今さら聞けない『サーフフラットゲーム』のキホン:難易度上げる理由3選
2021年01月09日 11:30
抜粋
難易度が高いと言われているサーフフラットゲームは、長続きしない釣りの筆頭かもしれない。なぜ難しいと言われるのか、その原因を考えてみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・奥田敦人)


サーフゲームの特徴
サーフはとてつもなく広いフィールド、辺りを見回せど同じ景色が続き、いったいどこで釣っていいのやら……。そもそも魚影が薄いこともあり、一級の場所を探すこと自体が難しい。また、サーフ自体色々な特性があり、目視できる地形になにも変化がないサーフ、砂が多く続いているサーフ、砂利が多く続いているサーフなど多種多様だ。
そんなサーフフィールドの特性で最も解りやすいのが、遠くまで浅瀬が続く遠浅サーフと、波打ち際から急に深くなっている急深サーフ、代表的なのがこの2つに分けられる。
広いサーフフィールドでできる大半の釣り方は、飛距離を出す釣りで、生エサを付けた投げ釣り、ワームなどを付けたロックフィッシュゲーム、生エサや泳がせでのウキ釣りなども可能だ。
そして、サーフで狙える魚は多く、代表的なのがキス、マゴチ、カレイ、ヒラメ、それに不意に回遊してくる青物などが挙げられる。
フィールドとなるサーフ(提供:WEBライター・奥田敦人)サーフフラットゲームの基本
サーフフラットゲームの代表的な釣り方は、ただ巻き、ストップ&ゴー、リフト&フォールなどが挙げられる。中でもサーフフラットゲームで一番多く使われるのが、ただ巻きではないだろうか?
使用するルアー
ミノーなどは自ずとレンジをキープしてくれるので、魚の活性を見ながら巻く速度を調整していき、魚が付きやすいポイントを手返しよく打ち込んでいくといい釣果が出やすい。
メタルジグやジグヘッドなどは一度ボトムを取り、海底から1m以内の範囲を巻いてくるようにする。1m以内を巻く理由として、フラットフィッシュのバイト率が一番多いと言われているポイントがそれになる。最近のメタルジグはしっかりと泳いでいると手元に伝わってくるものも多く、巻きスピードが非常に解りやすい。メタルジグなどは飛距離が出やすく広範囲を探りやすいメリットがあり、最初の一手として活躍してくれる。賛否あるだろうがリールはハイギア以上を選択したい。
ターゲット
サーフフラットゲームでのターゲットはヒラメ、マゴチ、この2種類になるかと思う。ヒラメは9月ごろから12月ごろまでがベストシーズンで、マゴチは6月ごろから8月ごろまでがベストシーズン。どちらも絶品の味で、釣る楽しみもあり食べる楽しみもある高級魚だ。
サーフフラットゲームに使用するルアー(提供:WEBライター・奥田敦人)難しいと思われがちな理由
では、そんなサーフフラットゲームが難しいと思われる理由を紹介したい。
1.ポイントがわからない
広大な砂浜に立ち、ただキャストしているだけでは当たり前だが釣れてはくれない。特にサーフフラットゲームで一番の肝になるのは一級のポイント探しだ。一級のポイントを見つけさえしてしまえば、高確率で釣果が期待できる。
だがこのポイント探し、他の釣りに比べ遥かに難しい。サーフフラットゲームでのポイントといえば、誰もが耳にするであろう「離岸流」。離岸流とは海岸に打ち寄せた波が沖に向かって戻る時に発生する強い流れのことで、波が戻る力により海底が深く掘れていて、エサであるベイトが溜まりやすい。
しかしこの離岸流、穏やかな波が続く場所、地形に変化が少ない場所、高低差が少ないなどの条件がある場所は、慣れるまでは非常に見つけにくく何度か足を運ぶ必要がある。目で見える範囲には変化がないが、目視できない場所に変化がある。あまりにも広大なフィールドであるがゆえに、わずかなポイントを探すのは非常に難易度が高いと言わざるを得ない。
ちょっとした変化がポイントに(提供:WEBライター・奥田敦人)2.ポイントがすぐにかわる
サーフフラットゲームでの一番の天敵、それは天候の悪化だ。特に一番いい時期に一番厄介な台風がやってくる。海が荒れに荒れ、そして穏やかになり、いつもの海に戻ったとしても、海底の目に見えない地形の変化は全く別物になってしまっている。今まで掘れていた所に砂が戻って全くフラットな地形に戻っていたり、河口付近では激しい川からの流れにより砂が押し流され、これまたフラットに戻ってしまっていて馬の背なんかも消えてしまっていることも……。
そうするとまた初めからのポイント探しとなってしまう。海が落ち着きだし数週間は変化がみられない場合もあり、根気よくポイントを探す努力がまた必要になってくる。
すぐに地形がかわる河口付近(提供:WEBライター・奥田敦人)3.釣果が出にくい
限られた時間の中で思うように釣果が出ない。サーフフラットゲームにおいてボウズは当たり前と考えた方がいい。ただでさえ数が少ないマゴチやヒラメ、時合いを考え行動したとしても回遊待ちの極僅かな時間でターゲットを釣り上げるのは非常に難しいと言える。
逆に考えれば、その極僅かなターゲットを釣り上げた時の喜びはサーフフラットゲームの醍醐味とも言える。どうしても釣果が出ない=難しいとなってしまうのは必然で、その先にあるものは長い間サーフフラットゲームをやり続けなければ見えてくるものではないので難しいと言える。
初心者でも挑戦できる釣り物
色々難しいことばかり書いてはみたものの、サーフフラットゲームは比較的始めやすく、釣りを始めたばかりの人でもいきなりヒラメが釣れたなんてこともある釣りなので、興味を持ったなら心配しないでぜひ挑戦して欲しい!
<奥田敦人/TSURINEWS・WEBライター>
The post 今さら聞けない『サーフフラットゲーム』のキホン:難易度上げる理由3選 first appeared on TSURINEWS.















