今さら聞けないメバリングのキホン:メバルがよく釣れる「潮」とは?
2020年12月18日 11:30
抜粋
メバルはすべて「居付き」ではない。夜になると釣れだすのは、単にレンジが浮くのでなく、群れが入ってくるからだ。そして回遊する以上、やはり潮の上げ下げで食いがかわる。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)


メバルは回遊する
メバルは基本的にそこまでフィールドを大きく動く魚ではない。ただ、回遊しないわけではなく回遊する。その証拠に…というべきか、夜に確実に釣れるポイントでも、日中はどうやっても釣れないことがある。おそらく少しオープンウォーター気味にレンジが深くなって泳いでいるか、大型の居付きは岸壁のえぐれにでも隠れているのだろう。
メバルが比較的簡単に釣れる夜になっても、なかなか食わないなと思うことがよくあるはずだ。そんな時は、潮をチェックしてみてほしい。まったく潮と絡まない時間に竿を出してしまっていないだろうか。やはり捕食のタイミングは、メバルのベイトであるプランクトンやベイトフィッシュが流れてくる、上げ潮に絡むのだ。
下げ潮でも下げ始めは釣れるが、下げきると難しくなる。そんな時は少しでも潮が効いている場所を探して入り直すか、後述する工夫した釣り方で狙ってみてほしい。
メバルがよく釣れる潮
筆者のメインフィールドである大阪南港という、比較的潮の流れが穏やかなフィールドでは、やはり大潮、中潮くらいが釣れやすい。それもはっきりと上げ潮に絡む。ただ、大潮の初日は当たり外れがあるというのは、ボートシーバスで何度か案内してもらった船長の言葉で、確かにメバリングでも、大潮初日はなぜか食わないことがある。
大阪湾近郊では、たとえば垂水漁港のような潮が非常に効くポイントでは、小潮でも良い釣りができる。潮通しが良い漁港などは、小潮でちょうど良いのだ。
間を取って……でもないが、全般的に良い潮といえるのは中潮だろうか。特にマヅメに絡む中潮は、アジングでは抜群だし、夕方もゆっくり動いてくれたりして、釣りやすい。
メバリングは潮を見て出かけよう(提供:WEBライター・井上海生)食いが立つのは上げ潮
メバルの食いが立つのは上げ潮だ。これは前述したように、潮の流れによってメバルの付き場所である波止際やストラクチャーに、プランクトンが滞留したり、ベイトフィッシュが入ってくるからだと思われる。
上げ潮に現れる気泡(提供:WEBライター・井上海生)ただ、上げ止まりは何気に釣りにくい。ポンポンと釣れていて、なぜか釣れなくなるタイミングがある。潮見表を見てみると、上げ止まりだったりする。おそらく、その頃合いに魚も満腹になるのだろう。
潮回りもよく、夜中に上げ潮が効く抜群の海でも、メバルが渋い日がある。何かあるのだろうが、これははっきりって分からない。アジほどではないが、メバルもフィッシュイーターを警戒するのかもしれない。一度釣ったメバルを、シーバスが追いかけてきたことがあったので、大型魚がウヨウヨしていると、メバルがこわがって壁にピタッと張り付いているのかもしれない。こうなるとコースを相当タイトに打つしかない。
下げ止まりの打開術
メバルと潮の上げ下げの関係で言うと、何よりも釣りにくいのが、下げ止まりだ。下げきって潮がまったく動かなくなると、特に静かな漁港内では、食わなくなる。消波ブロック帯では案外食うようだが、私はあまり消波ブロックに乗らないので、漁港内での打開術を考えた。
それは、徹底した表層サイレントレンジキープだ。しかも、ワームのシルエットも1inchちょっとくらいの、小さめ細めに落としてクリアカラーを使う。ナチュラルの中のナチュラルアクション、というかノーアクションで、波止際にほとんど引っ付けるように釣る。そうすると、堤防の継ぎ目などでバイトがくることがある。
下げ止まりはクリアカラーで攻略(提供:WEBライター・井上海生)潮を意識して臨もう
メバルのように反応の良い魚がダメな場合は、「潮が良くない」といわれる。それは潮回りということもあるし、上げ下げのタイミングだと思う。居付きは3割、潮に乗って微妙に回遊し、それによって入ってくる群れが7割、そして上げで食いが立つというイメージだ。
すべて居付きで一日中同じ場所、同じレンジにいるという甘い考えでは、まったく釣れないこともある。メバルボーズはさすがに辛い。潮を見て動こう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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