厳冬期の小アタリが寒グレ釣りの醍醐味 37cm頭に12尾【すさみ】
2020年02月12日 17:00
抜粋
和歌山南紀エリアの寒グレ(メジナ)釣果も徐々に低調に。そこで、この時期になると釣果が上向きになるすさみ地区へ、釣友の河本さんと1月30日にフカセ釣りに出掛けてきました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・安田裕也)
岩元渡船でシオフキへ渡礁
今回、お世話になったのは岩元渡船さん。朝6時半出船。船長任せで上げてもらったのはシオフキ。河本さんと北向きの先端で並んで釣りをする事にしました。
スタートの仕掛けはハリス1.5号を竿2本分取り、その中に00号のウキを入れた全遊動仕掛け。ハリは5号を選択しました。前夜に降った雨の影響で水潮気味なのか1投目からハリがなくなり、2投目にはフグが釣れてきました。潮も動かず苦戦です。
ウキがブレるアタリで35cm寒グレ
少しずつ沖へ仕掛けを離していくと、水面下を漂っていたウキがわずかにブレるアタリ。すかさずアワせるとズッシリとした重量感です。引きを楽しみながら浮かせたのは35cmほどの寒グレでした。
ゆっくりですが上り潮が流れ出すと、沖でパチャパチャとグレが跳ね出しました。すぐにウキを大遠投が可能なディスペイド00号に変更して狙うと、穂先がモタれるようなアタリでグレをゲット。2尾連続で釣れたところで、跳ねていたグレが沈んでしまいました。
タナを決めて小アタリ攻略
次はエイジアBに変更してウキ止めを2ヒロ少しぐらいのところに付け、タナを決めて狙います。すると、ウキが少しだけ押さえられるアタリ。この変化で送り込んだり、掛けにいったりといろいろ試してみると、ポロポロとグレを追加する事ができました。
河本さんとポイントをかわりながらアドバイスをし、グレを釣ってもらう事ができました。
グレが浮くのを待ち、当日最大サイズヒット
潮が止まるとさしエサが残り出しました。4ヒロぐらいまで深く探ってみるも、サンノジなどのゲストが増えるので、3ヒロ前後で追い打ちのまきエサをして、グレが浮くのを待っているとアタリが出ました。
当日の最長寸となる37cmグレ
結局、当日は37cmを頭にグレ12尾の釣果でした。水温が下がり、小さくなってきているアタリをしっかりとらえる事で良い釣果が出せたと思います。
<安田裕也/TSURINEWS・WEBライター>