年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?

2021年01月01日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

手軽にできるちょい投げは竿やリール、テンビンなど、アイテム自体はそう多くはありません。今回はそんな「ちょい投げタックル」のメンテ法を紹介しましょう。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?

ちょい投げアイテムのメンテ

ちょい投げでよく狙うターゲット言えば、夏場にはキスやハゼ、秋はカレイ、年間を通じて狙えるアナゴなどいわば、ターゲットをかえればオフシーズンはありません。また、竿やリールも専用のタックルはほとんどなく、シーバスロッドなど転用するタックルが多いですね。

釣行後に清掃などを行っている人もいると思いますが、オフシーズンがなく年中使い続けていると、どのタイミングでメンテンナスを行えば良いのか考えながら、ついつい先延ばしにしてしまうことも多いはず。そこで、メンテのタイミングとして、年末年始の休みをメンテのタイミングととらえると、毎年、同じタイミングで釣り具やアイテムの整備、整理ができると思います。

ちょい投げに使用するアイテムとしては、竿やリール、道糸、先糸(リーダー)、テンビン、ハリ、ハリス、三脚などです。ターゲットによってテンビンやハリなどの種類はかわりますが、アイテム自体は少ないのが特徴です。そこで、少ないアイテムの整備と合わせて仕掛け類など小物の整理も行っておきましょう。

竿のメンテ

竿はどんな釣りでもそうですが、海水での使用の場合は塩や汚れの付着が多くなります。

歯ブラシで汚れ落とし

特に気を付けて見たいのが、竿の継ぎ目とガイド部分、そしてリールシート部分やグリップです。筆者の場合、まずお風呂に持ち込んで温水シャワーをかけながら、100均で購入したブラシで汚れを落とします。温水シャワーを使うのは、塩分や汚れを落としやすいからです。

釣りをしていると、道糸を巻き取る際などに、どうしても海中に浮遊する汚れが道糸に付き、それがガイドの脚と竿の隙間にこびり付くことが多くなります。これを放置しておくと、ガイドの錆が出やすくなったりします。筆者はシャワーをかけながら、歯ブラシで軽くこすって汚れを落とします。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?ガイド脚の付け根に注目(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

虫エサなどを使用すると、虫エサを購入した際についてくるバーミキュライトや、釣りの際に使用する石粉などがグリップ部分に付いてしまうことが多くなりますので、ブラシなどでよくこすって落としておきましょう。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?グリップにはいろいろな汚れが付着(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

水洗い後は陰干し

すべて洗い終わったら、振出竿なら尻栓を抜いたまま、並継竿はそのままで陰干しにします。早く乾かしたい場合は、乾いたタオルで水気を拭き取ってから乾かします。

乾いたら、釣具店などで売っている、竿の表面用の保護材を塗布します。これで竿の表面はツルツルになり、振出竿なら非常にスムーズに竿を出すことができます。また、保護材を塗ることで釣行時に付着した汚れや塩分も落としやすくなりますので、日頃のメンテナンスも大切ですね。

リールのメンテ

古いリールの場合、完全に分解してオイルやグリスを入れなおして…といった内部までの細かなメンテナンスも行えましたが、最近のリールはほとんどが分解できない(オススメできない)システムになっていて、内部をメンテする際にはメーカーに出してのオーバーホールとなる場合が多いようです。

駆動部をメンテしよう

そんな状況でも自宅で簡単にできるメンテがあります。それは回転したり、駆動したりする部分です。具体的にはハンドルのノブ部分や折り畳み式ならその関節部分、そして糸を巻き取るためのラインローラーなどです。この辺りは陸上で釣っているにもかかわらず、海中に浸かった糸を巻き取ることで、海水がかかったりして塩分が付着してしまうことが多い部分です。できれば冷水で軽く水洗いして、陰干しした後、潤滑用のスプレーなどを噴きかけておきます。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?回転などの駆動部分にスプレーを(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

ラインの塩抜き

筆者はそのほか、スプールだけを外してから水に浸け、巻いてある糸の塩抜きもします。あまり巻きかえることがないPEラインなどは、1年近く巻きかえていなければ、このタイミングで新しい糸と交換します。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?ラインが古ければこの機会に巻きかえ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

小物類のメンテ

テンビンなどはボウルに入れて水道水に浸け、ザルに上げて陰干しをしてから容器に入れておきます。ハリやハリスなどは、1度使えば再利用することはあまりないと思います。

筆者の場合は、パターンの決まった仕掛け(キス用やアナゴ用など)をだいたい10組くらい常に保管しているので、このタイミングでもきちんと数を揃えておきます。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?100均のカード入れなどに仕掛けを収納(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

予備のハリやハリスなど足りないものがないか…も調べておき、ほかのジャンルの小物類と合わせて、釣具店へ購入にいき、新年の釣りで足りないものがないように揃えておきます。

年に1度の釣り具大掃除:ちょい投げ釣り 歯ブラシが大活躍?収納ケース内も整理を(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

ほかに三脚は軽く水洗いしてから、関節部分に潤滑オイルを差しておきます。さらにしっかりと整備するなら、水汲みバケツやクーラーボックスなどもしっかりと洗って、ニオイも残らないくらいにします。もちろん、リールのメンテに比べると、重要性は低いかもしれませんが、新しい年の釣りを気持ちよく迎えるための気持ちです。

<TSURINEWS関西編集部・松村計吾>

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