお勧めなのがカサゴ釣り。胴2~3本バリが付いた胴つき仕掛けという扱いやすい仕掛けで狙うわけだが、底さえしっかり取れれば釣果は手堅い。
手軽に釣れておいしいカサゴ(撮影:TSURINEWS編集部)慣れた人なら、優に50匹超の釣果を上げることも珍しくない。食べても非常においしい魚なので、根強い人気のターゲットだ。
人気上昇中のフグ釣り
そして近年、この厳寒期に人気があるのがフグ釣り。
食味抜群のヒガンフグ(撮影:TSURINEWS編集部)仕掛けにたっぷり付けたエサでフグを寄せ、その仕掛けに装着されている掛けバリで、フグの魚体を引っ掛けて釣るカットウ釣りか、胴つき3本バリの食わせ釣りで狙うが、人気のある大型ヒガンフグを狙うなら、カットウ釣りに分がある。
ただし、このカットウ釣り、慣れないうちは根掛かりが多くて難しい。そこで、初めての人には食わせ釣りがお勧め。カットウに比べれば根掛かりが少なく、アタリに合わせて口にハリを掛けて釣るので、他の釣りと基本は同じ。食わせ釣りでは、ヒガンフグよりも小柄なショウサイフグがメインになるが、もちろんヒガンフグも食ってくる。
初冬まではカワハギも(撮影:TSURINEWS編集部)ちなみに、フグには毒があるが、そこは心配無用。釣ったフグはフグ処理免許のある船長やスタッフがさばいて、身欠き(皮や内臓を取り除いた状態)にしてくれるので、帰ってからが非常に楽チンだ。
春は伝統釣法のマダイ釣り
4月になり暖かい日が続くようになると、ウタセエビを使った伊勢湾伝統のウタセマダイ釣りが開幕する。全長7~8mの長い胴つき仕掛けを使用し、産卵のために接岸するマダイを狙う。
伊良湖水道のマダイはブランド魚(撮影:TSURINEWS編集部)産卵を控えたこの時期のマダイは、一年で最も味が良くなるので熱心に通いつめるファンも多い。
夏は数釣りも狙えるイサキ
5月の下旬になると、注目を集めるのがアジやイサキ。特に初夏のイサキは、腹に真子や白子が詰まり、身には上品な脂をまとうようになる。
大人気のイサキ(撮影:TSURINEWS編集部)釣り場となるのは、渥美半島外側の大山沖。片テンビンに専用の吹き流し仕掛けを着けて狙う。いい日は大漁が期待できるが、仕掛けを定位させるタナ(水深)をうまく魚に合わせないと釣れないので、船長や仲乗りスタッフにアドバイスをもらい、的確なタナを攻めるようにしたい。
このイサキの釣れだしを今や遅しと待ち望んでいる釣り人は多く、平日でも込み合うので、乗船予約は早めがお勧めだ。
大人気のマダコ釣りも
そしてイサキとほぼ同時期に開幕するのが、マダコ。
簡単に釣れておいしいマダコ(撮影:TSURINEWS編集部)北は常滑から南は師崎の沖まで集結し、専門で狙うコースもある。タコがたくさんいれば釣るのは容易で、仕掛けもシンプル。おまけに水深の浅い近場がポイントになるので、船釣り入門にもお勧めだ。
たくさん釣れて食味抜群のタチウオ
そしてタコが終盤になると、タチウオが始まる。年によって釣れ始めにバラつきはあるが、シーズン後半ほど型も良くなる傾向がある。
人気者のタチウオ(撮影:TSURINEWS編集部)テンビン吹き流し仕掛けで狙うのが定番だが、片名漁協所属の船では午後便で、昨今人気のタチウオテンヤで楽しめる船がある。関西で爆発的な人気を誇るタチウオテンヤ、仕掛けもシンプルで、タチウオのアタリや引きがダイレクトに楽しめて面白い。
入門に最適な秋のウタセ五目
そして秋口の9月ごろになると、面白くなるのがウタセ五目釣り。
ウタセ五目で釣ったマダイ(撮影:TSURINEWS編集部)ウタセエビをエサにした五目釣りなのだが、前述のウタセマダイとは違い、仕掛けもシンプルで、中・小型魚が中心になり、非常に手軽だ。
この釣りの対象魚は、ヘダイ、小型のマダイ、カサゴ、カワハギ、ホウボウ、マゴチ、サンバソウ(イシダイの若魚)、ヒラメ、イナダなどさまざま。特にサンバソウは人気で、ときにはイシダイと呼べるサイズが上がることもある。
大物狙いはヒラメ&青物
秋が深まってきて11月に入ると、活きたイワシをエサにしたヒラメ釣りが始まる。
人気ナンバーワンの大物がヒラメ(撮影:TSURINEWS編集部)イサキと並ぶ人気の釣り物で、釣って面白く、食べておいしい。おまけに、外道で釣れる魚も、ワラサやハマチ、マゴチなど中~大型魚ぞろい。ときに大物のブリや、ハタなどの高級魚との出会いもある。
ワラサなどの青物も(撮影:TSURINEWS編集部)ルアーフィッシングにも対応
そして一年を通して安定した人気を誇るのが、ジギングやタイラバ(季節による)。各漁港から出船しているルアー専門船で楽しめる。
こちらも四季によって狙うターゲットが変わるのだが、やはり人気はブリやワラサなどの青物。回遊によっては年中狙えるが、最も好釣果を期待できるのが秋から冬にかけて。
ジギングの代表的なターゲット ブリ(撮影:TSURINEWS編集部)水温低下で湾奥から出てきたイワシなどのベイトフィッシュ(大型魚のエサになっている魚)に、ブリやワラサが着いて安定的に釣れるようになる。数年前には16kgというモンスター級のブリも上がっている。
また季節によってタチウオやサワラ、マダイなどもターゲットになる。その時々の状況によって使用するジグの重さや種類が異なってくるので、その都度船長に確認してほしい。
ふるさと納税を活用しよう
様々なターゲット、そして、色々な釣物を年間通して楽しむことができる南知多エリア。あれもこれもと目移りしてしまい、釣り物を選ぶだけでも一苦労かもしれない。
そんな時は、まずは「ふるさと納税」を活用してお試し釣行に出かけてみてはいかがだろう。素晴らしい釣り体験とともに、地方活性化への参加という充実感もきっと得られるはずだ。
<TSURINEWS編集部>
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