『メバリング』ステップアップ解説:見切りの早さに対処するには?

2021年01月08日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

メバルは一回見たルアーを2度と食わない……と言われる。そこで今回は、メバリングにおいて、見切りの早いメバルを攻略する手順を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

『メバリング』ステップアップ解説:見切りの早さに対処するには?

メバルは賢い魚

メバルは賢い魚で、一回見た疑似餌を二回目は食わないと言われる。しかしそれは逆にいえば「初見のものは何でも食う」とも考えられるし、実際、そのように手を替え品を替え、こちらのオプション次第で多段階的に釣れ続けることもある。

ライトゲームのターゲットとして、メバルは比較的簡単な魚である。しかし、その一面、警戒心が強いところもある。夜、表層に浮いていて、その大きな目を利かせて獲物を狙っている習性からして、まず人影や音にも敏感だし、実際によく見えるのだろうその目に入った疑似餌は、同じ個体の場合、一度食わないと2度目はほとんど絶対に食ってこない。

これはメバルを釣ったことのあるアングラーなら、本当によく分かる話のはずだ。1回目はアタったのに2回目以降、同じワームではアタらない。ワームをかえるとアタる。そして乗せバラシをすると、周囲の群れ全体にプレッシャーがかかる。

メバルは「一度見たものは2度と食わない」。学習する、賢い魚なのだ。ただ、その習性を逆手に取れば、こちらでいろいろとリグをかえ、同ポイントで多段階的に釣ることもできる。

『メバリング』ステップアップ解説:見切りの早さに対処するには?多段階的に数釣り(提供:WEBライター・井上海生)

プラグで反応確認

筆者の場合、おそらくその日まったく先行者がいない、スレていないようなポイントに入った時には、最初にプラグで反応を見ることにしている。というのも、プラグで釣れるとなんとなく嬉しいし、メバルの活性をサーチすることもできる。プラグのような目立つものに食ってくる場合は、活性が高いのだ。

ただし、反応がない場合は多投しない。コースをかえて2、3投する程度にする。特に波動が大きい動きをするルアーは、多く投げすぎると魚をスレさせてしまうので注意したい。

ワームのインチアップ

基本的にメバリングはワーム(ソフトルアー)使用が主流だ。なんといってもジグ単が強い。しかし、同ポイントで一度見たワームは2度と食ってこないので、筆者の場合、コースをかえて2投くらいしたら、そのワームはもうチェンジする。

その釣り方でも、だいたい3段階くらい釣れる。しかし、釣っていくうちに、どうしても周囲のメバルがワームを見切りだす。そうなると、ボリュームアップだ。それまで1.5inch級を使っていたのを、2inch級にする(逆にボリュームダウンする場合もあるが……)。メバルのレンジが入ったかな…と思った時には、少しジグヘッドも重くしたりして反応を探る。

『メバリング』ステップアップ解説:見切りの早さに対処するには?ワームのサイズ、形状をかえる(提供:WEBライター・井上海生)

その他、ワームの形状でいえば、テールの形状がまっすぐのピンテールワームから、尾がくるくると回るようなシャッドテールワームにかえると、反応がかわったりする。

メタルで目先をかえる

夜のメバリングにおいて、実は1g程度のマイクロメタルジグはポテンシャル大である。まったくワームで食わなかったメバルが、突然メタルで食いだすことがある。

『メバリング』ステップアップ解説:見切りの早さに対処するには?メタルにも反応するメバル(提供:WEBライター・井上海生)

マニュアル操作の一般的なメタルジグ、また小魚をイミテートしてブルブルと振動して泳いぐメタルバイブレーション、これらの1g程度のものを持っていくと、ワームで渋い状況を打開できることがある。有効な一つのオプションだ。メタルといっても底を取らず、表層をなぞるだけなので、ほぼロストする危険がないのも良い点である。

プラグやワームに戻す

このように手をかえ品をかえ、散々打ちまくったポイントは、さすがに多段階的に釣っていると、もう何をしても反応しないかのように思われる。しかし、それが案外、最初に投げたプラグやワームに戻すと、またちょっとだけ反応することもある。

一度学習したものを、忘れてしまうのだろうか。「もうダメかな」と思ってから釣れだすと嬉しいもので、「ラスト一投」と思ってから100投くらいしてしまう……メバリングあるあるだ。

1時間前後でリセット

筆者の印象だが、一度スレさせたポイントも、1時間程度空ければ、またメバルの活性が戻るように思う。実際、ちょっとポイントを移動して戻ってくると、再び釣れだすということがよくあるのだ。

これはメバルが回遊しているのか、あるいは潮の上げ下げによるところも多いだろうが、何にせよ少し時間を空ければまた釣れることもあるので、覚えておこう。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>

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