初冬の「夜アナゴ」釣り初心者入門 タックル~釣り方までを徹底解説
2020年12月19日 11:30
抜粋
アナゴといえば初夏の釣りモノというイメージだが、晩秋から冬にかけての今もまた、数が狙える熱いシーズンだ。今回は、晩秋のアナゴ釣りについて簡単に解説していきたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)


晩秋~初冬のアナゴ釣り
地域による差はあるが、私の地元の伊勢湾奥では11月中旬ごろから25cm前後の新子サイズが接岸し、徐々にサイズアップしながら冬まで楽しめるというのが例年のパターン。早い時期は夏の残りの良型も多く交じり、秋が深まるにつれて新子の比率が高くなっていく。
お手軽さも魅力のひとつ(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)アナゴにもいくつかの種類があるが、釣りの対象となるのは主にマアナゴ。日本の沿岸部で普通に見られる種で、内湾の砂泥地に多く生息している。夜行性の魚で、昼間は海底の穴に潜んでいることからその名が付く。
タックルとエサ
釣り方は、チョイ投げで沖を狙う方法が一般的。サオやリールは、ポイントに仕掛けを投入できるものであれば何でもOKだ。釣具店の店先に並んでいる安価なファミリーセットでも十分なので、誰でも手軽に楽しめる。
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 浅井達志)仕掛け
仕掛けは専用品もあるが、基本的にはシンプルな1本バリ仕掛けなので、市販のテンビンの先にハリス付きのハリを結ぶだけで十分だ。片テンビン、ジェットテンビン、名古屋テンビン、パイプテンビンなどいろいろあるが、好みのものを選べばいいだろう。
絡みにくいテンビン仕掛けがおすすめ(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)オモリ
オモリの号数は、釣り場の水深や潮の速さによって使い分けたい。浅場のチョイ投げなら5号程度、深場なら10~15号程度というのが一応の目安となる。
ハリ
ハリの種類は、エサによって使い分けるのが基本。アオイソメなどのムシエサを使うなら流線、切り身などの場合はチンタメバル、オールマイティに使うなら丸セイゴが使いやすい。いずれもサイズは10号前後、ハリスは2~3号が20~30cmもあれば十分だ。
竿先にケミホタルや鈴を付けるとアタリがわかりやすい(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)チョイ投げと並んで実績が高いのが足元の壁際狙い。仕掛けはチョイ投げと同じものでも問題ないが、お勧めはシンプルなブラクリ仕掛けだ。エサが海底ギリギリになるようにオモリを少し浮かせておくと、アタリが明確に出る。
ピストル方のハリ外しは便利なアイテム(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)エサ
エサはアオイソメやイカ、魚の切り身などが一般的だが、小型が主体となるこの時期は食い込みのいいアオイソメに軍配が上がることが多い。購入時にエサのサイズが選べる場合は、小型のものを指定すると1匹を半分に切ってちょうどいいサイズになる。
エサの付け方は、ムシエサなら通し刺しで垂らしは2~3cm前後、切り身の場合は縫い刺しでいいだろう。サオは1本でもいいが、効率よく狙うなら2~3本は用意しておきたい。
日没直後2時間がゴールデンタイム
日没とともに捕食活動を開始するため、日が落ちてからの2時間ほどがゴールデンタイムとなる。もちろんそれ以降も狙えるし深夜に時合いがくることも多いが、手堅く狙うなら日没直後からの釣りをお勧めする。
ファミリーフィッシングには最適(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)アナゴ釣りのポイント
釣り場はベイエリアから漁港、砂浜まで、海底が砂または砂泥地であれば場所を選ばない。とはいえポイントは意外にもピンスポットで、何本か並べたサオの1本だけにアタリが集中することも珍しくない。アナゴは暗くなると穴からはい出し、海底を移動しながらエサをあさる。このとき、おそらく決まった通り道があるのだろう。
かわいい顔だがエサに対してはどう猛(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)基本的には、連続した障害物に沿って移動すると考えられる。そのような場所は外敵から身を守りやすく、またエサとなる生物も多い。具体的には、岸壁の壁際、海底のカケアガリ、砂泥地と敷石や根の境目など。岸壁際などは一目瞭然で、しかも抜群に実績の高いポイントだ。
チョイ投げで地形を推測する
とはいえ沖目でアタリが集中することも多いので、目に見えない海底の地形変化も無視することはできない。それを推測する方法としてお勧めなのが、軽めのオモリを単体で投げるというもの。重すぎるオモリは根掛かりの原因となるため、底が取れる範囲内でなるべく軽いものを使いたい。
防寒対策は万全に(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)やり方は簡単で、投げたオモリが着底したら、あとはゆっくり海底をはわせてくるだけ。この時に、サオ先や手元に伝わる振動から海底の様子を推測するのだ。砂泥地ならこれといった振動はなく、カケアガリがあれば引き抵抗に変化がある。敷石や根があればゴツゴツとした感触、海草なら重みのある柔らかい手応えがある。
時合いになれば連発(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)地形が推測できれば、あとは仕掛けを投入してアタリを待つだけ。ただこれだけのことだが、あてずっぽうに投入するより、釣れる確率ははるかに高くなるはずだ。
3〜4本のサオで数釣りを狙おう
遠近に投げ分けて複数のポイントを狙うことで、その日のパターンやヒットゾーンがつかみやすくなる。夜釣りになるので、アタリを逃さないためにもサオ先に鈴やケミホタルをセットしておくといい。
水槽では愛らしい素顔を見せてくれる(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)とはいえ、あまりサオ数が多いのも考えものだ。釣り場を独占して5本も10本もサオを並べている人を見かけるが、それが好釣果につながることはまずない。それ以前にマナー違反でもある。
アタリを見逃さないためにも、また周りから白い目で見られないためにも、自分の手の届く範囲内にとどめておくのが正解だろう。時合いがくると2本同時にアタリが出ることも多いので、1人で面倒を見ることのできる本数は3~4本が限度だ。
<週刊つりニュース中部版 浅井達志/TSURINEWS編>
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