遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー

2020年12月28日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

前回は投げ釣り遠投の基本、「オーバースロー」を解説。スポーツキャスティング大会で優勝経験がある著者が、今回はさらに遠投が可能になる「スリークォータースロー」の方法を紹介!

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松尾幸浩)

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー

スリークォータースローで遠投

投げ釣りで一番大事なキャスティングの基本であるオーバースロー投法をマスターすれば、次はより遠くに仕掛けを絡まさずに飛ばせるスリークォータースロー(V字投法)をマスターしてください。

これは直訳すると4分の3であるように、オーバースローとサイドスローの中間であり、ややサイド気味に肩口からサオを振る投法です。また、V字投法とも呼ばれるように、サオとチカライトの角度が開きVの字になるのでそう呼ばれています。

オ―バースロー投法と大きく違うのは、サオとオモリの構えの位置、両足のアドレス、腰のひねりと体重の移動等、少し高度になりますので時間を掛けて練習してください。オーバースローよりもはるかに飛びますから。

構え方

まずサオを構える姿勢ですが、投げる方向に対してサオ先は30度ほど内向きに置き、オモリのタラシは2mほど(私はバットガイドの位置)取って、Vの字になるようにさらに内向きに置きます。

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー構え方とスタンス(作図:WEBライター・松尾幸浩)

ここからは私はサウスポーなので左投げで解説しますが、右投げの人は逆の足でセットして下さい。足は逆ハの字になるようにして(上の図参照)、左足は右足よりも一足分後ろに置きます。

目線はキャストするポイントの30度ぐらい上を見つめ、サオのグリップを持つ右手は真っ直ぐに伸ばし、軽く握ります。リ―ルを持つ左手は左の耳の直ぐ横になる位置に置き、左肩を担ぐようにセットします。下の写真を参照して下さい。

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロースリークォータースローの構え方(提供:WEBライター・松尾幸浩)

慣れてくると、サオ先の角度を45度ぐらいまで取ることができます。そうするとさらに振り幅が広くなり飛距離はアップします。

重要ポイント

ここで大事なのが以下の2点。

1. 足がステップして体重移動があること
2. 体を回転し、腰のひねりを利用すること

キャストの前に確認することは、平坦な足場のいい地面を選び、回りに障害物やサオを振る範囲に他の釣り人がいないこと。チカライトが切れる場合もあるので、かなり広く取って置きましょう。

そして、もう一度姿勢の確認です。

1.右腕を真っ直ぐ伸ばし、グリップは軽く握る。
2.リールは左耳の横に置く。
3.サオ先は30度以上内向きになるように構え、サオ先とオモリのチカライトはたるみがないようにピーンと真っ直ぐセット。
4.体の重心は左足に乗せ、目線はポイントの上空30度ぐらいを見つめます。

これでセット完了。

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー後ろから見たスリークォータースローの構え方(提供:WEBライター・松尾幸浩)

キャストの方法

さぁ、いよいよキャストです!

「リールの位置」に注目

足のステップを開始し、右足を目標方向に軽く踏み出して、重心の移動が始まり、右足が着地と同時にサオを振り込みます。右手はグリップを右の腰方向にひっぱり、左手は頭上にサオを上げるように力を入れて振ります。

このとき、リールの位置が高いほど遠心力が増し、振り幅が大きくなって飛距離がアップします(キャストの写真参照。リールの位置が高いです)。

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースローリールの位置を高く(提供:WEBライター・松尾幸浩)

体が正面に向くように右側に腰をヒネリ、体重移動して右足に全体重を乗せます。サオを大きく曲げるにはこの動作が重要です。よく飛ぶ人が「腰の切れがいいねー」と言われるのは、この動作になります。

注意点・コツ

また注意したいのは、前かがみにならず、大きく胸を張ることです。野球のピッチャーのように胸を張って腕は後から伸びてくると球のスピードが増すように、ここも大事です。体が正面を向き、リールが頭上の最高点に達したときチカライトがリリースされます。これが速いとオモリは頭上にテンプラとなり、遅いとライナーになって飛距離は落ちてしまいます。フィニッシュ直前にスィングは最大スピードになり、この速さで飛距離は決まってしまいます。

フィニッシュは左腕を伸ばし、右腕は右の脇腹で止めます。これでサオを45度ぐらいで止め、後はサオの反発でオモリは飛んで行きます。やはり高反発のサオの方がパワーも増して飛びます。最後はオモリを目で追い、ラインの放出に合わせてサオ先の向きを合わせ、スムーズにラインがガイドを通るように一直線にしてオモリが着水するまで気を抜かないように注意してください。

最後に

やはり上達するには上級者に教えてもらうのが一番です。我がクラブでは兵庫県加古川市上荘町の上荘橋下流の右岸にある大堰で、天気の日曜日にはキャスティング練習をよく行っていますので、のぞいてみてください。

<松尾幸浩/TSURINEWS・WEBライター>

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